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異世界転移した私  作者: たぬたぬたぬき
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日常その2

コンコン


今日はソウ先生に皮のなめし方を教えてもらいに来た…が…


「こんにちわー」


「おや?討伐のお誘いかい?」


「いや〜先生から討伐禁止令が出ててまだできないので今日はソウ先生に皮のなめし方を教えてもらおうと思って」


「ほほう…しかしミキ君は、俺に謝らなければいけない事があるよね?」


「え?無いですよ」


「あります」


「え?マジ?ちょーすまん(笑)」


「全然謝られてる気がしない」


「えぇ…あー?もしかしてアレですか?」


「そう、アレだよ」


「そっかースカート燃やしちゃったアレ…バレてたかー」


「!?…嘘だよね?流石に嘘だよね?」


「えーー?えへへー嘘です(´∀`)」


「…」


「鹿を取りに行った時皮のなめし方教えてあげるから“また後で”って言ったじゃん!」


「えぇ?あーそういえばそうでしたね!」


「…」


「でも夜も遅かったしなんか時間かかりそうだったのでまた今度って意味だと思ってました」

「うわーもし、待っててくれたんだとしたらごめんなさい」


「待ってましたとも!」

「だからあの日のことは貸しでいいよ」


「えぇ?無い無い。貸しはないですよー」


「とにかく貸し1つだ!」


「ぶーぶー」


「ふん」


「そういえばなめし方を教わりに来たんだったね」


「そーですねー」


「今は皮がないから制作途中の物を交えて説明していくからよく見ててね」


「はーい」


「まず剥いだ皮の肉と脂肪を外していきます…」





…………………………


…………………


………





「で、最終的にこうなる。」


「おー!フカフカですね!」


「だろう?完成品がいい手?触りだと今までの苦労も吹き飛ぶと言うもんだよ」


「うんうん!すごいです!さすがソウ先生です!」


「あぁ〜なんか久しぶりに先生って言われた気がする…」


「そういえば久しぶりですね〜」




ほのぼの〜…




「しかし…これはやっぱり私には無理そうです」

「こんなに道具が多いんじゃ教会に置くところもないですし…そもそも冒険者を目指しているのでどこかに腰を落ち着けた後しか無理そうですね…」


「そうか…でも知っておいて損はないはずだぞ」


「たしかに!いい経験になりました!」

「皮をなめすのは凄い手間と日にちがかかるんですね〜」


「そうなんだよ〜特に梅雨時期は管理が難しくてね…でも今年はミキ君のおかげで梅雨の時期は数十年ぶりに休日を楽しもうと思っているんだ」


「えぇ?例年と違うのはなんでですか?やれば売り上げになるのに」


「たしかに売り上げになるけど今年はミキ君のおかげで潤沢にお肉も皮もあるから、何も難しい梅雨の時期にそういうことしなくてもいいんだよ。それに神経使うからね…本当に…」


「な、なるほど…」


「皮は去年みたいに都市まで売りに持っていくんですか?」


「今回は無理して持って行く必要ないけどでも最近なぜか行商人が来ないからね。最悪馬でも借りて持って行くことになるかもしれないね。量も多いし」


「そろそろ梅雨ですが私もヒルを全滅させようかとソウ先生に相談しに来たのもあって。」


「ほう?たしかに前二人で行く予定の時に思わぬ事故で延期になったんだもんな」


「思わぬ事故?」


「ん?あぁ…なんでもないこっちの話」


「そうですか」


「そういえば前に矢は無くなったと言ってたけど準備できたの?」


「はい。150本ほど作りました」


「ふむ…足りないかもな…しかし俺もそのぐらいしかないし…一回は必ず回収する必要があるな…」


「私は前回、回収できなかった矢も合わせるとかなりの数になるのである意味もういいかなとも思ってるんですよね。それに木材屋さんからありったけ買ったのでしばらく無いらしいです。」


「そうか…究極最後は接近戦になるかもな…」


「厳しい戦いになるかもしれませんね…」


「わかった、だが今は先生から討伐禁止令を出されているんだったね。討伐できるようになったら梅雨が来る前に早く行こうか」


「わかりました。その時はお願いします。」


「あぁ、心してかかろうな。」


(本当にエロく無ければいい人なのに本当にもったいない…)


(なんかミキ君が凄い微妙な顔してこっち見てるけど何を思ってる顔なんだろうか…)


「今何思ってた?」


「え?何も…」


「その顔たまにするけど何思ってた?」


「どうしても知りたいんですか?」


「知りたい」


「じゃあ教えてあげます。」


ごくり…


「エロを隠してその好青年感を常に出してれば絶対モテるのにな…って思いました」


「え?俺モテるの?」


「えぇ…エロい話をフリさえしなければソウ先生はカッコいい方だと思うのでエロさえなければ私も危うく恋に落ちるかもしれませんよ」


「!?」


「多分私以外にも村の娘さんたちも同じ意見だと思います。前にみんなでソウ先生の話したことがありましたし…」


「!?!?」


「あ、これで貸し1返しましたからね?」


「ちょっとまって!俺がモテるには具体的にどうすればいいの?」


「え?それを異性の口から聞きだすんですか?」


「頼むよ!お願いします教えください」


「貸し1つですよ?しかたないですね」


「なん…だと…」


「そもそも女性は表面上のエロを嫌うんですよ。よほど好きな相手からのフリは別ですが。」


「なので男性はそういうことを思っててもベットに入るまでに絶対に口にしてはいけません」


「…」


「言い寄られてる段階で女性の方も最終的にベットに行くだろうなということをなんとなく予想しているんですよ」


「ふむ…」


「あとはベットまでのエスコートがうまいかどうかなんですが」

「そこでエロを口走ったり露骨に胸ばかり見るとか尻ばかりみるとかいうことをされると、私が目的じゃなくて性を発散させることが目的なの?となり」

「女性たちはソウ先生を嫌っていきます」


「はぅっ…」


「私に着せたあの服とか村の女性たちからはひどい言われようですよ。ソウ先生」


「ぐはっ…」


「ああいうことをするのはお互い相思相愛になって何回目かの夜を共にして、そして夜用にプレゼントするべきものなんですよ」

「それを自分の性欲を満たすためだけにあんな昼間から着せて周りの目にさらしていればそりゃどんなにイケメンでも嫌われますよ」


「…」


「ま、そういうことなので…このまま一生独り身か、それとも結婚して幸せな人生を送りたいかはソウ先生次第ですので頑張ってください。誠心誠意心を尽くした告白なら言われた側もきっと心に留めてくれるはずですよ」


「…」


「ということで、そろそろ帰ります。」


「…」



「お世話になりました。それではまた〜」


「おっ…俺は…俺は…」








「夕飯まで時間少しあるしおはぎでも呼び出して技の練習をしよう」




村の外




「おいで!おはぎ!」


「…」


「君は何ができるんだい?」


(´・ω・`)…。


「って話しかけても答えられないか。触れるし認識できるけどこれ魔力の結晶みたいなもんだもんね」


「よしそれじゃあ…」







〜〜〜〜〜〜〜〜〜








「ただいまー」


「おぉお帰り…休日はいかがお過ごしかな?」


「なかなか充実してますよ♪」


「それは良かった。」


「先生明日はやりたいことがあるので特別講義にお時間頂いてもいいですか?」


「おぉ…いいぞ。何をするんじゃ?」


「錬金術でお薬でも作ろうかと思って」


「ほう、たしかにポーション瓶がないから薬しか作れんの」


「今まで集めた素材で先生の知ってる&本に載ってる薬を作って少しでも慣れようと思いまして」


「なるほど。わかった。明日は錬金術の講義をしよう」


「ありがとうございます」


「ささ、着替えてご飯にするぞー」


「はーい!











「おいしいです!」


「そうかそうか(笑)」



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