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職業:聖剣

翌日ログイン後すぐに教会へ。ここ2日ほど繰り返してるわコレ。


「お疲れさまでした」

「なんだったんです、アレ」

「さあ、詳しい内容を、私は知りませんので」


結局なんだったんだよマジで。ってかさっくり会話が続くのね。


「では、聖書をこちらへ」


いつも通りの聖書要求。偽書も一緒に渡してしまえ。

いつもと違って教会の奥の扉の先へ行ってしまった。え、拙者、待ちぼうけ?


ベンチに座って聖剣を掲げて眺めて少し。

暇つぶしにも限界を迎え初めて来た時に扉が開いて彼女が戻って来た。

助かった、助かったぞー!


「はい、終わりました。試しにローンワーズでデュラハンを倒しますか?」

「止めときます」


聖書を受け取ると体が光り、それで終わった。

デュラハンさん可哀想だし。なんかダルイし。ホームに戻ろう。

としたら「戻る前に、状況の確認をなさった方が良いのでは?」と言われて立ち止まってベンチに座り直す。



PN:ノーマルハンド

LV:83→85

JOB:聖剣騎士→聖剣

HP(体力):93→95

MP(魔力):89→91

END(持久):88→90

STR(筋力):94→96

AGI(敏捷):88→90

TEC(技量):94→96

EDU(知識):164→168

FAI(信仰):607→617

LUC(幸運):92→94


Free(自由割り振り):10


あの、信仰ステが1レベに付き5上がったんですけど。割り振りも加えてこれで627になった。あれだけ苦労して2レベ上げたのにあっさりだよ。

そしてすっかり忘れていた補正値が35.5、81から83までの4.5で40パーセント。

そしてジョブ:聖剣の効果でスキルポイント1で補正値1%を得られるようになった。2レベ上がった事で6パーセントの追加で46パー。約5割上昇とか頭おかしい。

数値にして288。合算数値脅威の915。あと少しで届かないと思っていた千に届く。

補正抜き聖剣ステだと1881に補正値288を足した2169。

補正込み3倍だと2745。大体俺一人分違うけど、これ実際どっちなの?

なおエンチャだと体感3倍になるから更に最低でもステータス5641、最高で8235の神聖攻撃になるわけだ。

なにこれ、インフレしてるんだけど?他の極振りもこんな事なってんの?そりゃ頭おかしい扱いされるわ。

育ち切れば化け物モンスターの誕生だけど、育てられなかったら愚連隊行きって言うアンバランスさ。愚連隊はシステムに組み込まれて無いけどな!





「拙者、遂に聖剣と一体となる」

「何それキモイ」

「職業、聖剣って何よソレ」

「なんかカッコいいですね!」


こたつに抜身の聖剣を乗せて、俺は空いてる一角に入り、ノルーさんから渡された蜜柑を食べる。

この人どんだけ蜜柑買ってんだ?大好きかよ。


「最近なんか、こたつにしかいないような気がする」

「レベリングもしてるだろ」

「そんなに暇だって思うなら私に強くなった貴方を見せてみてよ」

「私も、いつかそんな風になれるのかな」

「こいつがおかしいだけだから、普通なれないから」


いったい何なんだろうな、引きと言うか、遭遇率というか。もしかして、マジで運営って俺の事見てる?

いやないな。


「皆奇抜な事をすればいいだけ」

「奇抜って、例えばどんなのよ」

「ソロ極振りとか。向こうから困難が飛び込んでくるからドラマチックになる、かもしれない」

「自演じゃん」

「というか、自爆ね」

「自滅するのでは?」

「うん、合わないステに極振りしてたら扱いきれずに潰れるからね。筋力極振りとかソロじゃ攻撃避けれ無しワンパンで死にかねないし厳しいだけだし」

「極振りするなら防御振りしてチマチマ攻撃続けるわ」

「私は変わらない、魔法ね。遠くから最大火力で消し飛ばすわ」

「私も、変わりませんね。避けるだけです」

「拙者、凡百の聖剣大好き侍。信仰極振りは変わらぬ!」

「ブレねぇ。こいつ無駄にブレねぇな」

「そっちの方が好感が持てるわ。真っ直ぐでいいわよね」

「ちゃんと自分の言った通りギルドを作った男は?」

「ノーマルを売ったアレ。ちょっとダサかったわね」

「アレはちょっと、無いです」

「俺もないと思うから、今回の決議で多数決で気楽な中級者の総意としてアイナスはダサい。と言う事が決定されました」

「俺はギルマスだぞ!」

「そうやって権力振りかざすのはダサいわね」

「マウント取るしか出来ないヤーツ」

「人数でマウント取って来てるからお互い様だろ!」

「別にマウントを取ってる訳じゃないわよ。貴方のダサさを再認識してるだけ」


なんかナマルさんとアイナスの罵り合いが始まったから聖書と偽書を開く。なんか新しいのあるかなー?


我等が神の名において、死とは終わりではない。死より帰還する事こそ、真なる始まりである。リィ・サーテェイド。

神の敵対者の名において、生は終わりであり、死が始まりである。死して始めよう、叛逆を。 リィ・ベェリャース。


それぞれ一つずつ増えてるけど、なにこれ発音どうやんの?

上は分かる。蘇生方法だ。多分そうだ。実際に使ってみないとどんなものかさっぱり分からないけど、実験する気はさらさらない。怖いし。

下は、なんだよ、コレ。ダァシェリャース?え、電車?あの世発現世行特急列車でも呼び出すの?

怖いから封印しておこうかな。攻撃系な感じはしないし。多分死んだら発動するタイプ、叛逆ってなに?死んだ時のダメージ反射とか?こっわ。


「ノーマルさん、どうでしたか?」


なんてノルーさんが蜜柑を渡して来ながら聞いてくる。この子の蜜柑押しはなんなんだろう。一緒に買い物に行った時に桃とか林檎とか買ったけど、どうあがても蜜柑だ。


「蘇生スキルっぽいのと謎なのが手に入ったよ。本当に蘇生スキルなのかさっぱり分からないけど」

「そうですね、使ってみないと分からないですよね」

「試しに、死んで?なんて言えないし。多分自分には使えないだろうし」

「ちょっと、試しに死ぬ気は湧きませんね」

「と言う訳でノルーさん」

「あっ、嫌な予感がします」

「アイナス殺してみようぜ」

「想定とは違いましたけど酷くないですか!」

「まあ進んでやる事じゃないよ。互助会の方で試してみようかな」

「それはそれで、どうかと思いますよ」


そうだね。アイツ等に蘇生知られると過労死しそうだ。

他ギルドに貸し出しでヘイト緩和に奔走させられそうだから黙っとこう。ベルッサさんが使える様になったら、ってかもう使えるでしょあの人。俺より信仰ステ高いでしょ、何やってんの。

ってか前線に立つ俺に蘇生魔法持たせて何がしたいの?蘇生にリスク背負わせたいの?前線で戦いながら回復に蘇生って忙しすぎない?


これ、モンスター相手にも蘇生させられるよな?回復は出来たんだから蘇生も出来るだろ。判定時間も気になるし、ちょっと行って来ようかな。





解析完了。

HPが0になってから10秒後まで受付可能。

蘇生後のHPは二割。聖剣エンチャで六割。

消費MPは七割!なので連発出来ない縛りがある。

普通に蘇生からの回復で持ち直す事が出来るが、MPが残り二割になる。MP回復ポーション一個で三割回復するから二個飲まなきゃやってらんない。

一回蘇生、二個MPポーション飲んで蘇生、そして通常回復。で一時しのぎ。ベルッサさんがいれば俺はポーション飲みながら蘇生して回るスタイルになるから戦闘して無駄にMP消費するわけにはいかないからな。


ある程度の感覚は分かった。やっぱり実際にやってみるのが一番だな。習うより慣れろってヤツだ。

正直、蘇生無くてもこのゲーム何とかなるし。

それよりも、もう片方の方、マジで何なの?一回使ってみる?怖いから誰か呼ぼうかな。

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