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遠いあなたは君で私

作者:蒼伊織
 秋光さくらはある日、交通事故で記憶と右腕を失った。
 自分がどんな事故に遭ったのかもわからない。どんな人間だったのか、それもわからない。
 親友の青空やその兄驟との日々を過ごしながら、少しずつ自分を、小説家だった過去の自分を知っていく。
 記憶の戻らない日々。ぼんやりとした追憶の中で、事故に遭う前のさくらに雨と呼ばれる恋人がいたこと、そして小説を書き続ける彼女が、どこまでも尊く美しい人間だったことを知る。
 いつしか記憶の中のその姿、友人の話から拾い集めたその姿に、恋い焦がれていく。
 彼女の書いた小説や文章を通して、少しずつ過去のことを思い出していく。そしてどうしようもなく、自分がその尊い存在になれない事実を悟った…
うす桜の記憶
2021/10/22 12:36
2021/10/22 17:12
2021/10/22 21:10
2021/10/23 04:11
2021/10/23 15:00
2021/10/23 23:00
2021/10/24 14:37
2021/10/24 15:02
2021/10/24 18:07
2021/10/25 07:42
十一
2021/10/25 08:14
十二
2021/10/25 22:25
十三
2021/10/26 06:01
はいいろの雨
2021/10/26 22:06
2021/10/27 05:38
2021/10/27 12:09
2021/10/27 23:00
2021/10/28 07:06
2021/10/28 12:03
明日のそらに色はない
2021/10/28 19:12
2021/10/29 14:02
2021/10/29 19:39
2021/10/29 23:00
2021/10/30 17:31
2021/10/30 23:00
2021/10/30 23:00
2021/10/31 17:20
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