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ブレイク・ザ・World  作者: 玖
11/11

最終章 終戦後

戦いは終わった。

「良くやったな。龍神。」

俺は聞きなれた声に反応し、後ろに振り返る。

「あぁ。」

俺はホットしたように言う。

「そう言えばお前に俺の名前を言ってなかったな。俺の名前は蜑衒鋤あまてらす 尾蹶縷おける。世界では三番目に偉いといってもいい。」

尾蹶縷は自分のことを褒め称える。俺は苦笑いをする。

「まぁ、それは一旦置いといて、あの方がお前に話があるようだ。」

「あの方?」

尾蹶縷から初めて″あの方″という発言を聞いた。

「初めまして。私は太陽神 ラグナロク《サンシャイン》。この世で一番に君臨する神です。」

「そうか。で?話ってのは?」

俺はあえて敬語を使わない。尾蹶縷は少し怒ったような表情をする。

「貴方で二獣目です。私に敬語を使わない者は。」

一獣目は多分嘛籠囉哦驘爐のことだろう。

「で、話というのはですね。貴方に神の称号を与えようと思いまして。」

「どういうことだ?」

神の称号。

「言うなれば、神になれ。ということか?」

「意味合い的には正解です。」

「てことはこの地球から離れるということか?」

「はい。」

ラグナロクは即答する。

「嫌だな。」

俺は嫌だと言う。

「何故でしょう?」

「考えてみれば分かる。この地球から離れたくない。後は好きな人を一人でここに残すわけにはいかないからな。」

この言葉に魔魅は頬を赤色に染める。

「そうですね。ではこうしましょう。」

ラグナロクは溜めてから言葉を発する。

「貴方はこの地球に残る。ですが神の称号は与える。神は一年に一回の会議の様なものがあります。それにも参加してもらいます。これで異論ないですね?」

俺は少し考えてから言う。

「分かった。但しもう一つ条件を付け足してもらう。」

「おい!龍神!しゃしゃりすぎだ!」

「良いのです。それで条件とは?」

「それは、嘛籠囉哦驘爐を生き返らせる。」

この言葉を聞いてそこにいる神、惡魔、敵に入らなかった龍、魔魅達は驚いた表情を浮かべる。

「それは何故でしょう。」

「俺の神だから。」

「ど、どういうこと?兄さん。」

止時が首を傾げて聞く。

「俺の事を器として認めてくれて、おかげに瞬時と魔魅を助けてくれて、世界を治すのだってお前らは知らないと思うが嘛籠囉哦驘爐が半分手を貸してくれた。」

世界を治すのに一度宇宙に言った時に俺は嘛籠囉哦驘爐と会話していた。

「その時に俺は奴《嘛籠囉哦驘爐》と約束したんだ。必ず嘛籠囉哦驘爐の事を復活させると。」

「そうですか。」

ラグナロクは考えた。一分ほど考えた末に決意したらしい。

「分かりました。」

俺はありがとうの気持ちでいっぱいだった。

『良かったな。嘛籠囉哦驘爐。』

『辞めてくれ。俺にはちゃんとした名前があるんだ。双闘そうと 蒙毅くらきという名前が。』

『こまけぇことは気にするな。じゃあ、復活させるぞ。』

『了解。』

「もう復活させていいか?」

俺はラグナロクに問いかける。

「いいですが、貴方の力だけで復活させられるのですか?」

「俺のことをなめすぎだ。」

俺は手のひらを地面に向けて勢い良く地面を叩く。大地に大きな穴が開く。大きさは約五十㎡。形は綺麗な円だ。その大きな穴は勝手に整えられていき、深さ八mになって、ガタガタだった円は平面になる。

陣が生まれ、光を放つ。

「ВИ_БЕВ_¡­­--‼¯ЕВяюц¸¬­­--_ы」

俺は嘛籠囉哦驘爐の言われた通りに呪文を唱える。

突如、世界が光に包まれる。

だがその光は一瞬にして消え去る。穴はなくなり、そこに居たのは一人の男だった。

「うっす。」

俺は軽いとツッコミたくなったが抑えた。

「よ。双闘 蒙毅。」

みんなは誰だというような顔をする。

「申し遅れた。俺の名前は双闘 蒙毅。別名嘛籠囉哦驘爐だ。」

皆は別名の方しか知らない。そりゃあ誰だとはなる。

「まぁ、取り敢えず全員自己紹介だ。」

俺は自己紹介を皆にさせる。



一通り自己紹介が終わった。まだ俺と魔魅が残っているが。

「私は魔魅。貴方に右腕を治してもらった者です。」

「よろしく頼む。龍神の彼女。」

魔魅は頬を赤める。

「キスまでして顔を赤くするかね。」

蒙毅は馬鹿にするように言う。

「最後は俺だな。俺のことは知っていると思うが改めて。俺は龍神。お前の次を継ぐ器の持ち主だ。そして唯一大地に暮らす神だ。」

「俺は蒙毅。嘛籠囉哦驘爐の別名を持つ神をも超える力を持つ者だ。よろしく頼むよ。」

俺と蒙毅は握手を交わす。

「では、私達は宇宙に戻ります。尾蹶縷。その他も、帰りますよ。貴方もここに残るのですか?蒙毅。」

「呼び捨てかよ。まぁいいが。残るさ。もしも俺が暴走しても龍神が停めれくれるしな。」

「私達では手が付けられないとでも?」

「そうだ。実質俺が暴走した時に手が付けられなかったしな。」

「分かりました。」

そう言ってラグナロクその他神、惡魔、龍は宇宙へ帰っていった。

「よし。これからどうするか考えるか。」

俺は皆に問いかける。残っている人を集めて「一から地球を作り直すか?」

「俺とお前がいればすぐ終わるだろ。」

俺と蒙毅は笑う。

「じゃあ皆別行動ということにするか?」

満場一致で賛成。

「じゃあ、大体自分のしたいことが終わったら全員でまた集まろう。集合場所は東京だ。分かったか?」

「「「「「「「了解!」」」」」」」

こうして別行動。俺と魔魅はペアで動く。



一通り自分のしたいことが終わったので東京へ向かう。

東京に着くともう全員集合していた。

「遅かったか?」

「俺達は同時にここに着いた。龍神と魔魅は約三十秒遅れでここに来た。」

そこまで遅くなかったみたいだ。

「皆が何をしたか気になるから教えてくれ。」

俺は皆にそういう。まず蒙毅が発言する。

「俺は途中で破菜と合流した。そこで俺は破菜に告白された。」

蒙毅は躊躇いなく言う。

「ほう。で?お前の返事は?」

「OK。」

「それ以外には?残っている人間に自己紹介した。以上。」

「他の奴は?」

次は親父が

「俺は寝た。以上。」

意外と単純。

「他は?」

次は瞬時

「俺は個性の強化をした。以上。」

以上流行ってるのかな?

「他」

次は麻那子

「私は家族に会いに行きました。以上ですわ。」

家族生きていたのか。

「止時は?」

­­「特には。以上。」

「そうか。」

「因みに龍神と魔魅は?」

「別に。」

俺と魔魅が一番呆気ない。

「じゃあこれからどうするか。」

「地球が昔を取り戻すまでここで野宿。」

蒙毅の意見に満場一致で賛成。

これから野宿生活が六、七ヶ月続き、世界は昔を取り戻した。



ー完ー

これで終わりです。

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