お楽しみの報酬
「こんにちは村長さん!」
「おぉ…ミキ君か、こんにちわ。討伐の方はどうじゃった?」
「最終的に粘液まみれになりましたが無事勝てましたよ!」
「そうかそうか。落ち込んでる感じじゃなくてよかった」
「落ち込んでる?どうしてですか?」
「いや〜ミキ君が村に帰ってきた時疲れ果ててドロドロだったからそうみえたのかな!」
「あれは仕方ないんです…最後の最後で粘液攻撃を受けてしまいまして…」
「あらあら…それは大変だったねぇ…」
「それよりも報酬くださいな!」
「では魔核を見せてもらおうか」
「はいどうぞ!」
「うむ。確かに。この魔核はどうするんだい?良かったから買い取ってあげようか?」
「いえ!これは錬金術の素材に使おうと思っているので売ったりはしません。」
「そうか。残念だが勉強、頑張りなさい。はいこれ、
中型ナメクジ5体の報酬小銅貨2枚と銭貨5枚ね」
「ありがとうございます!」
「次もよろしく頼むよ〜」
「はーい」
「ただいまー」
「ってこの時間畑なんだっけ?」
「うーんと今全財産が〜銀貨11枚と小銅貨2枚と銭貨5枚」
「一生懸命働いてるはずなのにお金が減ってる気がする。」
「いや、残り少ないお金を数えて嘆くのは日本人の悪い証拠だ。」
「別にお金があったからといって何かできるわけでもないしね。」
「村々を周れるほどの力がないと商売をしようにもできないしね。」
「それに〜んーはぁ…もうそんなに買う物もないでしょ。」
「旅の資金にとっておくのもありだよね。」
「あ、先生に盾や木剣の作り方でも教えてもらおうかな〜旅するようになったら自分で買うか作るかしないといけないんだし。今のうち聞いとこう。それにひし形の盾の使い心地はなかなか良かったし背中に背負う必要がないから素早く対応できるしね」
「旅か…まぁ…死なない程度に楽しんで行きますかね〜」
「それにしても疲れた。なんかもっと稼げる依頼無いかな〜」
「と思ったけど命あっての物種か〜…」
「というか最近討伐帰りになんか村の中で会う男性が多い気がするんだけど…いや…気のせいだよね?たまたま畑仕事終えて帰って来る時間だからだよね?」




