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徒然に行く  作者: 臥龍
3/9

03

かなり急に時間が進むが、放課後。


作者が面倒くせぇとのことだから許してもらいたい。


特に書くことも無いから書かれても同じだと思うがな。


校門を出るとき、玲香がそこに居た。


誰かを待っている様子だ。


「あ、西条君」


話しかけられた。


「おう。誰かを待ってるのか?」


「うん。お姉ちゃんがクルマで迎えに来るから」


クルマで送迎か。


却って安全かもしれないな。


この高校なら特に当てはまる。


「あ、大我くん!」


呼ばれたので振り向くと、美里が居た。


美里の約50m後方に膨大な殺気が見えた。


たぶん親衛隊だろう。


「工藤さんもいるね。二人で何やってるの?」


「ああ、ただ話していただけだ」


親衛隊の殺気が膨張してきた。


「ふーん。工藤さん、たしかさっきからここに居たよね?大我君を待ってたの?」


こいつ、とんでもない方向に振りやがる。


「残念だけど、実はお姉ちゃんを待ってるの。クルマで迎えにくるから」


「へぇ。お姉ちゃんってどんなクルマ乗ってるの?」


「よく分かんないけど、実際に見てみたら分かるわ」


たしか、美里はクルマに興味があったな。


かく言う俺も結構興味がある。


そう言うことで、工藤の姉を三人で待つことにした。


学校の敷地内では、膨大な殺気が膨れ上がっていた。


美里タン親衛隊は、彼女の居ないところでは暴虐無人に振る舞うが、目の前にいると何も出来ない。


「あっ、来たみたい」


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