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200文字小説集 vol.2

これからも、ずっと君の笑顔を僕は独り占めにしたいと思う(200文字小説)

作者: 日下部良介

横断歩道の向こう側で君は小さく手を振った。

信号が変わって、すれ違う僕に君が微笑んだ。

「今夜は時間ある?」

「はい!」

僕の問いかけに君は明るく答えた。


同じ職場、同じ部所。

君が仕事中に笑う事はない。


男女の噂は時として当事者に辛い思いをさせる。

彼女もその一人だった。

上司との不倫を疑われた。

それ以来、君は職場では笑わなくなった。


今、君の笑顔を僕は独り占めにしている。

これからも、ずっとそう出来たらいいと思う。

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― 新着の感想 ―
[良い点] べた甘じゃなくて、爽やかな甘さっていうのが良いですね。 こういう、爽やかな恋愛って、いいですよね。
2018/11/29 20:48 退会済み
管理
[一言] 社内の噂に悩んでる女を上手い事落とした悪い男の話ですね、リア充は爆発してしまえ ヽ(#`_つ´)ノ タイトルのせいで少しストーカーっぽくもみえる( ´・ω・`)?
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