盗賊団討伐の祝賀会
その後…
お頭は子分たちに丁重に埋葬され…
良い機会だからお頭の旅立ちにと先生からプリーストの仕事をしなさいと言われて
最後の別れ・・・鎮魂歌を歌い…
盗賊たちが持ってた略奪品を村が押収し…
食料は村のみんなへ平等に
貴金属も元の持ち主の元へ
盗賊たちが持ってたものは持ち主がわからないか殺されているためお頭の墓の隣に埋めてあちらの世界で謝罪と返品をするようにとの先生の取り計らい
盗賊が持ってた馬車を押収し村の荷馬車へと使う予定だ。
だいぶ臭かったので掃除が大変そうだけど馬車は村の御者であるリーフさんに与えられた
使い古された盗賊の装備は自衛団に活用されることとなった
そして肝心の盗賊たちは…
「おーい!そこ終わったら昼飯にすっぞー!」
村の農民へとなっていた…
当の本人たちは元農民だし…自分たちを農奴とか言っているが…食事を与えられ。檻があるとはいえ雨風がしのげる場所に住み
村人と同じ食事が出る
これほど手厚いことをして何が農奴か
普通ならば死刑か犯罪奴隷でモンスターとの最前線に配置され死は免れないが…
今はこうして村の外で農作業をさせている
まぁ…村人よりも少し遠い…たしかに準危険地帯ではあるのだが…私や自衛団が交代で見張りながら…いや…共に農業をしながら…過ごしている
そして話は盗賊の討伐を完了したあたりに遡る…
「えー本日皆に集まってもらったのは他でもない。今回の盗賊討伐を無事終えたことに対してささやかながら祝賀会とします」
「それでは!盗賊討伐のお祝いとしまして…乾杯!」
「「「“乾杯!”」」」
「いや〜お疲れ様でした〜」
「お疲れ様〜」
「ミキちゃん!」
「ん?リーンちゃん!もう元気になったの!?」
「うん!おかげさまで元気になったよ〜」
「しかも聞いたよ!人質交換するために私の身代わりになってくれたんでしょ…?」
「あ〜あれね(笑)気にしないで〜リーンちゃんが弱ってて危ないって聞いたら居ても立っても居られなくなって…」
「ミキちゃんありがとう!」
「どういたしまして〜」ヨシヨシ…
「おう…おつかれ」
「ん?あぁ…なんだ村長か」
「なんだはないだろう?つれないなぁ…」クリクリ
「やめろ。めんどくさいことを俺におしつけたくせに…」
「あの後のことからするとお前の方が適任だから神さまがお前を選んだんだろう?」
「別にお前でも良かったがな」
「まぁまぁ…今日は飲もうぜ♪」
「お前…もう酔ったのか…弱いのによく飲むな」
「何言ってんだよ〜顔が老け込んだくせに剣技は相変わらずだったくせに〜」ウリウリ…
(シラフの時より絡みグセがつくから酒の席でのこいつの相手はしたくないんだ…)
「ところで…押収した防具がなくなってるんだが何か知らないか?」
「あぁ…?あれか?臭いから捨てた」
「やっぱお前か!この馬鹿野郎!」
「俺に掃除を任せる方が間違いだ」
「臭くても行商人が来れば幾分かで売れただろうに…」
「あんなもん誰もいらんわ」
「剣と弓がタダで手に入ったからよしとするか…」
「う〜ん…川魚の塩焼きうまいな」
「それうちの孫がとってきたやつだぞぉ〜」
「親バカめ」
「あの盗賊達どうするんだ?」
「お前の話では誰も殺してないんだろう?」
「と…あのお頭は死に際に語ってたが…」
「なら殺すわけにもいくまい…前々からやろうと思ってた準危険地帯を耕したり村の拡大のための村人にはさせられないちょっと危険な工事やその他色々をやってもらおうかと思ってる」
「…」
「いざという時は剣士と弓兵の経験を生かして自衛団に編入させるのも良いかもしれな…」
「いや〜一時はどうなるかと思ったけどミキちゃんのおかげで助かったよ〜」
「まったく…なんていう提案をしてくれたんだお前は」
「俺の大切な娘を殺す気か?」
「いつからお前のになったんだよ」
「いいか?俺の嫁はあの教会にいる女神様だ」
教会の女神様 (えぇ…困惑)
「そしてその愛の子がミキちゃんなんだ」
「天から降ってきたと?」
「そうだ。だからミキちゃんはすごく可愛いだろう?まさに天使だ」
「お前に似てなさすぎじゃね?」
「嫁さん似なんだよ。お前の孫だってそうだろう」
「ふふふふ…俺によく似て可愛いもんなー」
「はいはい…」
「ところでミキちゃんから聞いたか?旅の途中でグレートハウンドベアに遭遇したこと」
「あぁ聞いた。」
「よく生きて戻れたな…」
「そりゃお前…半分は俺の遺伝子と半分は女神様の遺伝子を持ったいわば半神半人の存在だぞ?そう簡単に死ぬわけないだろう」
「お前を人というにはちょっと疑問点が残るんだが…?」
「それはお前もだろう」
「今度ミキちゃん達の旅の話をゆっくり聞こうじゃないか…俺もソウからあらましだけしか聞いてなくてな…」
「またここで飲み会しながら聞こう」
「それが村長の最後の言葉だった…」
「おい!殺すんじゃねぇぞ!俺が死ぬときはお前も道連れだからな!?」
「お前が死ぬときは一人で死ね。俺が死ぬときはお前も道連れにしてやる」
「口の減らない爺さんだ…嫁と子供はあんなに可愛いのに…」
「どの口が…」
「で…だ…」
「アレだろう?」
「さすが俺とお前の仲…以心伝心♡」
「おいやめろ二日目が分厚くなる」
「あの呪殺剣だが…どうする?」
「どうすると言ってもなぁ…魔核がなければただの戦斧だが…」
「アレの内容は薄々広まってるだろうし使いたいやつなんていないだろう…」
「かと言って個人所有もしたくない曰く付きか…」
「ただの斧なのにな…」
「いや〜あの人の顔みたいな細工がされてるのがいかんでしょ…」
「あれよくできてるよな。人の目のところに小核いれて口に中核を入れる仕組みになってる」
「お前は相変わらず好きだよな…そういうの」
「そんなに好きなら教会に置かせてく「いやだ」
「なんでよ?」
「間違ってミキちゃんが使ったらどうするんだ!?」
「あの死に方を間近で見せたんだろ?そんなことしないって…」
「あの武器には意識がある…むやみやたらと魔核のそばに起きたくない」
「しかし物がものだし…行商人にも渡せなければ…その辺に捨てて魔物やモンスターが持とうもんなら大惨事だぞ」
「…」
「せんせぇ〜何お話してるんですかぁ〜♡」
「いやなんでもない…」
「そんにゃああ〜教えてくださいよ〜」
「も〜可愛いんだから〜クリクリ〜」
「///」ポッ
「魔神と言われた剣士も娘にはかたなしかぁ!?」
「お前には言われたくない」
「ミキちゃんはあの戦斧どう思う♪」
「おい…」
「あ〜あれでしゅか?キモいよね!あの顔!」
「だよねー!」
「…」
「だからさっきそこの裏でみっけたから…アレにおはぎで泥入れてギチギチに詰め込んで平らにしてギッチギチに硬化させてついでに(´・ω・`)みたいな顔描いてきておいたよ!裏側には〜(`・∀・´)みたいな顔にしておいたよ!?」
「…」
「…」
「おい…お前の娘なんてことしてくれてんだ?」
「…」
「もう教会で引き取れよ。お前の娘のセンスだろ」
「…」
無事ミキのものになりました




