夏の終わり
それは暑い暑い夏の日の事、ふと耳を傾けると蝉の歌の様な鳴き声が聞こえるこの教室では数学の授業中だった、僕は窓側の隅っこの席に座っている、チャイムが鳴ると同時に皆が騒ぎだす、暑い、数分が経ち急に暑く無くなった皆が騒ぎだす、すると急に教室が光った、次に目を開けるとそこは真っ白い世界、すると神と言う男がたっていた、
「やあ、こんにちは今日は暑いね」
クラスのイケメン委員長光輝が怒鳴る。
「此所は何処だ教室に帰せ」
「そうだ」
「私達を帰して」
「帰らせろ」
「まあまあ、落ち着いて」
男は飄々と語りだす
「これから君達には異世界に行ってもらうその世界で見事魔王を倒したら地球に帰して上げる、大丈夫君達にはちょっとしたプレゼントがあるからさ、ステイタスオープンと言ってみて」
嘘臭いな、まあいいや
「ステイタスオープン」
「種族 人
LV 1 名前 陰雲白羅
パワー1220 スピード2300
MP 2600/2600 HP1500/1500
スキル 超隠密 超隠蔽 超越者
パッシブスキル 魔の極み 創造魔法
称号 超越者 その先へ挑みし者 」
なかなか良かった
「気に入ってくれたかたかな?」
「これは?」
「君達の強さを知ることができるものだよ。」
「これで魔王を倒せるのか」
「ああ倒せるよ、勇者ならね」
「皆聞いてくれ僕は勇者だ、魔王を倒さないと帰れないなら勝って帰って来よう僕について来てくれないかい」
「うおおおおおおおぉおぉおお」
「やるぞおおおおおおぉおおぉおお」
「うわあああぁああぁああああ」
はぁなぜこれだけでこんなに気合いが入るのか僕は分からないよ、僕は僕のやりたいことをやろう。
「君達は異世界で勇者召喚の儀式があるから、少し待っててね♪」
そして僕達が来た時と同じような光が起き、大きな空間に呼び出された。