表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旧約、神様のたまご。  作者: かんざし亜紀
1/4

人はいつか死ぬ。

人。街は昼間の星を忘れる。

空。人が見上げる同じ星を照らす。

昼間に星は在るけれど、人は気付かない。

貴方を見守り傍に居る神様の存在をーー。


人は死ぬ。

未来を変えた。宿命を変えた。運命を変えた。

そんな、人が居るのであれば、人は死なない。

死ぬと決まった結末を変えられるのだから。

明日、貴方は死ぬ。

車に跳ねられて死ぬ。それが分かったら何をしますか?

家から出ない。徹頭徹尾、車から離れる。

明日、貴方は死ぬ。

階段で足を滑らせて死ぬ。

明日、貴方は死ぬ。

脳死で。

明日、貴方は死ぬ。

心臓麻痺で。

人はいつか死ぬ。

人生を変えたい。

歩いて行くか、走って行くか。

自転車で行くか、自動車で行くか。

少し優しい未来を信じたい。

だから、人は星空を見上げる。

誰かが信じた明日を。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ