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新しい固有スキルを試す

なんだこの固有スキルは。スキルの改竄?創造?...


「チートスキルきたー!!」


思わず俺は叫んだ。


「やっと異世界らしくなってきた...!」


この固有スキルを持っている人間も今のところ俺だけだろう。俺は今、このスキルで無双しまくりたい。 そう思い俺は冒険者に戻ることにした。



「あの...冒険者登録をしたいんですけど」


「わかりました。ではこちらに必要事項、固有スキルを記入してください」


前にいた国でも同じやりとりをした記憶がある。


「お名前はカイさんですね。こちらが冒険者カードになります...って、え!?もしかして第1回バトルロイヤル優勝者の方ですか!?」


受付の人が叫び、周りの人たちが一斉にこっちを見てザワザワし始める。どうやらバトルロイヤルで優勝した人という事で、有名になっている様だ。


「え!あの人が!?」


「俺のパーティーに入ってくれねえかな...なんてな」


外からもどんどん人が集まってきた。このままだと面倒くさそうそうだな。


そうだ!せっかくだし...


「固有スキル,[スキル改竄]発動。スキル[親ガチャ]をスキル[テレポート]に改竄しました」

「スキル[テレポート]発動。微夜の森にテレポートします」


「おお...こうやって使うんだな」


俺は一瞬で森にテレポートした。 あっちの人たちは俺が消えて驚いているだろう。


俺は今、固有スキルの1つ[スキル改竄]をテストとして使ってみた。 改竄...というよりはスキルを取り換える感じだろうか。

俺が持ってるスキルの中で一番意味がわからないスキルを取り換えてみた。


「結構便利だな。じゃあ次は...」


「固有スキル,[スキル創造]を発動。創造するスキル内容を入力してください」

そう聞こえると、目の前にキーボードのホログラムがでてきた。これで創るスキルの内容を入力するようだ。


どうせなら、無敵になれるスキル...いや、それは面白みがなくなるな。なら...基本ステータスを一時的にMaxにするとか...!

俺は[一時的に基本ステータスをMaxにする]と入力する。すると...


「スキルLvが足りません。Lvを上げてください」

と聞こえた。


「あ..そういえば[Lv5/1]とか書いてあったな...。」


またスキルレベルを上げなきゃいけないのかよ。面倒くさい。


まあ[スキル改竄]があれば大抵の事はどうにかなるだろう。


「とりあえず、明日には依頼を受けに行くか」


俺は久しぶりのギルドの依頼をすることに少しワクワクしていた。

うん...カイ、目標忘れてるね...。

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