ベヒーモス討伐
「いいクエスト無いかな~。お、このクエストは?」
[三大最終試練:黒竜(天空の主)の討伐 リヴァイアサン(海の覇王)の討伐 ベヒーモス(陸の王者)の討伐 推奨ランクA 条件Aランク冒険者が5人以上又はSランク冒険者1人以上]
「このクエストはなんですか?」
「このクエストは、何人ものAランク冒険者が挑んで亡くなってるんだ。」
リヴァイアサン(海の覇王)
黒竜(天空の主)
ベヒーモス(陸の王者)
「そうなんですか…。ではこのベヒーモスのクエストを受けさせてください。」
「話聞いてたか?それにAランク冒険者が5人以上必要だぞ?Sランク冒険者なら1人でも行けるかもしれないがな!」
「いや、僕Sランク冒険者ですけど…」
「嘘つくなよ。じゃあ冒険者カード見せてみな。」
「はい」
「ほんとにSランクだ…。す、すまない…」
「いえ、大丈夫です。なのでクエストを受けたいのですが?」
「いいとも、頑張ってこい。」
「ところでこの世界に空間移動系の魔法ってあります
か。」
「ああ、『転移』くらい誰でも使ってるぞ。ただ人を転移させることができるやつはほとんどいないな。」
「ありがとうございます。では、『創造の神』起動!魔法作成『時空間転移』!そして、『時空間転移』発動!」
ベヒーモスの住処
「ここがベヒーモスの住処か~」
「グワァァァァァ‼」
「お、早速おでましか。まずは弓を試してみるか。」
「ギャァァ」
「お、効いてるな」
《スキル『弓の達人』を手に入れました。》
ん?『知恵の王』の声とは少し違う気がするな。
まあ、いいか。
「次は槍かな~。よいしょ!」
「グ、ァァ」
「お~、ほんとに戻ってきた。」
《スキル『槍の達人』を手に入れました。》
またか?この声なんだ?
「グアァァァ‼」
「まだ生きてるのか。じゃあ次は剣を試してみよう。う~ん……紙みたいに簡単に切れるか
ら、手応え無いな…」
《スキル『剣の達人』を手に入れました。》
「ギァァ、ァ、グアァァァ‼」
「おっと、びっくりした。思わず投げ飛ばし
ちゃったけど…」
《スキル『武術の達人』を手に入れまし
た。》
「うん、やっぱりね。」
《スキル『弓の達人』『槍の達人』『剣の達
人』『武術の達人』を獲得したのでスキル
『武術の真骨頂』へと進化します。》
「なあ、『知恵の王』?この声なんだ?」
〈この声はスキル獲得時に聞こえるとされてい
る『世界の言葉』と呼ばれているものです。〉
なるほど、でも今までスキル獲得の時こんな声聞こえなかっぞ?
〈それは、本来手に入るはずの無いものを獲得していたり、自分で作ったりしていたからです。〉
じゃあ、自然に手に入ったスキルはこれが初めてということか。
「一旦、『ステータスオープン』」
名前:星雲陽翔 レベル:1万 力:10億 俊敏:10億 知恵:10億 防御:10億 魔力:10億 運:10億 アルティメットスキル:『創造の王』『知恵の王』
スキル:『解析鑑定』『自動地図』『物理攻撃無効』
『精神攻撃無効』『魔法攻撃無効』『アイテムボックス』
『武術の真骨頂』魔法:『時空間転移』称号:初の転生者
神の加護 すべての魔法の認知 ベヒーモスの討伐
あ、はい。レベル1万?さっき100だったよね? ステータスも全部10億って何だよ!称号もちゃっかり増えてるし。
ベヒーモスの死体を回収してから戻るか…
そのころ冒険者ギルドでは…
「おい、知ってるか?」
「何をだよ」
「ベヒーモスに挑戦した奴がいるらしいぞ。」
「は?1人で?」
「ああ まあ、どうせ勝てっこないだろ」
「そうだな」
「ただいま帰りました~。ベヒーモス討伐してきまし
た~」
「もう討伐してきたんですか⁉」
「あ、これがベヒーモスの死体です。」
「は、はい、か、確認取れました…。こちら賞金の1
000万円です…」
「ありがとうございます。」
「す、すげえええええええええぇぇぇぇ‼」