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桐生  作者: 深月桂
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2.登場人物

自分は農業高校に通う高校2年生だ。

さっきも言ったとおり、ド田舎で生徒数8人で来年廃校が決まっているおそろしくぼろい学校に通っている。


「お早う」

木瀬紫苑(きせしおん)が僕を追い越していった。

彼女は獣医志望の動物大好きで、酪農家ではないが家でペットをいろいろ飼っている。

犬、猫、ハムスター、モルモット、フェレット、金魚、その他いろいろ。

彼女とは中学からの付き合いだ。

だいたい自分と彼女は一番に教室に到着する。

そしてエアコンを全開にする。暑い訳ではない。梅雨真っ盛りの今日この頃は湿気を払うため、除湿をかけるのが自分らの日課だ。


「おはよう」

静かにドアを開けて藍喘佳魅(あいぜんよしみ)が入ってきた。

彼も同じ中学で静かな性格。獣医志望だった気がする。

長身で整った顔立ちをしている。

確か付き合ってる彼女が……。


「おはよー」

おっと、噂をすれば登場。愛島悠子(あいじまゆうこ)

「おはよう、悠子今日は一緒じゃなかったんだね」

「おはよう、紫苑いや……」

「いや、迎えに行ったんだけど……」

「ピアノに夢中になっちゃって……気づかなかったんだ」

「そうなんだ。最近は何を弾いてるの?」

「ドビュッシーの月の光だよ」

「へー」

「聴こえたけど、綺麗な曲だったよ」

「そうなんだ、こんど聴かせてね」

「うん」

今の会話で判っただろう。

佳魅と愛島は付き合っている。

愛島は高校からの友人。

成績優秀、特待生、性格も良く、音楽大好き。

……とにかくなんでもできる系女子なのだ。


「おはよう」

「おはよう」

西城宗(さいじょうしゅう)矢崎慎太(やざきしんた)が着た。

彼ら二人は幼馴染で、二人とは高校からの付き合いだ。

西城は医者の家なのだが、彼は獣医を目指すようだ。

矢崎は酪農の家で、西城をよく家に招いていたらしい。西城が動物好きなのは矢崎の影響もあると自分は見ている。矢崎は紫苑と同レベルで動物好きだ。矢崎は紫苑よりたくさんの動物を飼っている。(あたりまえだが)


「おはよう……」

眠そうに登校してきたのは蔵入陸(くらいりりく)

彼女とは中学からの付き合いだが、何を考えてるのかよく解らない。基本的にぼーっとしているのだ。

彼女の進路は……どうなんだろう、解らない。

何故か次に登校してくる奴のことが好き。多分まだ片思いだろう。


「おはよう」

最後に登校してきたのが、桐生御琴(きりゅうみこと)

彼とは高校からの付き合い。何故か陸に好かれている。


これで多分、全員の説明が終わっただろう。

後少しでわかれるには惜しい仲間だ。


もうすぐ授業が始まる。

人物紹介が終わりました。次から始まりますよ、物語が。

怠けないでしっかり書きます。長くなるように頑張ります(笑)。

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