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異世界転移した私  作者: たぬたぬたぬき
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お年寄りの話は宝。



秋も終わり雪が降ってくる季節になりました。


「井戸の水あったかいなりよ…」


「ミキねーちゃん朝は忙しいんだから早くしてよ!」


「ごめんごめん(笑)じゃあまた後でね〜」


「「バイバイ〜」」


この村に来てどれほどたったでしょう

最初は暑い感じでしたから夏の中頃だったんでしょうか?


それから秋になりソウ先生は大活躍の時期が来て


今は雪が降るほどに寒く外の作物も概ね収穫されて冬にも耐えることができるらしい根のものの野菜が雪の下に埋まっています。


「寒い」


今日は水汲みが終わってから朝食後薪割りと洗濯教会内の掃除と

寒い講堂内での勉強。


そのあとは弓の特訓…


相変わらず弓はあまり上手くなってない。


ソウ先生が見兼ねてコツを教えてくれるけどイマイチわかりずらい。


(こう構えてまっすぐ引き出し矢を射る。そうするとずばーんと当たるわけだよ。)


(当たりません。その方法で当たるのはソウ先生だけです。)


(HAHAHA、弓の天才ゆえに?テヘペロッ)


(イラッ)


(目が怖いよ。ミキ君せっかくの可愛い顔が台無しだよ)


(ソウいうのはいいんでちゃんと教えてください。)


(だからこうずばーんと!)


(わかるかい!)


「はぁ…」


ソウ先生は冬にはあまり獲物が捕れないので今年取れた沢山の毛皮を鞄に詰め込んで大きな都市に出かけて行きました。


例年なら冬が来る前に行商人買い叩かれつつ、そのお金で行商人から足りない分の食料を買うそうですが今年は食料が潤沢にあるそうで、少しでもお金にしておきたい…。

後、いつも買い叩かれて悔しいから今年は自分で売りに行くと意気込んでました。


ついでに村には無い、上等な狩人用の道具や最近の流行の見学、今年一年頑張った自分へ労いも兼ねているそうです。


そうして練習をしている日々の中でお年寄りに割った薪を届けている時に、教会の反対側に住む。おばあさんと仲良くなり、なんでもおばあさんは昔アーチャーとして大きい都市の兵士をしていたとのことを教えてくれた。


今日は、わざわざご足労いただいて教えてもらっている。




「まず弓を持つ部分が違うここを持ちなさい。」

「こうですか?」

「そうそう。」



「矢を射る時は角度がこうなってるから…」


「矢が放たれたあと弦が弓より前に行く事、構えの時と違い反転してないとダメなのよ」


さすがは軍仕込みの技術。


何ヶ月やっても上手くいかない私の弓はたった一週間程度で劇的に上手くなった。


「ソウ君のやり方は自己流だからねぇ…あれで獲物を取れる方がどうかしてるよ。はっはっは。」


最終的にソウ先生が戻るまでの間に課題の8割命中するようになった。


先生やおばあさん曰く普通は10本中5本当たれば弓使いを名乗れるがソウ君は過保護やねぇ…と椅子に座って呟いてた。




おばあさんに教えてもらったことをしっかり学びつつ明日からはさらに命中率をあげる訓練に励もう。





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