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登場人物紹介①



◆ 主人公:纐纈五月はなぶさ・さつき


【容姿】

ごく普通の高校生男子。身長は172cm、平均より少し高い程度。黒髪で、いわゆる「モブ顔」。一見して覚えられにくい容姿のため、クラスでも影が薄い存在だった。死んで転生した異世界でも、見た目に大きな変化はなく、髪や瞳の色も黒のまま。そのため、周囲から「どこにでもいる一般人」にしか見られない。だが、その「凡庸さ」は逆に異世界では目立ちにくいという利点でもある。


【口調】

現代日本の男子高校生そのまま。やや投げやりで、軽口が多い。女神イリスに対しても敬語を使わず、むしろツッコミ役に回ることが多い。面倒事を嫌がる割には好奇心は人一倍で、調子に乗りやすく騙されやすい。


【性格】

・基本スタンスは「めんどくさいから関わりたくない」。

・だが根っこはお人好しで、困っている人を見ると放っておけない。

・異性に免疫がなく、女神やイリス化身のような美女に対しては挙動不審。特に「童貞卒業」という欲望を隠そうともしない。

・本来ならただの一般人だが、「コンティニュー」というチート級能力を持つため、死んでも諦めないどころか「死んでもいいや」という気楽さを身につけてしまう。


【能力】

・固有スキル『コンティニュー』

 死ぬと直前の「記録点」からやり直すことができる。記録点は無意識に設定されることもあれば、意図的に「ここ!」と強く念じることで刻まれることもある。

 副次効果として「ホームワールドとアナザーワールドを行き来する」ことが可能。

 戦闘力は皆無だが、死に戻りによる情報収集能力は極めて高い。

・剣や魔法の才能は並以下。チート能力以外は完全に凡人。




◆ 女神イリスの化身


【容姿】

本体である女神イリスは、長い銀髪と透き通るような蒼い瞳を持つ、神話的美貌を備えたS級美女。その「化身」は彼女の力を削ぎ落とし、肉体に収め直した存在であり、外見は20歳前後の女性。


化身は女神本体よりも少し日焼けした健康的な肌色をしており、身体つきも細身ながら筋肉がしなやかに通っている。

白銀の髪は肩口までのショートに変わり、青い瞳もやや鋭さを帯び、まるで戦場を駆ける騎士のような印象を与える。


衣装は露出の少ない黒銀の軽鎧を基調にした装いで、常に剣を腰に下げている。全体的に清楚で凛々しい雰囲気を纏い、本体の妖艶さよりも「聖騎士感」が強調されている。


【口調】

本体のイリスが柔らかく女神らしい口調なのに対し、化身はやや男勝り。

「〜だな」「〜するぞ」「バカかお前は」など、サバサバした言い回しが多い。

ただし内心は非常に真面目で、責任感が強い。


【性格】

・根っこは生真面目で清廉。

・「化身として主人公を導く」という使命感を強く持っており、少しでも逸脱すれば説教を飛ばす。

・本体のイリスと違い、異性関係には非常に厳格で、貞操観念も強固。サツキが不用意にセクハラ発言をすれば即座に拳骨や剣の峰で制裁する。

・ただしその「男前すぎる」性格のせいで、周囲の男からは恋愛対象ではなく「仲間」「戦友」と見られがち。本人はそれを気にしていないが、実はわずかにコンプレックス。

・サツキの「童貞卒業したい!」という欲望には呆れ果てつつも、「だからこそ監視が必要」と割り切り、常に彼のそばにいる。


【能力】

・女神の力を分け与えられた存在であり、戦闘能力は人間離れしている。

・主武器は「聖剣レオニス(仮称)」。神性の加護を帯び、魔神族の眷属を祓う力を持つ。

・防御魔法に特化しており、結界を張る・仲間を守るといった支援型スキルが豊富。

・本体ほどの万能性はなく、あくまで「聖騎士」としての能力に限定されている。




◆ 二人の関係性


サツキにとってイリスの化身は「旅ガイド兼ボディーガード」。

彼が無茶をすればすぐに止め、堕落すれば説教し、調子に乗れば鉄拳制裁を加える。


一方でサツキは彼女の凛々しさを「カッコいい」と思いつつも、同時に「女神さんの色気はどこいった!?」と不満に思う。

化身の方も「本体があんなだから警戒されるのは仕方ない」と分かりつつ、心のどこかで「自分はあの女神の“影”に過ぎない」という複雑な思いを抱えている。


物語が進むにつれて、サツキは「ただの童貞卒業目的」から一歩踏み出し、この化身の存在を頼りにし、本当の意味での“パートナー”として絆を築いていく。


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