信長続生記 巻の三「新体制」その11
今回で巻の三が終了となります。
最後が少々急ぎ足になってしまいましたが、もし機会があればいつか修正するかもしれません。
現時点では先の展開を書くのに手一杯ですので、お約束はできませんがいつかは、という事でご理解ください。
信長続生記 巻の三 「新体制」 その11
上座で並んで座る三名、左から順に信長、家康、前久。
それぞれが今のこの日ノ本において、「貴人」と呼ばれるに相応しい地位にいる者達が上座に三人もいるというのに、そこから二段下がった下座に平伏するのはフクロウともう一人。
フクロウの心境からすれば、居心地の悪さは今までの人生の中でも最大、というよりこれより上があるなら逃げ出したい、と思う程であった。
その理由は下座にいるのが上座にいる人数より少ないから、という珍しい状況からではなく、純粋にフクロウの隣で平伏している男の存在故であった。
上座の三人の顔は一様に驚愕に、いや、一人だけ驚いた後に怒りを隠そうともしなくなった。
「よくもおめおめと我が眼前に姿を現したものよな、キンカン!」
「生き恥を晒し、御前を汚す我が身の不徳、上様の命にて幕を引かせて頂きたく」
「黙れ! 本能寺の裏はすでに前久から聞き及んでおるわ! 貴様は自身の命すらもはや自由にすること罷りならぬ! 我が命に服し、そのためだけに動け! 己が不忠を恥と思うならな!」
そう、フクロウの隣にいるのは一命を取り留めた明智日向守光秀、その人であった。
信長の言葉に、未だ服の下には痛々しく包帯を巻いたままの光秀が、涙を流しながら頭を垂れる。
その口からは涙声で掠れながらも「承知仕りました」とだけ聞こえた。
その言葉は横にいたフクロウにしか聞こえなかったが、それでも光秀の意思は伝わったのか、信長は不機嫌そうにではあるが、それ以上怒鳴ろうとはしなかった。
その信長の横では、前久が驚愕から立ち直ったものの、頭を押さえてため息をついた。
「信長はんだけやのうて光秀はんも生きてはったとは…一日の内に死んだと思うとった人間に二人も出会えるやなんて、まるでお盆参りやわ。 それとも知らず知らずの内に死んでおった訳やないやろか」
「なんなら生きておるか死んでおるか、試すか?」
前久の独り言に信長がじろりと睨み付ける。
信長の一言に無言のまま、首を左右にぶんぶんと振る前久。
信長の視線の圧力と、その言葉の合わせ技では嫌な想像しか浮かばない。
その間に挟まれた形の家康は、ゴホンッと一つ咳払いをして、光秀とフクロウを正面から見た。
「まずはフクロウ、ご苦労であった。 明智殿の身柄の確保、祝着至極ではあるが一体どうやった? 聞けば明智殿の首などは京にて晒されておったと聞く、詳しい話を聞かせよ」
「徳川様、それについてはまずは自らの口から語りとうございます」
家康からフクロウへの労いの言葉の後に、光秀は自ら名乗りを挙げた。
光秀の言葉を聞いて、家康はチラリと信長の様子を窺うが、信長は不機嫌な顔のまま軽く頷いて先を促した。
光秀は時折脇腹の傷が痛むのか、手で軽く押さえながら滔々と語った。
まず本能寺で不本意ながら信長を襲撃することになり、せめて信長の構想だけでも受け継ぐため、自身を信長の身代わりとして生きる道を選ぼうとしたこと。
しかし羽柴秀吉の突然の帰国、さらに言葉を交わす間もなく戦となり敗北したこと。
近江坂本城まで撤退する途中、小栗栖辺りで落ち武者狩りの襲撃に遭い、脇腹を刺されたこと。
その時にフクロウによって助けられ、信長生存を聞かされた後、光秀は意識を失ったこと。
そこまで話した所で、光秀は隣にいるフクロウに視線を向ける。
この続きをお願いする、という意図を汲んだフクロウは続けて語る。
「明智殿に随行していた溝尾殿は、明智殿が意識を失った後で我らと傷の手当てをし、その後治療のために脱がせておいた明智殿の衣服をまとい、影武者として切腹される道を選ばれました。 また、落ち武者狩りの放った矢で、潜んでおいた我ら甲賀者以外の足軽たちは全て死んでおりましたゆえ、比較的顔立ちが似ている足軽の首を、溝尾殿に見立てて二つの首を羽柴方に届けさせました」
フクロウの報告に、公家としては比較的免疫があるとはいえ、さすがに血生臭過ぎる話題のせいか前久が口元を抑えながら目をそらす。
家康は「なるほど」と言わんばかりな顔をしたが、すぐに信長が口を挟む。
「サルならばキンカンの顔を何度も見ておる、見間違いなどはするまい」
「はい。 ですから溝尾殿もそこを懸念し、介錯して首を刎ねた後には、自らの首を過度に損傷させ、少し日を置いて腐らせた上で持ち込めば、誰も間近で直視しようなどとは思わず、偽首だとばれる恐れもないはずだ、と。 さらに証拠として日向守様の兜などを見せれば問題は無かろう、とも」
この言葉を聞いて前久はいよいよ顔色が悪くなってきていた。
肩を竦め身体を縮こませ、手は口元を抑えたままだ。
どうやらその状況を想像してしまい、本格的に気分が悪くなったようだ。
だが対して信長や光秀はその報告を聞き、密かに感じ入っていた。
「己が主のために自らの首は足軽で代用し、自らは主に成り代わり腹を切った上でその首を傷付け、腐らせよとは。 これもまた忠義の形よな、天晴である」
「私ごときには、過ぎた家臣にて」
信長の賛辞に、光秀が恐縮して平伏する。
だがやはり平伏する際には脇腹が痛むのか、一瞬だけ光秀の眉間にしわが寄った。
それを見逃さなかった信長が、光秀に言い放つ。
「一々頭を下げるな、傷に障って早死にでもしたいか? 貴様は今日よりわしの命なくして死ぬことも許されぬ身であることを忘れるな、残りの命を使い潰してでもわしの言う通りにだけ動け、良いな?」
「もったいなきお言葉、恐悦至極に存じまする。 上様のお考えを理解しておきながら、その行動を遅らせた罪は我が命を以てして取り戻させて頂きます。 どうぞ、如何様にもお使い下さいませ」
光秀の眼は未だ涙ぐんではいるが、その顔はどこか嬉しそうにも見える。
自らの命の使い道、というものが心から望んだものであるが故の、晴れやかな微笑である。
その顔を見て信長は少しだけ怒りが収まったのか、フンと鼻を鳴らして「であるか」とだけ呟いた。
逆に前久は先程とは違う理由で顔色を変えていた。
光秀が信長への謀反の贖罪として、命すら使い潰してくれと言っているのに対し、自分はそこまで言う訳にはいかない。
すでに光秀に守るものなどほとんど無く、信長と同じく世間的には死んでいる身であった。
それに対して前久は未だ近衛家の当主であり、朝廷の帝と近衛家という家柄、命に代えても護らねばならぬものを二つも抱えている。
そんな男が信長に命まで含めた、完全服従まで誓う訳にはいかない、最悪の場合この場で斬り捨てられた方がマシ、という事まで信長は言い出しかねない。
信長が自分にも光秀と同じように、命を使い潰してでも己に仕えよ、と言ってきた場合はどうやり過ごせば良いだろうか。
そっと明後日の方を向きながら、流れ出る汗もそ知らぬ振りをして、会話が違う方面に向かうのを待つ前久。
「で、前久よ。 此度の一件、そちはどうする?」
だが、そんな前久の心境を読み取ったかのように、信長から直接詰問された。
前久は見た目にもビクッと身体を震わせ、首をゆっくりと回して信長を見る。
その様はまるで首でも痛めたかのようにぎこちなく、離れた所に座る光秀やフクロウの目にも明らかなほど、汗をダラダラと流している。
家康はあえてどちらの肩も持たず、自らの両脇に座る二人とは視線を交わさない。
前久のすがる視線を避け、信長の「口を挟むなよ」という眼光にも怯む様子が無い。
自らの都合が悪くなりそうな事柄を、避けられるものなら避けておこうという、後年の「狸爺」と言われる行動の片鱗を見せる家康であった。
だが前久としては、いつまでも信長の言葉に対して返答をしない訳にもいかない。
カラカラに乾いた喉を、唾を飲み込んで何とか言葉を紡ぎ出す。
「の、信長はん。 結果としては確かに裏切るような形にはなりましたわ。 しかしこの身とて痛恨事やいう事だけはご理解いただけましたやろ、あんまりいじめんといておくれやす」
「いじめる、とは人聞きが悪いぞ前久よ。 わしとそちの仲じゃ、思う所を言うがよい」
それが既にいじめになっている、とは思うが前久は何も言い返せない。
もちろん家康、光秀、フクロウも内心では思っても、口には出さない。
まったくそらさず、真っ直ぐに見つめる、というより睨み付ける信長と、もはや泣きそうな顔で視線を受け止める前久。
さすがに見かねて、光秀が口を開く。
「恐れながら上様、前関白様とて」
「黙っていろ、わしの許し無く口を開くな」
光秀の言葉を、そちらを見もせず一蹴する信長。
言われてしまった光秀は俯き、口を噤んで黙り込む。
既に信長の命は絶対である、と己に戒めている以上、ここでいきなりその事を破る訳にもいかない光秀は、本当に信長の命があるまで黙っているつもりのようだ。
本能寺の一件以来、信長の様々な面を間近で見る機会のあったフクロウが、信長の恐ろしさ、というものをまた新たに垣間見た気がして、人知れず生唾を飲み込んでいた。
そして光秀の援護も期待できず、我関せずの家康も頼りにならず、とうとう前久は疲れた顔を信長に向けて、降伏の意を示した。
「堪忍やわ、信長はん。 この身の出来る事でなら、協力することはお約束いたしますわ。 無理難題もなるべく聞きますさかいに、もう堪忍しとくれやす」
「取って食おうなどとは言わぬ、そちの近衛家も含めた五摂家を潰そうとも言わぬ。 帝も朝廷の公家衆も、邪魔立てさえせねば別に手出しをする事もない。 先程も申した『天下布武』の真意と、その先の話にそちも協力せよ、わしが望むはその一点のみよ」
信長の言葉に、「承知しましたわ」と力なく返す前久。
それで前久への話は済んだ、とばかりに信長は正面に向き直り、話の続きを促した。
フクロウは溝尾庄兵衛に信長生存と、光秀に事の真意を問い質したい、という信長の命令でこの場に現れたことを、改めて語った。
フクロウが現れなければ自分たちは死んでいた、と考えていた溝尾庄兵衛は光秀の事をくれぐれも頼む、と深く頭を下げて後事を託した。
信長生存を知った時の光秀の反応に、溝尾庄兵衛は今ここで光秀を死なせる訳にはいかない、と察したのである。
その後まだ無事だった方の馬を手当をした上で、光秀をその身に括り付けたフクロウはその場を去ることにした。
生き残っていた足軽、『隠れ軍監』の二人は溝尾庄兵衛に自分たちの素性を明かし、後の事は全て良きように取り計らう旨を約束した。
そうして溝尾庄兵衛の切腹を見届け、介錯を行った『隠れ軍監』の二人は、偽の光秀と庄兵衛の首をそれぞれ損傷させて、一旦保管しておいた。
さらに他の足軽たちの遺体も首を刎ねて、庄兵衛と思われる首が実は偽首だという事、そして光秀の首こそが実は庄兵衛だと後々分からないようにするため、一カ所にまとめて埋めておいた。
それらの作業を終え、『隠れ軍監』の二人は近在の仲間たちと合流。
その後日数を置いて秀吉に光秀と庄兵衛の首を届け、さらに証拠物品として光秀の具足や兜も持参しておいたのである。
秀吉はもちろん首実検と言われる、本人の首級であるかの確認をしようとしたが、夏場の暑い時期で腐乱した生首を間近で直視するのはやはり嫌だったらしく、具足や兜が本物である以上、間違いないと判断して早々に首実検は打ち切った。
腐乱した生首は京の街角に晒されたが、損傷して腐ってもいた生首は、町衆にはすこぶる不評であり、その見た目と臭いで早く撤去してくれという声が相次いだ。
そうして誰も光秀の首が偽物だと判断できず、本物の光秀はフクロウと共に傷を癒しながら、この浜松まで辿り着くことが出来たのである。
無論ここに着くまでの間、フクロウは何度も仲間を通じて信長にこの事を報せようと思ったのだが、光秀は直接信長に会い、その上で処断されたいと懇願した。
本来であれば、忍びは報告を欠かす訳にはいかない。
なので光秀はその胸中の全てをフクロウに語り、一切の武器を持たず、怪しい動きがあれば自分を殺してくれとまで言い、フクロウに報告を思い留まらせ、浜松まで同行した。
その間光秀は虚無僧の格好をして顔を隠し、寝る時であろうと極力顔を隠したまま行動していた。
そうして今、浜松城まで辿り着いた後も覆面をしたままフクロウに同行し、この部屋に入った所でようやくその覆面を取り去ったのだ。
その顔はいささか痩せ衰えてはいたものの、かつて信長の下でその手腕をいかんなく発揮し、実質的な織田家の宰相のような立場で政に関わっていた、明智光秀そのものであった。
本能寺前後の幽鬼のような面相ではなく、生きる目的を見つけ、それに邁進する男の顔となって、明智光秀は今ここにいる。
信長以上にその生存が危険視される光秀は、今後も覆面をして過ごすことを了承し、顔にひどい火傷を負った僧、として身分を偽ることに決めた。
信長も名と立場を適当に考え、しばらくは家康の「御伽衆」という立場に甘んじる事に決めた。
前久はあくまで家康を訪ねに来た客人、という扱いで浜松逗留を決めた、というより信長に決めさせられることになった。
そうしてその部屋に集まった者たちが、それぞれの立場などを確認し合った所で、信長は立ち上がり他の者達を睥睨しながら言い放った。
「これより我らは新たな『天下布武』に打って出る。 朝廷への工作は前久に任せる、俺の生存を内密にしつつ、公家衆の動きを探れ」
「また難儀な話を……あ、いや、任せておくんなはれ」
漏れ出た本音に信長の無言の威圧が襲いかかる。
慌てて首をコクコクと縦に振り、了承の意思を示す前久。
続いて信長はフクロウを見やる。
「お主と犬助は他の甲賀者との連絡役じゃ。 キンカンを破った事でサルが増長すれば、権六あたりと衝突するであろう、両者を中心に常に最新の情報をこちらへ送らせよ」
「ははッ!」
信長の言葉にフクロウは平伏したまま声を上げる。
次に信長はフクロウの隣の光秀を見る。
「キンカンは先程言うた通りじゃ。 これより我らが命運は徳川と共にある、徳川家の隆盛にお主も知恵を絞れ、良いな」
「この命に代えましても」
信長の言葉を真っ直ぐに見返しながら、首肯して返す光秀。
先程信長に言われた通り、平伏は出来ないままだがその言葉はまさに真に迫るものであった。
以前の光秀には感じられなかった、意思の力、とも言うべきものがその声には込められている。
最後に信長はすぐ隣の家康を見た。
家康も黙って信長を見上げている。
家康に対してだけは、信長はその場に座り直して、対等な高さから口を開いた。
「我が願い、我が理想を理解した上で受け入れてくれた家康殿に心底より感謝いたす、これよりは我ら一丸となりて新しき戦いを始める、その中心となるは徳川の兵力である」
信長がしっかりと礼節に則った礼をした。
その様に前久はもちろん、フクロウも光秀も驚愕に顔を染める。
そして頭を下げられた家康は、信長の言葉を聞いてその顔を引き締めたままだ。
信長は頭を上げぬまま、さらに続けた。
「徳川には多くの戦を強いる事になろう、それによって得る物もあれば、失う物も莫大なものとなろう。 だがいつかこの借りは返す、この信長の名と命に賭けてお誓い申し上げる」
信長の宣誓に、思わずその場にいた全員が威儀を正した。
信長の言う「天下布武」の先とやらを聞かされていなかった前久でさえも、信長の言葉に込められた決意と覚悟に、あてられてしまっていたのである。
そしてその宣誓を受けた家康も、返すように丁寧に礼をした。
「清州にて同盟を結びし時よりこの家康、信長殿とは一蓮托生と思うております。 今のお言葉、今更な上にいささか他人行儀が過ぎます故、かえって寂しゅう感じられますぞ」
言われた信長は、珍しくハッとした顔をしたまま頭を上げた。
その信長の顔を見て、家康は口元に笑みを浮かべる。
その顔ははにかんだ様でいて、どこか「してやったり」と言っている様にも見えた。
信長は、その時に確信した。
たとえ自らが道半ばで倒れようとも、この男ならばきっとその後を継いでくれるであろうと。
かつては人質として送られ、その途中で奪われた悲劇の幼子は、今や自分と対等な存在となっている。
あの時は最初に「哀れな奴だ」という感情が浮かび、気晴らしも兼ねて無理やり連れ出したりもした。
最初はよそよそしく、怯えを隠そうと必死だった様に見えた子供が、いつの間にか血を分けた弟のように感じられ、母が違う兄とは入れ替わりで今川に行き、次にその存在を知った時には敵であった。
だがその後再び顔を会わせれば同盟を結ぶようになり、背後を任せられるようになった。
何度も何度も遠征に付き合わせ、無理難題を幾度も押し付けた。
家臣同然の扱いすら受けても、この男は耐え抜いたのだ。
信長に、ともすればこの目の前の弟分は、自分すら超える大器になるやもしれぬ、そう思わせた。
悔しい気持ちもあるが、それ以上に嬉しく、誇らしい気持ちにすらなる。
自らの「天運」はまだ尽きてはいない。
光秀と前久という才覚を持った者たちがおり、後を任せられる「弟」がいる。
「ならば……新たな「天下布武」じゃ、付き合え竹千代!」
「お供いたしましょうぞ、吉法師殿!」
両雄の顔に浮かぶは不敵な笑み。
両雄が歩むは困難な道程。
両雄が抱くは遥かなる望み。
両雄を支えるは後世に名を残す数多の者たち。
天正十年七月、清州にて織田家の新たな体制が決まる頃、ここ徳川家でもまた、新たな体制による新たな戦いが始まろうとしていた。
という訳で、光秀は生きておりました。
この事を予測されていた方もいらっしゃったようで、巻の三の最後まではそういう描写は一切入れなかったのですが、バレバレだったようですね。
「俺たちの戦いはこれからだ!」な終わり方をしてしまいましたが、扱いとしてはこれで一つの区切りと考えております。
もちろんこの後の巻の四も現在執筆中です、明後日には巻の四「躍進」その1も投稿予定です、2日に1話ペースを何とか守るため、現在も空いた時間を作っては話を書いております。
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