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神子と女神の冒険  作者: スルー
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3章 第1幕 サルエード

 王都に入るために門兵に話しかける

「入ってもいいですか!」

「あぁ、身分しょうめ…、!?13歳くらいの少女と獣耳の女の子…」

 門兵は険しい表情でぶつぶつと呟いている、そしてそのまま私たち睨み低い声で問いかけてきた

「お前たちの目的は何だ?」

「困っている人を助けることだよ!」「ですぅ!」

「そうか…」

 門兵は突然笛をふいた、すると門に駐在する四

人の兵たちが出てきて、私たちを囲み武器を突き向けた

『えっ!?どうゆうことですか!』

 キーアとレティは不思議そうにのんびりと眺めている

「お前たちを捕まえて調べる、いけ!」「ハッ!」

キーアに三人のレティに一人の兵が武器を振り上げる

『キー様危ない!』「何で私攻撃されたの?」

キーアはサラッと避けて兵に尋ねる

「なっ!バカな!」「どうしてです?」

レティは振り降ろされた武器を摑み折った

「冒険者を次々と襲い酷い負傷を負わした」

『レティ様!初めの人以外の兵の方に幻惑魔法で寝かして下さい!キー様、代わります!』

「うん」「はいです!」

「ぐっ!」「お前ら何をやった!?」

 レティはすぐに兵たちに魔法をかけた、初めの指揮官らしい人は武器を構えながら叫ぶ、その構えには他の兵とは全く違い隙がない

「スミマセン、私たちには身に覚えがありません。人違いだと思うのですが?」

「これだけの実力があって、信じられるわけがないだろう!」

「ギルドカードをとりあえず見てもらってもよろしいですか?」

「…わかった!そこに置け!」

サリューは少し先に置いて戻る、指揮官らしき人は警戒しながら拾い見る

「確かに、偽造ではないな!キーア・トイエック、サリュー?名前が二つあるのは?」

落ち着いてきたのか冷静に訊ねられ、実際に代わり説明した

「ランクは3か、そっちの獣耳のは」

「ありません、ちょっと見てもらえますか、レティ様グレイマティの姿になっていただきたいのです」

「わかったです!」

指揮官らしき人は急に魔物に変わって慌てて武器を構え直して警戒に入る

「グレイマティ…か?魔物が人になれるのがいるとは知っていたが初めて見たな」

 グレイマティの性格を知っているために、落ち着いたレティの様子から警戒を解く

「…わかった、お前たちは多分違うだろう

疑ってしまい申し訳ない、四人を起こしてくれると助かる」

「ありがとうございます、レティ様戻って解いてあげて下さい」「はいですー」

起き上がり警戒する兵たちに指揮官らしき人が勘違いだったことを伝えてもどらせる

「ありがとう、俺の名前は『トレスターク』だ、ちょっと待っていてくれ」

トレスタークはポーチから紙とペンを出して書いて渡してきた

「これをギルドに出してくれ、先程のお詫びだ」

「ジィーーッ、うん、やっぱり似てる!」

「何だ?似てるとは?」

「ヒューゴに!」『えっ、全然違うと…』

「!?ヒューゴを知っているのか?」『えっ?』

「うん!」「俺は『トレスターク・アストン』ヒューゴの兄だ、昔から全く似てないといわれていたがよくわかったな」『本当に…』

「すごい似てるよ!」

「初めて、そういわれたが嬉しいものだな!久しく会えていないが元気だったか?」

「うん、元気だったよ!」

「そうか、それはよかった。休暇が取れたら会いたいが今の状況だと厳しいだろうな」

「何で?」

「何でって…先程話してしまったが冒険者ばかりを狙った事件が起きている、俺は兵全部を纏めている立場にあるから、事件が起きている時に休む訳にはいかないのだ」

「キーアこの人困っているのです!助けてあげるのです!」「いや、君たちには…」

「そうだね!困っている人は助けないとね、トレ、トレスゥー、トレス!」『諦めましたね、何故ヒューゴ様のお名前は覚えているのでしょうか?』

「ヒューゴはヒューゴだから」『…わかりました』

「?……しょうがない…わかった、君は何となく何を言っても引かなそうだからな、ギルドに案内しよう

誰か一人いいか?!門を頼む!」

中から兵が一人出てきて配置に着く

「君たち付いてきてくれ」

「「はぁーい」です」

通りにそって歩き出す

「それにしても君は強いのだな」

「そんなことないよ!ペストの剣には対応しきれなかったもん」

「ペスト…が誰だかは知らないが先程の兵は信頼されているやつらだ一振りだが連携されたあれを見切り簡単に避けられる人は殆どいないだろう」

「へぇ、そうなんだー。トレスなら余裕だったよね」

「えっ?あ…あぁ…総隊長やっているからな、三人の直線攻撃ぐらいなら躱せないこともない」

「トレス強いもんね!」

「えっ?あ…あぁ」『ふふっ♪』

トレスタークにとってキーアは苦手なタイプであろう、オロオロするばかり

「つ、着いたぞ」

歩いて15分、王都には同ギルドが二つありその内のひとつに到着する、トレスタークは気を使い過ぎて疲労困憊だった

 王都のギルドということで、とても大きかった

キーアにとって一番大きいと思えたラウドのギルドが小さいと思えるほどだった

「うっわぁ…」「広いです!」

 たまたまなのか今は人が殆どいなかったので余計に広く見える、お仕事の貼り付け場も四カ所あり受付口は七カ所もあった、キーアたちを見て受付の人たちがクスクスと笑っている、それに反応したレティが受付の人たちに手を振ると、皆笑顔で振り返してくれる

「振り返してくれたです!」

「私もやってみる!あっ、手ー振った」

「……行くぞ」

 トレスタークは恥ずかしいが二人の近くにいて、しっかり待ってから声をかけた。端の受付の人に来賓室を借りると言って二階にある見栄えの良い家具が自然に溶けこんでいる部屋に三人で入ってテーブルにキーアたちとトレスタークが対面するように座った

「さて、まずは色々と話す前に確認することが二点ある!

 まずは、君たちは俺を助けると言っていたが、具体的にはどうしたいんだ?」

「トレスは困っているんだよね?」「俺もだが、皆が、特に冒険者と関連者はな」

「ならその人を助けるの!!」「レティもです!!」

「そうでなく…いや、それならいい」

 キーアたちの真っ直ぐな瞳に疑いや駆け引きなど不要、ましてや関わらせない(・・・・・・)という考えもトレスタークの中から霧散した

「事件について話す、絶対に他の人には話すな」

「はいです!」「わかった!…あれ?質問は?」

「それは気にしないでくれ解決した

 では事件についてだ、分かっているとはおもうが危険は高い、しかも詳細が摑めていない」

見るトレスタークに二人頷く

「被害にあっているのは冒険者のみだしかも★3ランク者以上と考えられる、★4は数自体がかなり少ないので被害者は一人しかいない」

「質問なのですが、★2ランク者以下は被害はなしで、接触の方はどうなのでしょう?またランク無し者は?」

「サリューと言ったな、中々いいところに気が付く、★2ランク以下の者にも恐らくは接触はしている、ただしみな気付いていない、細かい記憶をしている者に会った人を聞いて、二人だけお仕事中にすれ違った人の共通が偶然判明した、王都は出入りがあるから関係ない者の判別は無理だ。ランク無し者もそちらと同様だった」

「共通は少女と獣耳ですか?」

「!?聞こえていたのか?そうだ、合っているかもわからないが、だが一番有力で唯一の情報だ」

「何だか私たちみたい!」「キーア、だから兵がきたです」「そうだったんだ」

「キーアとレティは似ているが、レティはサリューに似ているのだな」トレスタークの小さな声は空気に消えていった

「被害に遭った冒険者の安否は?」

「命には別状はないが、犯人や状況の記憶はなくみなが体が動かせられないようだ」

「酷い…、記憶は消されたのでしょう、一度会いに行ってよろしいでしょうか?」

「本人がいいと言えばいいが、何をするんだ?」

「怪我の状態をみたいのと、キー様が治せるか判断したいのです」

『うん!出来るならやるよ』

「分かった、なるべく刺激は与えるな、回復は最高回復魔法師でも無理だったんだ無理だ」

「はい、わかりました」


 案内され病院みたいな所にいく

「会ってもいいそうだ」「分かった!」

「「こんにちは」です」

傷や痣といった外傷は治療されているから、見た目は普通の男性数人が仰向けに寝ている

「調査の協力ってきいていたけど、こんなにかわいい娘がくるとはおもわなかった」「そうだな」

 顔だけでピタリとも動かないで喋る、サウリューネは自分が勘違いしてたことに気付く

「ねぇねぇ、身体にちょっと触っていいかな?」

「ははは、おぉいいぞ変な所には触るなよ」

「それどこ?」「あぁ、悪い何でもないよ」

 キーアが身体に触れるとサウリューネが微かな違和感を感じた『キー様魔力の流れがおかしいです』

「えっ?」「あ?どうしたんだ?」

「なんか魔力の流れがおかしいみたい、ちょっと代わる」「何言っているんだ?魔力の流れ?」

 サウリューネが代わると、本当に極微量の魔力が張られて体の部位におくられていることがわかった。

「これは…キーア様代わります」「?」

『レティ様、洗脳魔法をかけてみて下さい』

「わかったです!、、あれ?他に強い魔力があるです?置き換えますです!」少し強めに使っているようだ

すると、男性は意識を眠らせた

「どうしたんだ!急に寝て!」

「今レティが眠らせたの」

 不信を抱き周りはガヤガヤし始める

『レティ様、どうですか?』

「レティの魔力に変えたです、他の魔力は剥がし消したです」

『ありがとうございます、その方は大丈夫ですか?』

「もちろんです!」

『さすがです、解除してみて下さい』

「はいです!」

男は目を開けて体の違和感に気付く

「う、嘘だろう!動くぞ!」

手をにぎにぎしている、足を開いたり閉じたりする

「キーア、サリュー、レティ、何をしたんだ?何故この人は動けるようになった?」

 トレスタークが信じられない物を見るように尋ねてくる

「レティ様、他の方たちにもお願いします」

「わかったです!」

次々と一瞬眠らせ解除し治していく

「トレスターク様、これは洗脳魔法です」

「洗脳魔法!?だがそんな感じはなかったはずだ」

「そうですね、送る魔力の線がとても細いのですよ、それこそ全く感じられないくらい」

「そうだったのか」

「ちょっといいか?兵士様!思い出した、俺をやったのは一人の男だ、髪が紫色の珍しい奴らだった」

「!?、そうか、情報をありがとう!必ず見つけ出す!」 その後女性冒険者も同様で得られた証言は同じものだった、キーアたちは冒険者に口々にありがとうと感謝された


 ギルド来賓室

「襲った者は紫髪の男単体らしい、君たちのおかげで助かった!代表して御礼を言うよ」

「それで、どうしたらいいでしょうか?」

「どうにかして捕らえたいが…、紫髪の人は今まで見たことないから見たら分かるはずなのだが…」

「それなら私がお仕事受けて出ればいいんじゃないかな!」

「危険だ!それにどこで見ているかわからないからさっきの行動で顔がバレている可能性もある」

「そうだ!キーア!レティがキーアを周囲に違う人に見せるです!」

「レティすごい!そうしよう!」

「おい!ちょっとまて」

 トレスタークの制止などお構いなしにキーアたちは即座に立ち上がりレティが魔法をかける

「おぉ、別人だな!、っ!そうじゃない!

わかった!もう止めないが、レティ解除しろ、今ここでやってももしもがある」

「??はいです」「どうゆうこと?」

 治療からギルドに直接きたから、もし見られていたら上から出てきた者がキーアだと勘づく可能性があることを教える

 ということでキーアたちは宿屋を教えてもらい先に出てそちらに向かった、今日だと警戒されて出てこない可能性があるので決行は次の日の昼前にすることとなった。

 因みに教えてもらった宿屋は一番安い宿屋で部屋もご飯の量も質もあんまり良くなくキーアは(・・・・)不満であった


 次の日昼前、ギルド

「おっしごと♪おっしごと♪なっにがいっかな~♪」

貼り紙を見ながら歌っている少女を周りの人達は色々な目で見ている

 そんなざわめきの中で一人の地味な見た目の少女が呟く

「あれは、違う」

興味を無くしたように辺りをまた観察しだす

「ないなぁ!あっそうだ!受付のお姉さ~ん!」

仕事を探していた少女は受付に手を振りながら向かい走っていく

「どうしましたか?」

「お仕事下さい!」

 ギルドカード確認したり、どんな感じのがいいかと必要な情報のやり取りをする

 お姉さんは元気な声で

「こちらがよろしいかと」

「うん?何かな!★4魔物ライミグルの討伐、どこにいるの?」

 その響くような声に反応したのはさっきの地味な少女だ 「…★4を一人で?実力者か?」

「馬車で一時間くらい南に行った所なんですよ」

「わかった!行ってくる!」

ランランとスキップしながら走って馬車乗り場へ向かう少女を人に誰にも気付かれずに地味な少女が追いかける

 少女は予め(・・)用意された大きい馬車に乗る

「丁度出発だったんだー」

 他には二人旅人らしい人が乗っていて、地味な少女も同席した、途中で旅人の一人が話しかける

「お嬢さん、どこにいくんだ」

「んー、んー・・・ライミグルの討伐で…!!」

「聞いたことないな、魔物か?」

「そのと…そうなの!」

「気を付けてな」

「うん」

 旅人二人は少し前の所で降りていった

目的地に着くと少女は降りた

「うーんとあっちか!」

 馬車の中から地味な少女は少女を観察している

やがて走り出して少し進んだ位置で馬車を降りた


 少女が十分程ゆっくり(・・・・)歩くと森が見えてくる

 出てくる魔物を叩き潰しながら奥までいくと、巨大な魔物がいた硬いクリスタルのような皮膚に電気が纏わり付いているトカゲのような見た目の魔物がいた

 少女はシルバーハンマーを持って突撃する ライミグルは太い尻尾を振り、辺り一面に強力な雷を放つ 尻尾を自分の頭ほどの高さで後ろに跳んで正面に土の壁を作り雷を防ぐ、同時壁の横に二個の高熱の火の塊がライミグルに放たれ当たるがダメージはない、すぐに冷たい真水の塊を二つ追撃する ライミグルは二本足で立ち手を振り衝撃波が起こり辺りを土の壁を切り裂いていくが少女はいなかった 火の塊を放った時には少女は壁と火で姿を隠しライミグルの後ろに回っていたそこにもう一度水を火を当てる、ライミグルは前に倒れ手を着き元の態勢になおり体から電気を放ちながら反転する、しかし雷は起こらないで自分の濡れた体の真水に打ち消された そこへ少女がライミグルの後ろにあった残った木に登り飛び降りながら脆くなったライミグルの身体の背中にシルバーハンマーを思いっきり振り下ろすとバキバキッとライミグルの背中が割れて悲鳴をあげながら地面に倒れた

「はぁ、はぁぁ、はぁぁ~、やったね!腕が折れていそう痛いや!」ハンマーを落とす 

すると殆ど木が切り裂かれた入ってきた方から紫髪の男が歩いてきた

「いやー!驚いたね!ライミグルを一人で倒してしまうとはね!、しかし、はーはっはっは!君はボロボロだねー、ぼくもかなり強いけど、君には勝てないよ、でもね!」

 見てわかるほどのサリューと同じかそれ以上の火の魔法を手に出す

「ふふふ、ふはははは!君に罪はないけどね!」

男は火を放とうとする、が!ガチッと動きが止まって仰向けに倒れた

「なっ!何だ!、まさかこれは!?」

 頭は動くようなので辺りをキョロキョロ見ている

すると男の背後から二人の旅人がやってきた

「お前たちは!馬車での!」

「何故お前が馬車を知っているんだ?同乗していたのはそちらの少女ともう一人目立たない女の子がいただけだった」

 男はしまったと思うと同時に少女の存在が知られていることに疑問をもつ

「不思議そうだな、説明してやれ」

もう一人の旅人が喋る

「レティが打ち消したです!」

 とても簡易な説明だった

「……そういうことだ」

「どういうことだ!?」

「はぁ…レティもういい、俺たちの解いてくれ」

「はいです!」

 すると、みんなの姿に変化が起こる、正確には周りの人達が、そして男が認識してた人物がだ

「お前は兵士の!建物から出てきた女もか!まさか…」

「気付いたようだな、やはり勘づいていたか、まぁそういうことだ!お前を捕縛する」

「えいっ!です」

レティが意識も眠らせた

「キーア!大丈夫です!」

すぐにレティは駆け寄る

「うん、大丈夫!魔力が少なって回復が今は出来なくて手が腕が痛いだけだよ!」

『無茶しましたからね、アイナ様の特訓がなかったら厳しかったですね、魔力量もかなり増えましたから』

「だけじゃないです!しっかり休むです!乗るです!」レティはグレイマティに変わりキーアを乗せる

「大丈夫か?ライミグルを本当に倒すとはな、犯人を呼ぶためとはいえ無茶をさせた…ハンマーは使い物にならないな…」

 シルバーハンマーは面は剥げ、柄は折れ無残な姿になっていた

「そんなことより、トレス!酷い!酷いよ!」

「えっ?あぁ、無茶を…「そうじゃない!」」

キーアの怒りに戸惑うトレスターク

「あの宿屋おいしくない!量少ない!」

「えっ?あっ?あぁ…お金のことを考慮してな」

冒険者に金がないのは普通だ、金持ちは一部だけ、当然の気遣いだった

「あのですね、私たちはお金は割と潤沢なのですよ…」サウリューネが戸惑うトレスタークのために説明する

「そ、そうかキーア悪かった、今日は良い所を紹介する…」「うん!ありがとう♪」

 今回協力者はギルドの受付のお姉さんと馬車の御者さんだけだ、始めの馬車の一時間後に来てくれるように頼んであるからもうすぐ来るだろう

「馬車がきたらレティは戻れよ、驚かせてしまう」

「わかったです!そしたら抱っこに変えるです!」

「なんか恥ずかしいなぁ、それにしても!やっぱりもふもふふわふわぁ~」

「キーアにそうされるの大好きです♪」


 キーアたちは一時間かけて王都に戻ってきた

休んでいる内に魔力が回復してきて腕は治せた

 トレスタークはキーアたちと二日後昼にギルドで会う約束をして別れる

 どうやら宿屋紹介の話しは忘れてしまったようだ

討伐報告にギルドへ行く

「キーア・トイエックさん、サリューさん、こちら更新しました、おめでとうございます」

 キーアのギルドカードの★3が★4に変わった

「こちらは報酬です」

「あ、あの?何でしょうか、この貨幣は?」

目の前に出されたのは、見たことがない硬貨2枚と大金貨5枚

「あぁ、スミマセン、あまり王都以外では使われることはありませんからね!これは華貨という貨幣です、大金貨は知っていますか?」「はいっ」

「それならこの華貨は大金貨10枚分となっています」

「わ、わかりました、ありがとうございます…」

「では、お疲れさまでした」

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