信長続生記 幕間 『家督を継いだ次男たち』
思いの外時間がかかってしまいました、なんとか一月中に投稿が間に合って良かったです。
本編の続きは少々お待ち下さい。
信長続生記 幕間 『家督を継いだ次男たち』
「ああああぁぁぁぁぁぁッ! 暇だ! 暇だ! 暇過ぎる!」
大坂城のとある一室で、森長可が叫んでいた。
信長が朝廷と会談を行うため大坂を離れ、京へと向かう際に大坂城の守将として森長可が指名され、留守居役を務める事となったのだ。
本音を言えば、長可は信長に付いて行きたかった。
小姓として付いて行く弟の蘭丸に「役目を代われ!」と迫ってみたが、蘭丸は「上様の命に背く事になりますので、一命に代えてもお断り致します」と、言葉だけは殊勝な事を言っていた。
だがその眼の奥には兄へのからかいの色があり、口元も笑みの形になっていた。
本来であれば、主君が居城としている城の留守居役というのは、決して不名誉な役目ではない。
いやむしろその役を拝命するというのは、それだけその者を信頼しているのだという事に他ならず、主君からの信頼の証と取れる仕事でもあるのだ。
だが長可からしてみればそれでも退屈な事には変わりなかった。
なんといっても現在の大坂城の周囲には、敵になりそうな勢力がいない。
むしろ本拠地のすぐ近くに敵対勢力がいる方が問題なのだが、長可からしてみれば平和過ぎて腕が鈍るとすら考えていた。
敵対勢力との緊張感ある最前線の出城や、数日後には戦になるかもしれぬ野戦陣地の様な、戦独特の血沸き肉躍る高揚感。
槍の三左の異名を取り、数ある織田家の武将の中でも一際その武勇を以て鳴らし、最期には信長の退路を護り続けて討死にした森可成の息子として、長可は安閑とした時間を持て余していた。
大坂城内の広い庭で槍を振るったりなどもしたが、日がな一日中そんな事ばかりする訳にもいかず、また茶の湯や将棋などで時間を潰したりもしたが、それでもやはり暇な事に変わりはなかった。
しかし日に日に栄えてきた大坂城下にふらりと遊びに出る事は、長可が拝命した『留守居役』の仕事に反する行いとも取れるため、せいぜい城の櫓から街を見下ろすぐらいしか出来なかった。
そのため現在の長可は暇で暇で仕方が無かった。
「大体こんなデッカイ城に攻めて来る馬鹿などおる訳なかろうがぁ! 留守居役なぞ誰か他の者に命じて下されば、わしも上様のお供が出来たというに!」
ふて寝をするかのようにその場でゴロリと寝転がり、天井を見上げながら不平を漏らす長可。
そんな長可の耳に、こちらに近づいて来る者の足音が聞こえてきた。
長可が暴れたり叫んでいる最中は、たとえ警護の兵士でも何かの理由を付けては持ち場を離れようとするほど、周囲からは恐れられ避けられていた。
なので大坂城内では長可の機嫌が悪い時には、極力その視界に入らないようにと、皆が暗黙の了解にしていたほどであった。
そんな長可の元に近づいて来る者がいる、その事に長可はその足音の主に興味を持った。
「荒れておいでですな、義兄上殿」
「おお、誰かと思えば輝政か! ちょうど良い、弓か槍か相撲で勝負をせんか! いい加減槍の素振りは飽きておったのだ!」
長可の視界に入るなり池田輝政の方から声をかけ、輝政の姿を見た長可はすぐさま立ち上がり、暇潰し相手を見つけたとばかりに詰め寄った。
だが輝政の顔に浮かんでいたのは苦悩の色であり、長可の提案に嫌がるでも応じようともしていない、全く違う事が頭を占めている顔付きをしていた。
長可とて武辺者ではあるが、だからと言って完全な粗忽者という訳ではない。
輝政の顔を窺い「ふむ…」と一つ呟いてから、その場にどっかと腰を下ろした。
「わしに何か話でもあったか? ならば聞くぞ! 暇を持て余しておる故、つまらぬ話でも構わぬ」
「……お察し下さり有り難く存ずる…しからばこの場のみのお話とさせて頂きたい」
言って輝政はその部屋のふすまなどを閉め切り、極力周囲からの目や耳を遮断した。
元々先程までの長可の荒れっぷりに、意図せず人払いは済んでいたため、ふすまを閉め切る程度で事は足りるようだ。
部屋の中央に移動した長可と輝政は、互いに向かい合って座り、長可は腕を組んで胡坐をかき、輝政は正座をして居住まいを正した。
「で、なんじゃ? ここまでして話したいと言うからには、つまらぬ話ではなさそうだが?」
「……義兄上は先の羽柴対徳川の一戦にて、戦場の混乱の中で直接上様からお誘いを受け、戦場を離脱しその後は上様と行動を共にされたのでしたな」
「おお、そうよ! 亡くなられてしまったと思った上様が、まさか生きておられるとは思わなかったからのぅ! 鬼武蔵と言われたわしが、思わず泣いてしもうたわ! 鬼の目にも涙じゃな!」
自分で言った言葉がよほど気に入ったのか、その場で呵呵大笑と笑い始める長可だが、輝政の表情は冴えない。
長可の笑いが一しきり収まった所で輝政は言葉を続ける。
「某もあの戦では別の場所にて戦っておりました。 徳川軍の猛攻を受け、父も兄も討死にしたため某が池田家の家督を継ぐ事態と相成りました。 当主と嫡男、一つの戦でその両方を失うという、まさに上様と御嫡男・信忠様の如き散り様と、某は密かに父と兄は殉死をなさったのだ、と自らに言い聞かせ続け、あの日まで過ごしてまいりました」
輝政の声音が少しずつ変わってきている。
先程までは沈んでいた声音が、父と兄の討死にの話から段々と感情が昂ってきている。
それは怒りや悲しみといった、あまりよくない感情によって気持ちが抑え切れなくなっているのだと、長可にも分かった。
義理の弟の話を黙って聞き続け、長可にしては大人しく眼で「続けろ」と促す。
「しかし上様は生きておられた! 無論この事はお慶び申し上げる事にございます、そして義兄上も無事だったのは祝着の極み! しかし逆賊であるはずの明智まで生きて、しかもあれだけの事をやったにも拘らず、未だ上様のお側近くに侍る事を許されておる事に、某は納得がいきませぬ!」
「それは無論わしとて同じ。 明智の顔を見た時にはわしはすぐさま叩き斬ってやろうとしたが、上様がお止めしたために生かしておるにすぎぬ。 許しが出ればすぐにでも素っ首叩き落としておる所よ」
「某が納得いかぬ、というのはそれだけではござらぬ! 我が父は上様の乳兄弟として、物心付いた頃よりお側近くで仕えておりました股肱の臣! その父を見殺しにして明智を許し、また戦場の中でも義兄上のみを連れ立って我ら池田家は徳川に討ち破られ申した……上様からは改めて池田家の家督を継ぎ、父や兄の菩提を丁重に弔うよう申し渡されましたが、それでも…それでも某は、どうしても……」
言いながら、輝政の眼には涙が浮かび始めていた。
長可は、確かにこれは余人には聞かせられぬ話だな、と思い始めた。
輝政とて池田家の家督を継ぎ、父や兄の菩提を弔う事に否やは無い。
だが輝政は池田家の存在が上様に軽んじられているのでは、という事が歯痒くて仕方がないのだろう。
その気持ちは長可にも分からなくもないが、輝政は一つだけ勘違いしている事がある、その事に気付かせてやることが、まず第一かと長可は考えた。
自分は輝政の姉を娶り、義理とはいえ輝政の兄である。
ならば弟が迷い悩んでいるのなら、少々手荒い方法を使ってでもキチンと道を示してやるべきか、と長可は考えた。
だが残念ながら長可に弁舌の能力は無い。
こういう時知恵が回る小賢しい弟ならば、とは思ったが無い物ねだりであるため、困ったように頭をぼりぼりとかいていた。
偉そうな坊主だろうが屈強な武将だろうが、殺す事を躊躇わない鬼武蔵といえど、目の前で主君に父や兄の死が軽んじられているのでは、と涙を流す義弟を突き放す事にはためらいを覚えたが、なんとか自分に出来る範囲でやってみよう、と腹を括った。
「まぁその、なんだ。 わしも上手くは言えんのだが、お主はまず勘違いをしておるぞ? 義父上殿は戦場で討死にしたのだ、これは武士として決して恥ずべき死ではない! ましてや相手はあの徳川ぞ? 坊主どもの鉄砲や、落武者狩りで討たれたのではない! お主は胸を張って父や兄に恥じぬ様池田家の家督を継げばよいのだ、それではいかんのか?」
「某が悔しいのは義兄上は上様に直接お声かけ頂けたと言うに、何故我ら池田は放っておかれたのかという事にございます! ましてや敵の主力たる徳川本隊に当たられ、我が家中は多くの損害を出しております! 森家に比べ、あまりに酷い扱いにございませぬか?」
「そうは言っても、わしには心当たりになるような事が思い当たらぬ……となると義父上殿は、かつて徳川殿に恨みでも買っておったか?」
「いえ、仔細は存じませぬがその様な話は聞いた事がございません」
そこで二人の会話は一旦途切れた。
無論この話題は二人だけで結論が出るものではなかった。
何故なら池田恒興が行おうとした三河侵攻は、かつての武田信玄の三方ヶ原を彷彿とさせるものであり、その事が徳川家康の逆鱗に触れたなどという事は、二人には知る由も無いからだ。
さらに信長がわざわざ長可に直接会いに行き、そのまま供として連れて行く事が出来たのは、長可の性格を大いに利用した戦法であったからだ。
長可の荒武者ぶりをよく知っており、さらに信長への忠誠心が一際強い長可は、誘き出され易くまた信長の姿を一目見れば、すぐさま寝返る事が予想出来たからである。
そして池田恒興が指揮する兵は六千、対して森長可隊は三千とその数も半分であり、長可の性格を鑑みてもその部隊の大将の見つけ易さでは比べるべくもない。
信長とて恒興がむざむざ討死にする、とまでは予測していなかったが、これは純粋に徳川本隊の実力を見誤った、あるいは恒興が退き際を誤ったのだと認識し、せめて息子には丁重に菩提を弔え、というだけに留めるしかなかった。
これがなまじ輝政に同情的に振る舞えば、徳川にまるで過失が発生したかのようになってしまい、今後の日ノ本の運営に支障をきたす恐れもあると判断した。
さらに信長にはしなければならぬ事が山積みであり、たとえ乳兄弟の死といえど、戦場での討死にならば武士としての面目も保てるであろう、という考えからあまり同情的な態度も出来ず、当然処罰を言い渡す様な真似も取らなかった。
戦は水物でありどう転ぶかは分からない、だからこそ戦で起こった事を一々悔いるよりも、その先にある事を考え続けねば、死んだ者たちは本当の意味で犬死にになってしまう。
信長の薫陶を受けた者たちはそれらを漠然としながらも理解していた。
だが家督を継ぐ嫡男でもなく、また年若い輝政はそこまで理解出来てもいなければ、達観も出来ていなかった。
そして信長の薫陶を受けてこそいたが、残念ながら長可にそれを他者へと説明出来るだけの弁舌能力は無かった。
「某は、池田家はもはや上様にとってどうでも良い存在なのでしょうか…父が死に、上様と池田家の繋がりは薄くなり申した…先だって御次男・信雄様を処罰なされたように、我ら池田家も上様から何かしらの罰を下されるのやも知れませぬ…」
まだ二十歳かそこらの若者が、不安を顔に張り付かせて沈んでいる。
仮にも池田家の家督を継いだならば、この輝政は若輩ながらも十万石を優に超える大名の一人であり、その様な立場の男が見せる姿として、それはあまりにも情けなく見えるものだった。
そんな輝政に、長可は軽く拳骨を落とした。
長可としては軽く、しかし食らった輝政にとってはかなりの衝撃でもって訪れた拳骨に、抗議の声を上げようとした輝政の胸倉を、長可は拳骨とは違う腕で掴み上げた。
「で、メソメソくよくよし続けるお主は結局何がしたい? 池田を軽んじる上様に謀反でも起こそう、などと企んではおるまいな? もしお主がそのような性根を持っておるのなら、わしは女房を離縁して池田とは縁を切るぞ? その上でわし自ら貴様の素っ首を挙げて、上様への忠義の証とするが如何にする、んん?」
鬼と称された男が胸倉を掴み、その顔を間近にまで迫らせて恫喝すると、輝政はぶんぶんと首を勢いよく振り回した。
長可の中では、仮にも一角の大名であるならばこのような女々しい姿を晒すものではない、という考えが根底にあった。
若さ故に、そしてなまじ賢いが故に悩み苦しむ義弟に、思わず手を上げてしまったのだ。
「そ、そういう話ではなく! 義兄上、某が申したいのは上様のご真意は如何なる所にあるのかと」
「そんなこと上様でもないわしに分かるか! わしは上様を信じて命を賭け、その命ずるままに槍を振るうだけよ! お主は細かい事を気にし過ぎじゃ! 戦で父が死んだなら、その父に負けぬ様に恥じぬ様に上様への忠義を貫けば良いだけであろうが! 少なくともわしはそうした! 池田の行く末を不安に思うのなら、不安を感じる暇も無いほど働け! 上様にその働きを示せ! 上様は少々のことなら寛大な御心で許してくれるわ! 関所が邪魔で通れぬから関所ごと壊して進んだと申し上げた時も、わしは何らお咎めは受けなかったぞ!」
それは義兄上だからでは、と口から出る前に胸倉を掴む力が強まった。
あまりの強力に輝政の息が詰まり、無意識に長可の手を叩くが、長可はさらに言葉を重ねた。
「お主が謀反を起こそうと言うのなら構わぬ! わしが叩き伏せてそれで終わりよ! だが上様にその働きを示し、第一の忠臣たらんとするなら結構! だがな、今のお主の様な迷いを抱えたままでは、何をやろうとも上手くなぞ行かぬ! 上様は常に迷い無く動いておられる、その上様に付き従う者が迷いを抱えたままでは、却って足手まといになるわ! 今一度己を見つめ直せ、何を成したいかを見つけ出せ! その上で上様に弓引く道を選ぶならわしにいの一番に申せ! せめてもの情けでわし自らが引導を渡してやる!」
そこまで一気にまくし立てて、長可は手を放した。
呼吸が楽になった輝政はゲホゲホとむせ返るが、長可はそんな輝政の背中に優しく手を置いた。
先程までは引導を渡す、とまで言った男の手とは思えない程、その手は優しく輝政の背に置かれた。
「お主はわしより賢い、故に迷っておるのだろう? 共に父と兄を失い家督を継いだ次男坊同士、わしらはよく似ておる。 わしが家督を継いだのは今のお主よりさらに若年の頃でな、それに上様の窮地でもあった時代故すぐさま戦に出て、小難しい事を考えるよりも、とにかく一日一日をがむしゃらに生き抜き、敵を討っては上様のために働く事しか頭に無かった」
輝政が顔を上げ、長可を見る。
長可がそこでニヤリと笑う。
「迷えるだけの時がある分、お主は幸せよ。 だが上様は今でこそ戦には出ておられぬが、いずれ近い内に自らご出馬なされる時もあろう。 上様の下で功を上げ、池田の家名を高めたいのならその時までに迷いを捨て、存分に働いておかぬとまともな役目を任せてはもらえぬぞ?」
そう言っている長可の顔は、『鬼武蔵』と呼ばれる男と思えぬほどに優しさと慈しみに満ちた笑顔であった。
輝政がそっと拳を握りしめ、居住まいを正して改めて長可の前に座り直す。
「御言葉忝く。 この輝政、未だ若輩ゆえに義兄上には色々とご指導ご鞭撻を賜りとう存ずる、何卒よろしくお願い申し上げまする」
そう言って礼儀正しく頭を下げる輝政に、長可は鼻から大きく息を吐き、またもニヤリと笑う。
頭を上げた輝政もまた、ニヤリと笑い返す。
その顔には最初の頃の陰りは消え失せ、年相応なさわやかな青年の顔だけが残っている。
「いい面構えではないか! よし、辛気臭い話は終わったな! 相撲でもとるか!」
「え、いや……そ、某はこの後ちと用がありまして…」
「遠慮することはない! 先程お主が申したように、まずは相撲の指導から始めてやる!」
長可は幼い頃より力が強く、己の身体一つで勝負する相撲は、最も得意とする鍛錬であった。
また信長も若い頃より頻繁に相撲大会を催し、その大会で上位に入った者は召し抱えたり、褒賞を出すなどして自らも大いに楽しんでいた。
そのような経緯もあって、長可は軽い運動がてらに身体を動かすために、相撲をとる事を好んだ。
だが『鬼武蔵』に対し、わざわざ得意な土俵で勝負したい、と思う者などそう現れるものではない。
つまり長可は、日頃から常に相撲の稽古相手を探している状態であり、今ここにちょうど良い相手を見つけてしまった。
「で、出来れば留守居の間に怪我などは……」
「はっはっは、わしがそう簡単に怪我など負うものか! それに身体を動かしておった方が余計な事など考えず、迷いもいつの間にか消えておるものなのだ! そら、始めるぞ!」
言って諸肌を脱いだ長可が、口元に凄惨な笑みを浮かべて腰を落とす。
気合が乗ったのか、長可の肩や腕周りの筋肉が隆起し、見た目からしていかにも力強く迫力があった。
輝政からすれば間違いなく勝てそうにない勝負なのだが、恐らくこれも長可なりの優しさなのだろう、と輝政は考えた。
余計な事を考えずただがむしゃらに動くという、長可が実践してきた生き方を義弟である自分に教えるために、こうして相撲にかこつけて迷いを捨てさせる気なのだ。
ならばこれは付き合わざるを得ない、輝政も覚悟を決めて間合いを取り、腰を落として立ち会いの構えを取った。
「よぅし、行くぞ! 合図はお主がやれ、お主がこれと思う時に仕掛けて来い」
長可が口元に笑みを浮かべて、輝政に先手を譲った。
輝政も「は、では…」と前置きをしてから息を吸い、「はっけよい!」と気勢を発した。
そうしてわずか数秒後、部屋のふすまを粉砕して庭まで投げ飛ばされた輝政が、やっぱりやめておけば良かったと心の底から後悔する羽目になったのは言うまでも無い。
その一方で、ふすまが壊される音を遠くで聞いた警備の者たちが、修繕の者を呼びに行く一方で、誰一人その場に近づこうとする者はいなかった。
大坂城の現在の主も、かつての主も、その築城総指揮を取った者も、誰一人いないこの地は、今日も一部を除いて平和な時を過ごしていた。
作中の「相撲」の字は、この他にも「角力」などの表記もありますが、現代では一番目にする事の多い「相撲」に統一させて頂きます。




