村到着!しかし…
「あ、村が見えてきましたよ〜」
「おぉ〜…って…すっごい小さいな」
「見えたと言ってもまだ遠いですね」
「しかし今日の夜には着くだろう」
「今日はいい天気ですし少しペースを上げて夕方ぐらいにには着きたいですね。どうせ夜になるとまた雨でしょうし」
「そうなるといいですね」
「この辺って聖水の効果ないんだっけ?」
「あぁ…まだまだもっと村の近くに行かないとだな」
「聖水って言っても案外効果範囲狭いですね」
「それでもモンスターが近づかなくなり野生動物が増える場所があるぐらいだそれなりに効果広いとは思うけどな」
「ふむ〜…」
「あ!…て言うか今更ですけどやりのこしてることいっぱいですね…」
「なにかありましたっけ?」
「ザリガニ拉致するの忘れた」
「”あ!”」
「まぁでもザリガニ育成用の施設も作らないとですし…いいんじゃないですか?」
「港見てない」
「俺は見た」
「僕も見ました」
「俺も見たぞ。ていうかリーフが岸壁に座ってたときミキ君も見ただろう」
「リーフさんがいちゃついてるところしか見てなかった…」
「いちゃついてませんよ?///」
「イチャついてないならなぜ頬を染めるのか…」
「んー…」
「どうしました?ソウ先生」
「なんか森が…」
「風が騒がしいですか?」
「いや。風じゃなくて森が…」
「森がどうしたんです?」
「いや…気のせいかもしれない。」
「確証できるまでは断言できないからな」
「ヤバ目?」
「現段階ではわからないな…」
「ふーん…」
「ところでソウ先生…」
「なんだ?」
「なんで服に肩パッドなんですか?」
「クマに殴られて破損したから」
「殴られたのはお腹だけでしょう?」
「胸のところは無事だったんだがなんか変な壊れ方して赤ちゃんのよだれかけみたいになったから捨てた」
「ぶふ(笑)」
「…」
「いや…すいません(笑)」
「いやいいんだが…」
「でもそれならさ。ちょっと帯刀してる剣貸してください」
「はい。なにすんの?」
「これに紐をこうつけてはい。これからって」
「…」
「どうよ!中剣を背負いし百戦無双の両手剣使い!」
「おっ(笑)にあうじゃねーか!その意味深な肩パットといい体格といい…ブフッ(笑)」
「マフラーも欲しいですね!このハンカチ首に巻いて…」
「ピンクのハンカチを首に巻いたグレートハウンドベアを屠し勇者…ぶふっ…(笑)」
「いや!似合ってるよ!すごい似合ってる!」
「ソウさんかっこいいです!ピンクのマフラーっていうのが残念ですけど僕の理想にかなり近いです!」
「ピンクのマフラーのせいで少しオネェが入ったホモ戦士ぽいけど似合う!(笑)」
「俺は狩人だ!(怒)」
「いやー(笑)似合ってたのにな〜(笑)」
「なんで辞めちゃうんだよ!見た目だけでも屈強な戦士にしておけば獣も近寄らないのに…ブフッ…」
「みなさんソウさんがかわいそうですよ(笑)」
「じゃああミキちゃんがやればいいだろおおおお!ピンクのマフラー似合うだろおおお?!」
「おう…まぁ…以外と様になってるな…」
「ミキさん似合いますね!可愛いですよ!」
「え〜(笑)私魔法も使えちゃうし魔法剣士になれちゃう!?風の刃をこの剣に乗せて…風切!」
「おー!できそうできそう!」
「悪くないな…」
「見えない斬撃が相手を襲う!」
「それっぽい!!」
「じゃあ次リーフさんね」
「え?僕もやるんですか?」
「当たり前じゃん〜!はいはい御者は私がやるから…」
「おぉ…これは…」
「おぉ…美しい…」
「あの///これなんですか?」
「半ズボンだから上から余ってた布巻いてスカート風に仕上げて剣を左腰にピンクのハンカチを頭に巻いて…」
「もう少しセクシーさが欲しいな…」
「おっちゃん…あんたもイケル口だったか…」
「うむ…悪くないな…」
「ソウ先生の食指が反応してる…」
「ちょっと!そんなみんなして見ないでくださいよ!だいたいこの布村の人から頼まれた商品じゃないですか!ダメですよ!」
「“えー”」
「えーじゃないです!」
「思った通りリーフさんは最高な逸材でしたね…」
「あぁ…リーフ優勝!」
「リーフ…今度うち来ないか?」
「このタイミングで誘うのやめてもらってもいいですか?」
「陽落ちちゃったね」
「まったく!ミキさんが遊んでるからですよ!」
「私だけのせいじゃないはず…」
「づいたああああああ」
「おつかれ〜」
「お疲れ様〜」
「おつかれ」
「とりあえず俺は今日のところは帰って寝るわ」
「俺も。」
「私も…」
「馬どうしようか?」
「荷物と荷馬車は教会においてもいいですか?」
「おっけー」
「馬は馬小屋に返してきますので」
「じゃあここで解散ね」
「明日昼ぐらいに教会集合な」
「りょーかい」
「わかりました」
「うい」
「じゃあ一旦解散!」
コンコン…
「チェストー!」バキッ
「うおっ!?」
「なんだミキちゃんか」
「いやいやいやなんで扉越しに包丁突き刺すんですか!危うく怪我するところでしたよ!」
「他に誰かいたかい?」
「えぇ?…誰もいませんけど?」
「とにかく中に…」
「あはい…」
「あ、お帰り。」
「その言葉は最初に欲しかったな〜…」
「ただいま」
「ところでミキちゃん。」
「なんですか?」
「レディにこんなこと言うのもアレだけど…臭いよ?」
「///!」
「お湯はないけど奥で水浴びでもしてきなさい。その間にご飯作るから…」
(涙目)
「ふー!久しぶりの清潔な服!あ〜我が愛しの最後の服!プリースト服!」
「ご飯できたよ〜」
「はーい」
「あぁ!!!久しぶりの肉!」
「…」
「アレ?」
「なんで肉ないんです?」
「その事なんだが…」
「えぇ!?最近盗賊団がこの村の森にいる!?」
「そうなんじゃ…」
「…」
「最初は森で人影を見る程度だったんじゃが…ある日冒険者と名乗り村に入り宿に泊まってたんじゃが…リーンちゃんを人質に森に食料と酒を持ってこいと要求するようになってな…」
「それって何日前?」
「三日ほど前じゃ」
「やつらはたらふく村から金目のものと食料を奪うと森に引きこもっておる」
「…」
「わしが現役だったら3秒で血祭りにあげておったものを…」ボソッ…
「ん?何か言いました?」
「いや…なんでも…」
「村に来る時そいつらに合わなかったか?」
「いえ、会いませんでしたが…」
「そうかそれはよかった…」
「会いませんでしたがソウ先生が森が騒いでいるとかなんとか言ってましたね」
「流石はこの森の狩人…」
「しかし村の食料がなくなる前にミキちゃんたちが帰ってきてよかった!」
「それよりリーンちゃんは無事なんですか?」
「あぁ…村の他の狩人にこっそり見に行かせたところ無事なようじゃった」
「ならよかった…」
「じゃが食事を与えられていない様子で木に縛られていてとても衰弱してるらしいんじゃ…」
「!?」
「野郎…ぶっ●してやる…」
「まてまて…そう急ぐでない!ここは作戦を立ててだね…」
「…たしかに…」
「今から村長の家で集会をするからミキ君もきて欲しい」
「わかりました。」
コンコン
「私だ」
ガチャ…
「よくきてくれた先生…それにミキちゃんもお帰り」
「ただいまです村長さん」
「これで全員か…少ないな…」
「皆にも守る家庭がある。無理を言っても仕方ないだろう」
「そうだな…それでもミキちゃんやソウがいることが心強い」
(私と先生とソウ先生と村長と…村の狩人の人…3人と自衛団の人…リーフさんはいないか…)
「村の仕入れご苦労だった。だが今はその話をしているときではない。」
「見てきてもらった情報ではリーンちゃんは怪我をしていない様子らしいが飯を与えてもらえず衰弱してるらしい」
「「「…」」」
「これ以上は最悪死んでしまうかもしれない」
「そこで明日食料を届ける時に交渉に行こうと思う」
「それで…大変心苦しいのだが…ミキちゃんにリーンちゃんとの人質交換を受け入れて欲しい」
「「村長!」」
「わかってる。もちろんミキちゃんが承諾してくれればの話だ」
「いいですよ」
「軽ッ!?おいおい人質になるってどう言うことかわかってんのか!?」
「でも私が引き受けないとリーンちゃん明日の夜にでも死んでしまうかもしれません」
「…」
「私はまだ元気なので最悪一人で逃げるにもリーンちゃんを抱えて逃げるより一人の方が逃げやすし」
「ミキちゃんが引き受けてくれるのはありがたいが…本当にいいのか?」
「先生…多分私ならなんとか逃げられると思うんですでも一人で逃げ切るのは厳しいので皆さんに手伝っていただきたいんです!」
「もちろん援護は惜しまない。引き受けてくれてありがとう…本当にありがとう…」
「それで敵の人数と武器はは?」
「リーダーが1人そいつは長い両刃戦斧で弓兵2盾を持った剣士3の6人だ」
(6人か…キッツゥ…)
「こっちの戦力は?」
「ソウと自衛団の4人とミキちゃんに弓を教えてたばあさんも協力してくれるらしい。それと俺と…ワシもやろう。」
「ミキちゃんたちが持って帰ってきてくれた弓と槍があるから今までよりは戦力増強できたはずだ」
「ミキちゃんを人質に出すんじゃ…せめてワシに作戦を考えさせてくれ…」




