最後の一人と悪夢の終わり
俺はマチェットを上段から振りおろした
(がキィン)
「おっと、危ない」
「ちっ」
俺はすぐさま離れる
「さぁ、どう攻めてくるつもりだ?」
〈どうすればいい?何でも良いあいつにダメージを与える方法…
……?!そうだまだナイフがあった…けどあたるか?〉
俺はかなりの時間投げナイフの練習をしたが結局確実に当てられるのは3メートルまでだ
〈ここからは目測約4メートル……いけるか?いや刺さら無くてもいい注意をひければ…!〉
俺は懐からナイフを取り出した
「ふん、一刀が駄目なら二刀ってか?無駄だよ」
俺は奴に向かって走ったそしてわざと見せるようにナイフを投げた
(ビュッ)
相手が突っ込んできた
〈結局突っ込んでくるか、まあありがたい〉
すると
(ビュッ)
〈ちっ、投げナイフかだか奴もこちらへ来ているどちらを防御すべきか、いや考えるまでもない〉
私は相手の攻撃を弾いたが膝に激痛が走った
〈ちっあたったか〉
「うおぉぉぉぉ」
俺の攻撃は防がれたが奇跡的に敵の膝にナイフが刺さった
この好機を逃す訳もない
「うおぉぉぉぉ」
(ザシュッ ゴトン)
「はっはっはっ ふー、」
俺はマチェットで奴の首を切り落とした
アナウンスが響く
(本城 正樹さんが死亡しました残りサバイバーは三人です)
「あっ!帰ってきた!」
「し…新…新時…どうだったの」
「やってやったよ」
「やったじゃない」
「よかった、新時…」
が途端に顔が曇る
「でも、生きて帰れるのは二人まで…」
「いや、そもそも帰れるのか?」
三人に沈黙が走る
「とりあえず、案はある」
「そうなの?」
「ああ、だがかなりの賭けだ最悪しぬ、だが上手く行けば三人で生き残れる」
「出来るの?」
「やってみよう」
「賭けるからね!」
(斉藤 新時さんが死亡しました残り二人になりましたのでこれで終了とします生き残られた 観縞 京子さん 鹿野間 桐子さんは
島の南側の砂浜に起こしください)
(ババババ)
ヘリコプターの羽音が聞こえる
「終わったね」
「うん」
ヘリコプターが来ている着陸しドアが空いた
出てきたのは司会のあの男だった
「いやー、お疲れ様素晴らしかったよ、疲れてるだろうさあ乗りなさい」
二人が乗り男は声を発する
「君は乗らなくていいのかい?斉藤 新時君?」
「なんだ、ばれてるのか いつ気付いたんだ?」
「つい先ほどですよ」
「ふーん」
〈いや、うそだな恐らくあいつはヘリから降りた時から気付いていたはずだ〉
「で、俺は乗っていいのかい?」
「ええ、大丈夫ですよ、しかしどうやって生き残られたのかお聞かせください」
「簡単に言うと、手足縛って川へダイブして死んだところで蘇生してもらった」
「それは、随分な賭けをしましたね?」
「ああ、下手すると脳やらに障害が残るからな、運が良かったよ」
「わかりましたではお乗りください」
俺はヘリに乗りこむ
「上手くいったわね新時!」
「ああ」
「さて、これから貴方達には学園に来てもらいます」
「ちょっと待って、私達帰れないの?」
「ええ、世間一般では貴方達は死亡したことになっていますので」
「なるほどな で、その学園って?」
「…我が日本国に4つある軍事学園の一つ
東京軍事特別学園略して…東軍特校だ」
お疲れ様でした
ここまで観ていってくださった方々に感謝します
これから物語は第2部へと入ります
2部もどうかよろしくお願いいたします