表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

10/16

裏クエスト

陽翔が起きる少し前のギルド

「おい、3大最終試練をクリアしたやついただろ?」

「ああ、そいつがどうしたんだ?」

「どうしたもなにも、あいつが10京もの魔物を1人で倒したんだってよ」

「まじか!それはスゲぇな」

「そ・れ・で!その魔物を使役していた邪神も倒したんだとよ!」

「凄いな⁉」

「あいつはこの街の英雄だな!」

「今は、眠っているらしいが、起きたら盛大にもてなしてやろうぜ。」

「そうだな!」


「う…ん?ここは…ギルド治療室か…」

「お!目覚めたか。良かった良かった!」

「オスカル……僕はどれくらい寝てたの?」

「ん~前回ほどは寝てないぞ?大体…5,6時間ぐらいだな。」

「そうか…そろそろ起きたほうがいいよな? いっ…」

「おいおい、大丈夫か?ずっと体に無理させていたんだから今は休んでおけ」

「そんなこと言っても…『ハイヒール』!……体の痛みが取れない…」

「肉体的な傷じゃないってことだな!」

肉体的な傷じゃない?だとしたら何だ?……!体の最適化か!くそ!

「分かったよ…治るまで休んでいるとするか…」

「おう!そうしておけ、俺は街のみんなに伝えてくるから。」

「街のみんな?」

「みんな心配しているんだぞ?街の英雄が死んだらどうしようって」

「英雄?僕が?」

「そうだぞ~お前は街を救ったんだからな!それじゃあな!」

英雄かぁ……響き良いな…あとなんか、騒がしい気がする…

「大丈夫か?ほら、フルーツタルトやるよ」

「街を救ってくれたありがとうな!俺はクッキーをやるよ!」

「あ、ありがとうございます!」

甘いものは好きだから嬉しいけど…あれ?甘いものって簡単に手に入るんだっけ?

「あの…甘いものって高価ではありませんでしたっけ?」

「ん?高価だぞ?だが、英雄に安いものを上げるわけにもいかないからな」

「そういうものですか?」

「そういうものだ。なあ?」

「「「「そうだそうだ」」」」

「それなら遠慮せずにもらっておきますね」

「ああ、そうしてくれ。」

そして、1時間後…次々とお見舞いの方々が来て…僕の周りには、お菓子の山が積み上がっていた。

「やっと、皆帰った…。戦うより疲れた…」

「あの、陽翔さん…」

ふと気づくとアキが扉から顔を出してこちらを見ていた

「あれ?アキどうしたの?」

「実は話しておきたいことがあって…」

「どうした?」

「私戦えないわけじゃ無いんです。」

「知ってるよ?」

「え?」

「だって、めちゃくちゃステータス強いし、何しろ種族がねぇ…」

「どうして私のステータスを知ってるんですか?本来、見ることはできないはずですけど」

「『解析鑑定』で見ただけだよ。」

「『解析鑑定』⁉昔の勇者が持っていたとされている伝説のスキルですよ⁉」

「勇者?勇者って他にどんなスキルを持っていたの?」

「スルーされた……勇者は…たしか…『アイテムボックス』『万能感知』『時空間転移』そして『英雄覇気』『英雄破道』を持っていたはずです。勇者がこの全てのスキルを集めると、真の勇者になれると言われています。」

どうしよう…『英雄覇気』と『英雄破道』以外持ってるんだけど…

「勇者ってどうやったらなれるの?」

「勇者になりたいんですか?勇者になるには一つ以上の都市に勇者だと認めてもらう必要があります。陽翔さんなら達成していると思いますよ」

『知恵の王』?僕って勇者になってる?

〈はい。それと、この街を救ったことによって、スキル:『英雄破道』『英雄覇気』を獲得しています。〉

…………は?そういう大事なことはさ?もっと早く言おうよ。何で黙ってるの?

〈解 そこまで強いスキルじゃなかったので…〉

それでも一言なにか言ってよ!お願いだから…

「それじゃあ、話もとに戻しますね。私は戦えないというよりも、戦わない方が良いということです。」

「ふむ」

「陽翔さんも知っている通り、私の種族は鬼なんです。」

そうアキは鬼なんだ、ステータスはこちら


名前:アキ・ティーフ(鬼) レベル:37 力:88万3000 俊敏:74万5764 知恵:42万7697 防御:87万6700 魔力:6679 運:9940 スキル:『鬼力開放』『???(鬼力解放した際、発現する)』『思念伝達』 称号:唯一の鬼


ちなみに、一般の人は全ステータス100ぐらい

そう考えるとかなり強いんだけど、僕の想像が正しければ…

「私は強いんですが…戦うと暴走し始め、結局更に被害を拡大させて

しまうんです。」

うん、想像通り

「なるほど…」

『知恵の王』?『鬼力開放』って何レベルから抑えられる?

〈50レベルが最低ラインでしょう〉

「言ったところでなんにもならないんですけど…誰かに言いたくて…」

「それじゃあ、僕がその力を抑えてあげようか?」

「え?そんな事ができるんですか?」

「多分…『カースインカンテーション』を応用するからできるか分からないけど……いい?」

「はい!もちろんです!」

「それじゃあ…いくよ。『カースインカンテーション』」

「力が…抑えられたような気がします!」

確認しておくか


名前:アキ・ティーフ(鬼・陽翔の呪い) レベル:37 力:88万3000 俊敏:74万5764 知恵:42万7697 防御:87万6700 魔力:6679 運:9940 スキル:『鬼力開

放』(一部使用不可)『???(鬼力解放した際、発現する)』『思念伝達』 称号:唯一の鬼


「僕は、ステータスが半減になる呪いをかけた。レベル50に到達したら解呪されるから、もう暴走することは何じゃないかな?」

「本当に、本当にありがとうございます…」

〈アキ・ティーフを詳しく『解析鑑定』した結果、スキル『鬼神力開放』『思念伝達』を獲得しました。〉

お、スキルも手に入ったか。でも、これだけで神に勝てるか?

「アキ」

「何でしょうか?」

「僕はこれからいろんな神を倒しに行くんだけど、一緒に来るか?」

「はい!」

おお、即答

「話は聞かせてもらったぜ!俺も一緒に行ってやる!」

「私も行く」

「オスカル…アリス…ありがとう!それじゃあそろそろ行くか!」

「おい、怪我は大丈夫なのか?」

「ああ、そのことね。それなら大丈夫。『自動回復』があるから。」

まあ、嘘なんだけどね。『ハイヒール』が効かないと分かったから急いで作ったんだ…じゃあ、別に嘘じゃないか。

「とりあえずギルドに行こ!」


ギルド

「おいおい、本当に裏クエストが出てきやがった…」

「しかも、指名クエストだろ?」

「ああ、他の人が受けないように徹底しているな。」

ギルドがざわついてる?まあ、いいか

「あの、今なにかクエストありますか?」

「あ、はい!指名クエストがありますよ」

「どんなものですか?」

「まず、キング・ブラック・フェンリルの討伐 武術を司る神の討伐 生命を司る神の討伐 創造を司る神の発見があります。どれから行きますか?」

「どうする?」

「ん~、キング・ブラック・フェンリルの討伐なんてどうでしょう?

テイムすることができたら、戦力の増加に繋がりますし。」

「でも、僕テイムできないよ?」

「え?できなんですか?てっきり、陽翔さんならできるのかと…」

「ちょっと待って……よし、できた。それじゃあクエストはこれにしよう

か。」

「出来たって何が?」

「後でね~」

「ねえ⁉ 教えてよ⁉」

「あとで、今人いるから。」

「わかった…」

「この場所はどこですか?」

「伝説の森という場所です。全ての魔物の上位種が集まっている場所です。」

「ありがとうございます。」

「『時空間転移』発動!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ