帰り道8 ゴブリンの襲撃
「うっ…寒い…」ガタガタ…
「ずぴー…」
「あ〜流石に風邪ひいちゃったかな…」
「えっくしょぉん!」
「…」
「過酷。」
「“いただきます。”」
「あ“〜あっだかい…」
「この家はそこまで安心できるわけではないが…空間に包まれていると言うだけでもありがたいんだが…地面から冷気が直に体に当たるのがイカンな…」
「何か工夫しないと…凍死とは言わないでもあまりよくないかもしれませんね…」
「今日は晴れてるようだから頑張って移動してテリトリー内に入ろう。」
「おー」
「あ〜…なんかフラフラするし寒い…」
「大丈夫か?物をどけて荷台に寝てたらどうだ?」
「そうしようかな…」フラフラ…
「よし…準備できた。ワン太おいで…」
「わう…」
「ふー!あったけ〜」
「あ、ソウ先生にこれ貸します」
「お?リーヴェルか?今日は晴れてるし空からも見てくれるのはありがたい。安心して地上を移動し距離を稼げるな。」
「…」
(おはぎかよ…)
「ミキちゃんが乗ってるせいで重い」
「店主さん。荷台押すのありがとうございます。」
「おう…いいってことよ」
「このおっさんショタコン説」
「なんか言ったか?」
「いえ、何も」
「荷台の寝心地が悪い…」
「贅沢言うな。歩かないだけマシだと思え」
「…」
「そろそろテリトリー内だ。少しは気を抜けるが完全に気をぬくなよ。」
「”はーい“」
「疲れたな…少し…寝よう…」
「うわぁ…おはぎが溶けて俺の肩が…」
「汚ねぇ(笑)えんがちょ」
「…」
「キち…ん」
「ミキ…」
「ミキちゃん!」
ハッ!?
「起きたか…」
「なに?どうしたの?」
「やばい状況だ。囲まれてる…」
ゴソゴソ…「敵は?」
「ゴブリンが6体ほどだ」
「うっ…」
「おい!しっかりしろ!」
「はぁ!一気に終わらせるから!」
「いでよ!リーヴェル!」
「キュイ!」
「トラッキングウィンドアロー!」
「グギャア!」
「お見事」
「はぁ…はぁ…じゃあ…私寝るから…またなんかあったら起こして…」
「あぁ…」
「リーヴェル…ワン太…護衛よろしく…」
「…」
「相当来てるな」
「流石に歩いて移動して戦闘して…」
「ずっと雨に当たりっぱなしで…肉抜きで…」
「そりゃ弱るのも当然だよな…」
「俺以上に血が足りてないかもしれない」
「残りの食料の肉を優先的にミキちゃんに回すけどいいか?」
「問題ない」
「どうぞ、遠慮しないでください」
「ありがとう助かるよ…」
「お姫様はよく眠ってるぞ」
「今日はこのまま寝かせてやろう。3人で交代で火の番をするぞ」
「今日はワン太とリーヴェルもいる。交代ずつ見張っても常に3人で見張ってるようなもんだ」
「一人だと心細いですがリーヴェルとワン太の存在は非常に心強くありがたいですね」
「違いない」




