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LAST CHANCE GAME.  作者: どこぞの悪鬼&Kinsei
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【Turn kinsei】25.

 むぅなは参加者を探すために、階段を登った。

 むぅなは、先程やっと結論が出たようだ。

 これからどうするのかの結論に。

「三日目の終わりまで生存圏内の参加者を残しておき、他の参加者を狩っていく。そして、最終日に上位三名の誰かを殺せば勝てる。」

 むぅなの考えはこうだ。

 最終日まで上位三名を残して、自分にヘイトを向きにくくすることによって最終日までの生存率を上げ、最終日に上位三名の誰かを殺せば勝ち。とゆう考えだ。

 理論上ではたしかに勝つ確率は高くなるが、ひとつだけ欠点があった。

 それは、最終日に上位三名の誰かに負けてしまうことである。

 ゲームスタートから今の今までずっと上位を走り続けている戦宮司 堕蜘斗とかゆう参加者は、只者ではないだろう。

 つまり狙うなら先程生存圏内へと上がってきた二人だろう。

 むぅなが五階に上がってきたときそこには信じられない光景が広がっていた。

 そこにいたのは七十人を越えるほどの参加者だった。

「お、あいつは凩むぅなじゃないか?」

「凩むぅなって、星野さんたちに抜かされたプレイヤーの?」

「そうそう、そのむぅなだよ。」

 むぅなはその人の数にすごく驚いていた。

 すると、その大人数の中から二人の女の子が出てきた。

「姉様姉様、あれが凩むぅな?」

「そうよ妹、あれが凩むぅなよ。」

「あんたらは、誰?」

 そう聞かれて二人は答えた。

「私は、星野 水星、姉様の妹。」

「私は、星野 冥王、妹の姉よ。」

「この人達は?」

「私達のチームよ?みんなね。」

「そう、チーム、総勢七十二人のね。」

 水星は冥王に耳を貸して。と言った。

「姉様姉様、こいつならチームに入れてもいいと思うの。」

「そうね、妹、あなた、私達のチームに入りなさい。」

 むぅなは即答した。

「断ります。」

「理由を聞いても?」

「聞いても?」

 つくづくむかつく野郎たちだ。とむぅなは思った。

「あなたたちは私の嫌いなタイプなの。だから、チームに入ることは断ります。」

「はぁ、仕方ないわね。なら、ポイントになりなさい。」

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