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ステータス切り替えとパーセンテージ  作者: りんご!みかん!
サーファさん
2/18

第2話 サーファとロムン

 誤字脱字、説明不足、言葉の使い間違いなどあると思います。

 優しく見守っていただけると幸いです!


 16話くらいまで1時間おきに投稿したいと思っています!


 とりあえず道なりに沿って歩く。

 ときおり、ファミレスのグラスを使い、ドリンクを出す。

 コーラを飲み一息ついていると、先程俺の横を通った馬車がモンスターに襲われているようだった。


 因みに顔が見えていないとモデルチェンジとして撮影してもコピーできないようで、馬車に乗っているであろうと仮定して馬車を撮影したのだが収穫はなかった。


 直ぐに通り過ぎられたので、御者(馬車を操縦する者)をしていた者の撮影もし損なった。



「襲われているのか、助けるか助けまいか。さっき、見た限り何か馬車に紋章が描かれていたけど。貴族の可能性が高いよな」


 速度を上げ馬車の元まで走る。

 

 護衛の騎士だろう男達がモンスターと戦っていたのだろうが俺が辿り着いた頃にはモンスターの周りには、鎧を着た死体が転がっており、武器の剣や槍、斧などが地面に乱雑に落ちていた。


「風魔法、ウィンドシャプネス」


 先程、オークを倒すときに使った風魔法は、ウィンドシャプネスと名付けた。


 なんとなく、名前があった方がかっこよいかなー?と思ったからだ。


 馬車を囲んでいたオーク5体を軽く討伐した。



 


 辺りにモンスターが潜んでいないかを確認後馬車の中へと顔を出した。




「あのー大丈夫ですか?」


 とりあえず声をかけたが、返事はなかった。

 馬車の中を覗き込むと貴族の御令嬢の様な格好をした女性と執事であろう男性が気絶しているのを発見。


 女性と男性の顔の近くに、自身の耳を近づけ、息があるかを確認した。

 外傷がないか、ある程度見たがなさそうだった。



 

「起きるまで、外で待機しとこう」

 

 ファミレスのグラスで水を出して顔にかければ起きそうだけど、そんなことしたら可哀想だし、怒られたら嫌だしなー。


 

 馬車の外に出て、ジンジャーエールをぐびぐびと飲む。


「あー、働いたあとの冷たい飲み物は最高だなー」


 正直、オークとの戦闘は1分も経っていないので苦戦しなかったのだが、ちょっとおちゃらけて言ってみた。


「んっ?お前、もしかしてのどが乾いているのか?」


 俺の飲んでいる姿をじーっとみている2頭の馬に話しかけた。


「「ヒヒーン」」


 馬語は分からないが、『そうだ』と言っている気がしたので、馬車内から良さげな木の箱を見つけそこに、ファミレスのグラスから水をうつした


 馬の喉が潤うまで何度も続けた。


 馬の撮影もしておいた。



☆☆☆☆☆




 2人が目覚めるまでの間、自身のスキルを試した。


 歩術︙何処でも歩ける


 の結果は、木を足で登ることができたし、驚いたのだが、空を歩けた。

 いわゆる飛ぶことができたに近い。

 感動した。

 日本にいたら、空を歩けることはないだろう。




「これ、食べれる?」


 近くの木に果実かじつが実っていたので、桃のような形の果物をもぎ取ってきた。


 馬の元まで歩いて、果実を食べれるのかどうか聞いてみた。


 馬はうなずいて、それを食べ始めた。


「食べれるんだね」


 馬の隣で一緒に食べることにした。


『もぐもぐ』


「美味しいな。うん。これは、桃だ。桃そのものだ」


 まさに桃だった。




「あのー」


 先に気絶から目覚めたのは女性のほうだった。

 恐る恐る外へと出てきたようで、俺を見る目は警戒しているように感じられる。


 女性の髪は金髪で、目の色はスカイブルー。  


 艶麗えんれいな女性だ。

 顔は整っており美しく、女性らしい性的な魅力が感じられる。

 胸はふっくらとしており、そそられた。

 ぷるるんおっぱいだ。

 手が吸い寄せられそうだ。


 この女性はサキュパスなのではないかと疑ってしまう笑

 

「あっ、起きましたね。どうですか?痛いところとかないですか?」

 


「はい。痛いところはないです。あなたは誰ですか?」


 きょとんとした顔で首を傾げる。

 その姿がなんとも惹かれる。


「俺は通りすがりの旅人?です」


 この異世界での俺はなんなのだろう?と今更ながら思った。


 昔から、しっかりしてるようで抜けてるよね?とか言われていた。


 とりあえず、旅人ということにした。

 嘘はついていない。

 今、街か村に向かって、旅をしているのだから。


 

「おっお嬢様?ご無事でしょうか??お嬢様」


 目覚めたのだろう執事らしき男性の声が聞こえた。


「ロムン!私は大丈夫よ。あなたは大丈夫?ケガしてないかしら?」

 

 馬車の中へと顔を戻した女性と今まで気絶していた男性の声を聞きながら、俺は馬の頭を撫でていた。



「ロムン。護衛の者たちは亡くなってしまったみたい」


 女性とロムンと呼ばれる男性が馬車から降りてきた。


 周りに転がっている鎧を着た者たち、そして、俺の倒したオークの山をみた男性。

 

「あなた様が私達を助けて下さったのですか?」


 俺のところに来た男性が聞いてきた。


「まぁ、そうなりますね。モンスター達を倒したあと、馬車の中を見て2人が気絶しているようでしたので起きるまで外で待ってました」


 

「ありがとうございます」


 執事男性の隣にいた女性が俺の手を握りお礼を言う。

 俺のほうが身長が高いので上目遣いになっていて、可愛いく感じた。

 おっぱいも丸見えだ。

 ぷるんぷるんしている。



「どういたしまして」


 目線をどこに定めようかと考えながら、おっぱいを見た。

 女性は自身のおっぱいへの視線は敏感らしいので世の男たちは気をつけたほうが良い。


「あの、お礼をしたいので屋敷まで一緒に来ていただけませんか?」


 




☆☆☆☆☆


 

 オークや護衛の者たちをブレスレットに収納したあと馬車に乗せてもらった。

 馬車の中で色々と話を聞いた。

  

 この異世界には収納魔法や収納バッグというものがあるようで、俺がブレスレットに次々と収納しても特には驚かれなかった。

 だが、珍しい型であることに対しては興味を持たれた。

 普通はバッグタイプやズボンにつけるポケットタイプが主流らしい。


 青色のブレスレットは食べ物が入るみたいで、桃を収納した。

 


 そして、女性の名前はサーファ。

 この近くの街の領主である子爵家の娘さんらしい。

 隣街で、観たい演劇があったらしくその帰りだったとか。



 俺は、馬車を運転する御者席に座り、ウィンドシャプネスを使い、街までに現れるモンスターを次々に討伐した。

 ちゃんと、撮影した後にである。

 モンスターで試したのだが、亡くなっている者のステータスはコピーできないようだった。


 




「アユムさまっ。到着しました」


 

「へぇー、思ったよりも大きい」


 もっと、みすぼらしい街を、想像していたのだがしっかりとした造りであった。





「サーファ様、お帰りなさいませ」


 門の入り口近くにいた騎士が馬車にいるサーファさんへと声をかけた。


「はいっ。ただいま戻りました」


 サーファさんの隣にいる俺を見た騎士は怪訝けげんな顔をしている。


 お嬢様の隣にいる男の俺がいるのがだめなんだと思う。

 

「帰ってくる途中にオークに襲われてしまい、こちらにいるアユム様によってなんとか、ここまで辿り着けました」


 サーファさんが俺のことを紹介した。

 俺に助けられたと話を聞くと騎士は、俺に頭を下げ『ありがとうございます』とお礼を言ってきた。


 周りにいた騎士5名全員が俺に頭を下げる。



 5名の騎士を撮影した。


 盗撮になるけどしょうがないよね。

 サーファさんに聞いたところカメラとかこの異世界にはなさそうだし。


 それに、俺のスマホ他の人には見えていないみたいなんだよね。

 シャッター音もならないし。

 これは、もう神様が盗撮の許可をだしたようなもんだよね?

 うん。そのとおりだよ。

 勝手に納得。自分に都合の良いように考えなきゃね笑





【モデルチェンジ可能な人間】


 早川 歩 歩術

 サーファ 水魔法 令嬢作法 

 ロムン  馬術 執事術 

 騎士   剣術 槍術  


【モデルチェンジ可能な妖精】


 風の妖精 風魔法 (ウィンドシャプネス)


【モデルチェンジ可能なモンスター・動物】


 ゴブリン 火魔法 棒術

 オーク  槍術 拳術 仲間呼び

 ウルフ  爪術

 コボルト 咆哮術(雄叫びで怯ませる)

 ラビット 跳躍術(高く飛べる)気配察知

 馬    脚術 


 

 スキルや魔法が重複しているものは写真カテゴリーの不必要という欄に移動させた。

 消してはいない笑

 同じ個体でも強そうな者をピックアップした。


 オークの仲間呼びスキルは、俺が使うとオークが寄ってくるのか人が来るのか興味があるが、流石に街の中でする勇気はない笑

 



 お読みいただきありがとうございます!

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