第一章 四話 親友との再会
第三章の続き第四章 親友との再会です。
漢字などの間違いがあればすいません。
[う…ん]次は何がおきたの?展開が早すぎて着いていけない。頭の冷静を保っている場所ではあの6人の人達に静かに怒りを向けていた。ふとさっき寝てたベッドではないログハウスのように質素なベッドにいる事にきがつき辺りを見渡すと、私が寝ていたベッドと似ている物が横にもう一つあり、ランプや棚、クローゼット、机、椅子、などがそれぞれ二つあり、さらにはキッチンやお風呂場などもあった。
[誰かの家?]でも誰も居ない。どうしていいのか分からずぼーっとしていると、ドアが空いた。
[あ、良かった目が覚めたのね。どこも痛いとかない?ごめんなさい〜私ったら、私の名前は高坂 椿
こう見えて日本って言う他の世界から来たんだけれど生徒にはなれなくてメイドとして働いているの]
クリーム色の髪を後ろで一つにまとめ、メイド服を着ていてベッドの方へ小走りでよってきてくれた人は椿といっていた。(椿…椿ってあの!)勢い余って肩を押してしまったがそんな事よりも[ねえ、椿覚えてない?私は日本にいた咲連 楓奏よ。]覚えていないのかそれが気になった。もしかしたら覚えていないかもしれない。返事が返ってこなかったのでそんな事を考えていると[本当に楓奏なのね。良かった覚えていてくれて。]それからしばらく私達は
親友との再会を泣いて喜んだ。
[もうこれくらいにしましょう。これからずっと
会えるからね。]椿が落ち着いて笑顔で言い、続けた。[実はこの世界は私達がやりこんでいたファンタスティックマジカルの世界で私達がいるここは
あのフィンフォニア学園なのよ]-シーーン-…つまり[ゲームの世界に来てしまったって事!?]その瞬間頭の中で全ての違和感が無くなった。[そうだ!あの会場、あの言葉、あの風景、全てゲームの最初と全く同じだった。気がする?[あれ、でもストーリーにはあの入学式の時にこんな事になるなんてなかったはず…まさか!]思い返してハッとした。[そう、そのまさか。あのゲームの主人公の男性でこのゲームは主人公と登場人物の友情物語だったから。][[ストーリーが始まらない!!]]そう言ってそれぞれ絶望の顔になりへなへなと倒れていった。が
[いや、どうしてでもストーリーを進めるそうよね椿!][ええ、当たり前よ楓奏!]そして拳を思いっきり上にかざし[[全てはゲームのため]]そう宣言した。
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