その出来立ての希望は……
冬の日の朝
初めて見る夢が
昔何度も見た様に思うのは
きっとその夢がとても大切なものだから
その後に来る
早朝の切なさが
かすかな希望を見せるのは
きっと昨日にある忘れ物に気が付いたから
二段ベッドから出て
藍色のカーテンを開けると
彼方の空に、仄かな光が染みる
そして鳥が小さく囀り、世界が始まる
忘れたくないこの夢も、この切なさも
もうすぐ忘れるかもしれない
それでも
その夢は僕から出来たものだから
そんな素敵な夢は僕が作ったものだから
まだまだ、僕から希望があふれてくる
嗚呼、こんな嬉しいことはない
今はそれだけでいい
だってそれで今日も一日頑張れるから
少なくとも毛布からは出られた
世界は些細な希望で動くんだ
後は後の希望にまかせよう
こんな手動の日々には
忘れ物も多いけれど
僕にまた夢を与える
そして
初めて見る夢が
昔何度も見た様に思うのは
きっとその夢がとても大切なものだから
きっと僕が大切にしたいと思う日々だから
最後までお読み下さった方、有難う御座います。
こんにちには、語り手です。最近、朝晩と冷え込んできましたね。私はどうも鼻水が酷いです。休日だからと言って堕落していた付けが回ったのでしょう。
そういえば、今回の詩を書いていて思い出したのですが、私は以前に『刹那い』と云う詩を書いてました。今、自分が前に書いたものを見直すと、恥ずかしいものや、今の私には書けないものなどがあります。詩は小説と違って、文章力(もちろんいるけれど)より、感性や閃きなどの方が求められると私は思います。だからその時にしか書けないものがあるんですね。
今、少しずつ小説にも挑戦しています。しかしどうしても単調になったりと、偏りが生じてしまうんですよね。
皆さんは、詩、小説を執筆するときに注意することや準備するものなんかありますか?
因みに、私は書く前に少しだけ読書をします。
長文失礼しました。
皆さんも寒暖差には気を付けてください。
良ければご感想宜しく御願いします。
それでは。