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10.寂しい
自分達は家に帰り、チャットを飛ばしあっていた。
「クラスメイトが二人も居なくなるなんて、だれも想像しなかったよね」
陸。
「俺ら、たった6人だぜ」
御琴が寂しくなることを言った。
「6人でどう立ち向かっていくのよ、殺人鬼に」
紫苑が言った。
誰も直接的に言わないけど、殺人犯はいると思ってるようだ。
「私たちに何ができるのかな」
悠子が言った。
「俺達はどうすればいいんだろう」
佳魅が言った。
まったくその通りだ。自分達がすべきなのは犯人探しか、身を守ることなのか。
頭のよい宗ならここで何と判断するのだろう。
行動力のある慎太だったらここで何をすると言い出すのだろう。
命の大切さを知る彼はどんな思いをしたのだろう。
彼らは死ぬ時、何を感じたのだろう。どんな思いだったのだろう。どんな痛みだったのだろう。
自分は二人を殺した奴を許さない。
それは此処にいる者すべてが思っているだろう。
または、思っていることを願う……。
今回は短いですね。サボったわけじゃないですからね!ではまた次話で会いませう!




