表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

初日のアルバイト

「なんだこの2ちゃんねるにありそうな題名は」

そう思った方もいるだろう。安心して欲しい。俺も最初はそう思った。ただ題名が思いつかなかったため夏休みの日数を題名にしただけなのでそこまで深い意味はないのである。



早速だがまずは俺のプロフィールでも紹介しよう。

ちなみにこの物語の主人公は俺だ。まあ俺が経験した話だから異論は無いだろう。

千葉県在住の高校生(18歳)野球部

まあこのくらいを頭の片隅に置いといてくだされば俺はとても喜ぶ。ちなみに野球部に入部したのは高校2年生の9月だ。なぜかって?硬式球が怖かったからだ。それまでは個人経営の日本料理店でアルバイトをしていたんだ。



早速だがまず最初に7月22日。この日が最初に起こった不幸だ。俺は野球部を引退してから日本料理店のアルバイトを再開した。ただ俺はアルバイトを休止する前によく失敗をしていたんだ。皿を割ったりメニューを間違えたり、まあ数え切れないほどの失敗、失態を犯していたんだ。まあそんなやつが帰ってきたって誰も喜ばないと思う。ただそれは違ったんだ。アルバイトメンバーはすごく喜んでいた。まあ確かに休止する前はすごく仲が良かったからかな。まあ女将や親方、板前の人たちはそこまで喜んではなかったけどね。


そして俺がアルバイトを再開した初日に新人のアルバイトが入っていたんだ。19歳の可愛いお姉さんだった。身長は小さめでとても愛嬌のある人だった。


ここで結論を言おう。俺はこいつのせいで死ぬほど怒られたのである。


え?何があったのかだって?


こいつが注文ミスしたのを俺に押し付けてきたんだ。


経緯を話そう。


その日は日曜日。この日本料理店はランチメニューというものがあったんだ。その影響かお昼時はお客さんがたくさん来てくれるんだ。その日は特に忙しかった。忙しすぎたためか女将さんの機嫌が悪かったんだ。まあ俺は厨房にこもって皿洗いをしていたから女将さんの機嫌が悪いことなんて知ったこっちゃない。

そして事件は起こる。

13時頃、もう1人のベテランアルバイトが天ぷらうどんを持って行ったんだ。だが料理を持ったまま帰ってきた。そいつは言ったんだ。

「この料理頼んでないって言われました。」

いやしかし伝票にはしっかり「天ぷらうどん」と書いてある。

ここで新人アルバイトが言ったんだ。


「その卓の注文をとっていたのは俺さんです。」と、


俺「は?」


この反応が妥当だろう。

だって俺は厨房から出ていないのだからね。

その事実を言う前に女将が言ったよ。


「お前のせいで赤字だよ!\\\٩(๑`^´๑)۶////」と、


そこから説教が始まった。

俺は説教を聞きながら妄想で女将に言い返している自分を想像していた。


説教が終わってから新人アルバイトが俺に言ったよ。


新人「あそこの卓の注文とったのは私です。

   庇ってくれてありがとうございます。」


俺 「いや庇ってねえよお前がおしつけてきたんだろ   うがブチ殺すぞ」


この言葉を言いたかったが心の中にしまっておいた。


その新人とはそれ以来話もしていない。

それどころか目も合わせていない。




俺のバイト人生最悪の一日



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ