王城は馬鹿でかい
小説は初めてなのでとてつもなく下手だと思いますがご容赦ください
がんばります
こんばんは、ルーシェ・ド・オルコット、北の黒龍です。
今から私は王宮に侵入しに行くのです。
なんでかっていうと父様が強制的に従わされてる人に言われたからなのです。ほんとはやりたくないのですが仕方ないのです。父様の命がかかってるのです。
あ、父様も龍なのです。父様は西の黒龍なのです。
だから王子様には悪いですけど暗殺するのです。
そうそう、この国の王子様は冷徹王子という異名を持つのです。その名の通りとっても冷たい人らしいのです。けど、私は会ったことがないのでよく知らないのです。
ですがこれは初めてじゃないのでいつも通りに殺ろうと思うのです。
動きやすいように暗殺の時に着る服を着るのです。ちなみに武器はガーターリング付きの鞘に入れました。短剣、かっこいいのです。
でもこの服、ピチッとしてて体のライン丸出しで、ちょっと恥ずかしいのでその上からフード付きの上着を着ます。あったかいのです。一応鏡を見て身だしなみを整えようと思うのです。
うーむ、相変わらず家族みんなでお揃いの黄金の瞳に、母様譲りの紺色の髪なのです。自分で言うのもなんだけど私は結構ボンッキュッボンッでナイスなボディなのです。
自分の部屋から父様のお部屋に向かうのです。家は一応貴族の屋敷になので広いけど家族の部屋はみんなフロアが一緒なのです。
父様の書斎のドアをノックするけど、力加減間違えると手が痛くなるので気をつけるのです。
「父様、ルーシェです」
「入りなさい」
「失礼します」
ドアを開けばまっすぐ前にデスクがあって、そこに濃い紫の髪に黄金の瞳のダンディな男の人が座っています。父様です。
父様は私の格好を見てとても申し訳なさそうなに眉を下げました。
「任務か、すまんな無茶なことをさせてしまって」
「大丈夫なのです。私強いですから」
任務なんてへっちゃらなのです。
「まぁそうなのだがな、うちで一番強いのはルーだし。でもなルー、もし命の危機を感じたらすぐに逃げるんだぞ?」
「はい、全力で逃げるのです。じゃあそろそろ行きますね」
「気をつけて、帰ってこい」
私はその言葉に頷いてフードを被りながら父様の部屋を出ました。
そして廊下の窓から外に出るのです。アリバイ工作のためです、多分。
もう夜中っちゃ夜中なので誰もいません。歩いてるとしたら変態か、酔っ払いなのです。若い女の子や男の子は危ないので出歩いちゃダメなのです。
突っ走って王城に向かっていきます。
王城とオルコット家のお屋敷は領地の中の小さな町と大きめの森を挟んですぐ隣なんですがなんか昔、仲良かったらしいから隣同士らしいのです。だから馬車で30分くらいです。
30分くらい突っ走ると城壁が見えます。やっぱり騎士が巡回してます。でも私の脚力を持ってすればあんなのおちゃのこさいさいなのです。
隙をみてぴょんっと城壁を飛び越えます。飛び越えても茂みがあるのですぐ隠れられます。
バルコニーから侵入するつもりなので頑張って登ります。ちなみに王城の地図は頭の中に入ってます。馬鹿でかいのです。
おや、王子様のお部屋からは光が出てないのです。多分寝てるのです。
壁の石と石の間に短剣を突き立てて登っていきます。靴にも出し入れのできるナイフがついてます。
よし、バルコニーに侵入成功です。不用心にも入り口の窓が開いています。
無音で入って行くのです。中は薄暗いけどこんなものは私の竜の目をもってすれば太陽の下にいるのと変わらないのです。
誰もいません、ベッドが膨らんでるので多分ベッドにいるのです。
ベッドに近づいて多分王子様であろう人が寝てることを確認します。さて、父様のために死んでいただくのです。
仕方ないのです。ごめんなさい。
短剣を振り下ろしました。
ルーシェはアホの子です。そして北の黒龍とか西の黒龍とかは、髪の色と角の色で方位が決まってドラゴンの時の鱗の色で黒龍やら白龍やら変わる設定です。知ってても知らなくても大丈夫な小ネタ?的なやつです。