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えぐるね?

作者: 清水漱平

なにげなくつぶやく言葉に すべてが現われる

怒るとき笑うとき嘆くとき妬むとき諦めるとき

もうダメかな なんて思った矢先に 希望?

いまさらでしょう いまさらですよ いまさらですが

うれしい


目指していた街に着いたら市場の賑わい素晴らしくて

すっかり痛みを忘れて夢中で選んでいたよ

欲しいものがあるなら手に入れられるのさ本気で望めば

って感じた


空から銀翼で見下ろせば箱庭みたいな世界

まさかと思ったけど時計塔に人影それは

きみ!?


カラフルなノシヤ目を奪われて落ちた恋もどき

ほんの気まぐれ風の向くまま刹那の吐息

それだけで じゅうぶんでした

最後の最後で記憶えぐるね



見送るひと 見送られて 渡されるもの 抱え込んで

いつか形がなくなったとき 思い出すなら 思うつぼ

いまさらでしょう いまさらですよ いまさらですが

さみしい


あざやかなノシヤ気を遣われて揺れた濃いガラス

かわいたノドうるおすためにくれただけ

もちろんのこと それだけですよ

最後の最後に理性えぐるね


葉からのインスピレーションに宇宙を載せた色使い

見つめられて瞳開いて声にさえも故意に萌えた吐息

うん。うん。うんうん。そうだよ?

きみのこと好き すごい好き すごくすごく好き過ぎて

せつない


見破る罠 知らんぷりで だまされたフリ 言わないけど

とびきりの衣装よりも美しい素肌が素肌で素肌に素肌さ

言うなればこそ 素晴らしいです

最後の最後で声がよぎるよ


からだの奥に眠っていた というより鍵を待ち続け

突如と開いてしまったんだ

最初で最後さ記憶えぐるね


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