いつもの日常2
「ふぁぁ〜おはようございます」
「おはよう。」
「“いただきます”」
(…)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ということで、今日も自主練。
「朝先生眠そうだったな。それに今日も自主練なんて。」
今日何しよっかな〜
弓…
サマナー…
錬金術…
あれ?後なんだっけ?
教会の女神像を見ながら
「あ、プリーストじゃない?」
「そういえば教会に住んでるのにプリーストぽいことなんもしてない気がする。
「お祈りもしてないような。」
「というかコレなんの女神像なんだろうか」
「別に何かを司るとかも書いてないし」
「よくよく考えたら村の人は教会に祈りに来ないな。」
「せいぜい子供達が勉強のために来るぐらい。」
「先生は神父ぽい格好してるけど神父ぽいことしてない気がする。」
「謎だ。でも何かのタブーなんだろうか…」
「んーっ暇だし家の中ばっかじゃなくて外散歩しよ。」
ぷらぷら〜
「お?コレは確か…村の掲示板か」
「先生のおかげで識字率高いから掲示板あるんだっけ」
「ん〜基本的に誰もが知ってることばかりだけど…」
「!?」
「こっ…コレは…!!!」
「獣討伐依頼書…」
「おや?ミキ君じゃないか、こんにちわ」
「あ、村長さんこんにちわ」
「こんなところでどうしたんだい?ん?討伐依頼書なんか見てどうしたんだい?」
「あ、あははっははは、お金に釣られて…」
「ん?食料が底をつきそうなのか?言ってくれれば村から配給をしてあげるから…」
「いえ!違うんです!実はこれからお金のことも勉強していこうかと思ってて」
「それは良いことだ。」
「それで何かお金になる事でも始めたいなぁとか思ってて…」
「ふむ…その事を教会の先生は?」
「知りません」
「どうして?」
「お金の勉強もそうですが…個人的に欲しい物も出来てきたので…それで…」
「ふむふむ。」
「しかし…その討伐依頼書は村に来た冒険者や傭兵向けの物で数人のパーティ向けなんだよね」
「ですよねー(笑)」
「個人で討伐できる物は村の者を集めれば対処できるからね…」
「…」
「ミキ君が森でとってきた獲物や毛皮とかなら行商人に持っていけば買い取ってくれると思うよ。今の時期はなかなか取れないけどその分買取額も良いしね。」
「まだ1匹も…」
「林の管理を任されたばかりだしこれからだよ!」
「はい〜」
「ま、まぁ…何か良い仕事思いついたらミキ君にお願いすることもあるだろうし、また考えておくよ。」
「ありがとうございます!」
「それじゃ〜」
「読み書きはこの村では出来て当たり前だし…大凡の問題は村の人で解決できる。解決できないのは外注して賄う。」
「聖水撒いて薪割りして配って。」
「みんなニコニコで何不自由ないのに…その上お金まで欲しいとか贅沢だよね。」
「帰って聖水でもやろ。」
トントン「せんせー聖水見て〜」
ガチャ「おぉ〜どれどれ〜うんうんいい感じ、最近なかなか良いペースで腕を上げとるの。何かいい目標でもできたのかな?」
「はぃ…まぁ…一応」
「何はともあれいい事だ。そろそろご飯を作ろうと思ってたから聖水撒いてきなさい。」
「はーい行ってきます」
「“いただきます”」
「おやすみなさい」
「はいおやすみ〜」
「さて仕上げをしますか…」




