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第一章 第八話 謎の人物、先代萩

第八章 謎の人物、先代萩 です。


〜あらすじ〜


勉強の途中でこれまでの事を回想しているうちに向こうの世界の事は覚えていないという、


[う…んー]ベッドから起き、ノックがあったドアへ行きドアを開けた。[はい、どなたでしょうか]そうして外を見ると、金色の…鳥が口に手紙をくわえてこっちを見ていた。そして手紙を投げてきて、それを[おっと]とキャッチした瞬間に鳥はいなくなっていた。[なにこれ、開けてもいいよね]そう思って開けようとした時、[何それ]と椿がひょっこり出てきて開けようとしていた手紙を取ってしまった。[ちょっと、椿]奪い返そうとすると椿が体を身震いかせて[これ、この国の手紙だよ]と紋章を見せてきた。[確かに…とりあえず見てみようか]そう言って封を切って手紙を開けた。


フィンフォニア学園にきた異世界の者達へ

学園のテストが終われば王宮へ来るように。先代萩が言っていたと学園長達へ言えば分かるだろう。

なお、明日届く荷物も受け取るように。


[先代萩?それって花だよね。しかも何、明日届く荷物って][さあ?まあほっとこう、眠たいし]なんの事か分からない手紙をおいて私達は眠りに着いた。

その翌日…。[なにこれ]私達それぞれクローゼットいっぱいの衣類やカバン、靴などが大量に届いた。しかも差し出し人は先代萩と。ここへきた時は寝巻きを着ていて、学園長達に会う時には椿から服を貸してもらって、今も椿の服を着ている私は心の隅で(良かった)と思いながらも驚く事がいっぱいだった。[まあ、もらっとこっか][そうしよっか]とりあえず置いておいて、今日の目的地、実戦場へ向かった。

[え…私達、なんかしたかな]来た途端、多分一年生に教えている二、三年生も含めて睨まれている私と椿。やりにくいと思いながら、魔法を使ってみようと本を見ながらまず私がやってみた。

(ええっと、手を上に向けて)[燃やせ、ファイヤー]その瞬間、空中に向かって火が高く出てきた。[え…こんなのじゃなくて、人差し指にポッて出てくるぐらいのやつじゃないの、まあいっか]シーーんと静まった方を見ると[それどうやったの]と椿が聞いてきたので[やっぱり言うやつ間違えちゃったか〜]と笑って返すと次は[おいおい、嘘だろ][これは聞いてない!]後ろにいた他の学園の生徒がザワザワしだした。[楓奏それは難易度が高い魔法だけどどうやったの?私もやってみる]調子にのって椿も手を出して[燃やせ、ファイヤー]とやってみると、私と同じような火が出てきて他の学園の生徒から[どうやったんだ!]と質問責めにあった。



[なんだと、それは本当か][はい本当です、ハルツ寮長]その事を聞いた時は自分の耳を疑った。[もう行ってもいいよ〜君][はい失礼します]バタンッと扉がしまったのとどうじに[厄介だね〜どうするのハルツ]いつも軽い調子でセルナが言ってくる。[きちんとした授業を受けて努力を重ねないと難易度が高い魔法は使えないのに…。一体何者なんでしょうか]フィンナーが興味深そうにメガネの奥が光っていた。面倒にならないように祈るまでだな。

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