僕は……
読んでくれたら幸いです。
僕には幼馴染みがいた。
幼稚園の頃から一緒にいた。
同じ小学校。
同じ中学校。
同じ高校。
同じ大学。
なぜだかずっと一緒にいた。
いつのまにか好きになっていた。
僕は市役所に勤務することになった。
彼女は小さい頃からの夢の歌手になった。
中々うまくいかないらしい。
僕は彼女に告白することを決めた。
そんなやさき彼女はゴールデンタイムのドラマの主題歌に抜擢された。
彼女は僕から遠い存在になっていった。
後悔しかなかった。
どうしてもっと早く告白しなかったのか。
彼女はスターになった。
彼女とはもう大学を卒業して一年は頻繁に電話もメールもしていた。
でもそれからは彼女はスターになり話さなくなった。
大学を卒業して5年が経った。
僕は大学卒の市役所勤務。
かたや幼馴染みは日本を代表するスターになった。
週刊紙で彼女は人気俳優との熱愛報道を知った。
辛い気持ちにしかならなかった。
僕の彼女への恋は週刊紙の報道で覚めてしまった。
僕は新しい恋を探すことにした。
それから後輩に合コンに誘われたから行くことにした。
相手の職種は様々だった。
それから僕は28歳でありながら20歳の大学2年生に恋をしてしまった。
合コンの終わりに連絡先を交換した。
その夜に僕はどう思われてもいいから食事に誘うことにした。
僕と大学生の彼女と食事に行った。
その後に彼女の方から告白された。
僕は彼女に恋をしていても年の差がネックだった。
でも僕も好きだったから付き合うことになった。
それからは順調に交際が進んだ。
僕の両親にも会ってくれた。
彼女のご両親に挨拶もした。
快く許可してくれた。
何かって彼女との結婚をさ。
彼女が大学を卒業してから結婚することになった。
彼女はいま大学3年生だから後1年だ。
あれから1年が経った。
彼女はアパレル関係の仕事に就いた。
そして僕が30歳彼女が22才の時に結婚した。
僕はスターになった彼女とはもう話していない。
僕が結婚することは彼女の母親が教えたらしい。
結婚して3年目僕と彼女に子供が誕生した。
双子の姉と弟だ。
子育ては大変だ。
彼女は子供ができたのを気に会社を辞めた。
子育ては大変だ。
そして今日彼女との結婚10周年の日だ。
今でも彼女とはラブラブだ。
ちなみに僕の幼馴染みは前に週刊紙で見た人気俳優と結婚をした。
もう僕に幼馴染みへの恋はない。
僕は今の彼女と双子の子供がいる。
僕の人生は幸せだ。
楽しんで書けました。