初討伐とその後
勉強も終わったし初めての討伐に行く準備しなきゃ!」
「ミキねーちゃん討伐行くの?」
「ふっふっふー!ついに私も初めての討伐にいくよ!」
「わー!ミキおねーちゃん頑張ってね!」
「うん!頑張るよ!」
「終わったらまた話聞かせてねー!ばいばいー」
「ばいばいー頑張ってくるよー!」
「さてと…装備といっても狩人用の装備しかないけど…」
「まず胸当てとグローブ…昨日先生に綺麗にしてもらった木剣と盾。」
「背中をガードできるように盾を背負えるようにしたんだよね。そこに弓もつけて…反対側に矢筒と矢を…20本でいいか。」
「腰に剣を指してベルトに獣除けの入れ物…ポーション系は無いけどいいよね。あ、忘れるところだった。壺。これが無いと傷薬作れないもんね!たくさん入れていきたいけど…壺重いんだよね…このお手ごろサイズでいいか。」
「それじゃあ先生行ってきます!」
「気をつけるんじゃぞ〜」
「場所は確か…みんなで川の魚をとる場所の上流の方…といっても近いけど…」
「この茂みの…あ、いたいた。えーと…うん、ちゃんと15体いる。」
「周りに他の獣がいないことを確認して…」
「よし…」
「私の(ちゃんとした)異世界初戦闘!開始!」
シュッ…ドサッ…
「よし、1匹目!それにまだスライムはどこから攻撃されたか気づいてない!このまま2匹目!」
シュッ…ドス
「よし!いい調子!でも流石にこっちきたな…」
「弓と矢筒を置いて…ここからは接近戦だ!」
「攻撃をかわしつつ…短剣で突き刺す!」
「よし!3匹目!」
(ドッ…)
「すかさず盾でガード!ってオッモッ!?」
べキッ…
「ぎゃああああ!私の盾がああああああ」
「くっ…盾が壊れて半分になったけど…受け流さないと…腕折れちゃう!!」
「そうか、いくら弱いといってもこいつら液体じゃん。この大きさなら30キロはあるわけで…それが飛んでアタックしてきたらそりゃ重いよね…」
「うへぇ…左半身がベトベトで気持ち悪い…でも…こんなんまともに食らったら骨折れる!受け流しつつ…剣で核を突き刺す!4匹目!」
「残り11匹…」
「これ囲まれて一斉アタックされたら背骨折れて死ぬんじゃ無いかな…立ち回りだけは気をつけよう…動きが遅いのが唯一の救い…後退しながら確実に1匹ずつ仕留める!」
「こいつでラスト!」
ザシュ…
「は…はぁ〜疲れた〜」
(ぶくぶくぶく…)
「あーこうやって溶けて行くのか〜」
「…」
「あ!スライムの体液確保するの忘れてた!!!」
「あぁ〜私の錬金素材がぁ…」
「はぁ〜それにしても…全身ベッタベタなんだけど…これで帰るのなんか恥ずかしいんですが…」
「全身ぬるぬるで装備もぬるぬるなんだけど…」
「でもこれローションに使えそうな感じだな。」
「この世界にもそういう文化があるのかわからないけど。」
「あぁ〜なんか暗くなり始めてる…帰ろ。」
「ただいま〜」
「おぉお帰り〜って…全身ベトベトじゃな。」
「思ったより大きくてヒジまで突っ込んでようやく核に届く感じで…もうベトベトですよ…」
「あ、そうか…そういえばミキ君は短剣じゃったな…」
「長剣か中剣ならそんなことなかったが…今回は仕方ない。」
「ふにゅう…」
「送り出した後そうなるんじゃ無いかと思って温かいお湯を用意しておいたから先にお風呂に入ってきなさい。報告は明日行けば良いじゃろう。」
「はーい」
「”いただきます!“」
「今日はどうじゃった?」
「疲れた。」
「初めての戦闘じゃったしの〜」
「スライムって結構大きいんですね。椅子ぐらいの大きさありましたよ」
「ほう…そこそこ大型だったのじゃな。それならばあんなに全身ぬるぬるになるのも仕方ないじゃろう。」
「ひどい目にあいました。」
「じゃが無事に怪我なく帰ってきてくれてワシは嬉しいぞ。」
「ふふ〜ありがとうございます!」
((喜))
「うーんでもあれだけ苦労して小銅貨3枚か〜」
「なぁに、怪我なく戦闘の経験ができて錬金素材も取れて討伐報酬も通常の2倍だと思えば悪く無いじゃろう?」
「そうですけど…」
「そういえばスライムの体液は?」
「とり損ないました…」
「しかもまともにガードして盾も壊れてしまいました…」
「ま、初めてじゃししょうがないじゃろうて…」
「く〜!軟膏の傷薬が作れてたらもう少しお金が手に入る予定だったのに〜」
「フォッフォッ…精進するが良い。」




