ソウ先生 改心
「では行ってきます!」
「気をつけるんじゃぞ」
「お、鳥発見!君は明日のご馳走だ!」シュン…
ドスッ…
ポトッ…
「あ」
「…」
「なるほど…鏃が鍛え上げられすぎてるとこうなるのか…」
「貫通してどっか行っちゃった…」
「しかも鳥飛べはしないけど結構生きてるね。矢が刺さったままの時より激しく暴れるんだけど…これは厄介ですな…」
結局2羽しか取れませんでした
「ただいまー」
「お帰り、どうじゃった?」
「2羽しか取れませんでした。」
「ほう?珍しい何かあったのか?」
「それが…」
「なるほどのう…まぁわしが言った通りだの。」
「あんなに騒がれると他の鳥も逃げちゃいますよ。」
「しかしもうそれしかないし我慢して使うしかないの…」
「ぬぅ…これ不便」
「まぁ、身に染みて経験したことじゃから次買うときは大丈夫じゃろ」
「この鏃無くなるのいつになるんですかねぇ…」
「…」
「あ、討伐に入っても良いぞ」
「え?3羽取れなかったのに?」
「今回その鏃で少ないチャンスの中で2羽も取れたんじゃから腕は鈍ってない証拠じゃ」
「なるほど、腕の心配してたんですね」
「そりゃの…」
(あの黒さを見せられてはな…)
「じゃあ先にソウ先生に予約入れてきます」
「行ってらっしゃい」
「ソウ先生ー」どんどん
「ん?どうしたんだい?」
「明日朝から討伐のお願いをしようと思って」
「あぁぁいいよ?うん」
「ん?何か隠してませんか…キョロキョロ」
「何も隠してないよ!何も!それじゃ明日朝迎えに行くからね?」
「あ、明日は私が迎えにいきますね」
「え?あぁいいけど…」
「それじゃあおやすみなさい」
「行ったか…」
「別に普通に見えるぞ」
「お前の思い込みなんじゃないか?」
「ううん…それならいいんだけど…」
「それにソウが女から嫌われたなんて今に始まったことじゃねーだろ(笑)」
「ちげぇねぇ」
「がははははは」
「えぇ?俺そんなに嫌われてたの?」
「な〜んだ(笑)気づいてなかったのか?お前女を見る時、胸とケツしか見てねぇだろ(笑)」
「そんなことは…」
「それが村の女がお前に近づかない理由だ(笑)」
「…」
「ミキちゃんだって言ってたろ?」
「…」
「いくら顔がよくて肉が取れたって肝心なところができてねーんだからダメだよな!」
「うっうっ…」
(“え!?”)
「お、おい、流石に言いすぎたよ…泣くなよ」
「そ、そうだぜ!逆を言えば、そこさえ気をつければお前はかっこいいんだからモテる!」
「”ほんどうに“?」
(…)
「あぁ!本当だとも!女どもはいつも最初にそこを言うが他のことは言わないないぞ」
「たまに言う時もあるが…そのすけべさえどうにかできればまだ許容範囲なんじゃねぇか?」
「…」
ぐす…「わかった。すけべやめる」
「お?おぅ…いきなりは難しいかもしれないが、はっきりものを言ってくれるミキちゃんがいるんだ。きついかもしれないが彼女の言うようにしてみれば今よりもずっとマシになるはずだ…」
「本当に?」
「あぁ!本当だとも!だからこそミキちゃんだって口に出して言ってくれたわけだろう?自信を持ってすけべを捨てて素直に行動してみたらどうだ?すけべはベットの中だけってな!」
「俺…お前らを信用してもいいの?」ぐすっ
「…」
ポン…「むしろ俺たちを信用しないで誰を信じるんだよ!俺ら幼馴染だろ!」
「う”ん“」
「さーて飲み直すぞー!今日でソウのすけべも終わりだ!明日から新しいソウに生まれ変わる日だ!飲むぞおおおおぉ」
「”おー!“」




