テクニカル
「まもなく激戦区に突入、単騎突撃用意〜」
激戦区突入と同時に、射撃開始。
「劣化ウラン弾なんて使って大丈夫なの…?」
「依頼主からの要望で『根絶やしにしろ』って」
「なるほど…」
デカい戦車が、どんどん鉄くずに変わり果てていく。
「タングステン…外すか。炸裂弾にしよ」
右の射撃を止め、カートリッジを差し替える。するとどうだろう、弾幕に爆裂が混じる。
「単騎組、定期報告」
『こちら“のるん”、敵の大将と思しきデカブツを確認』
『こちら“よやみ”、百鬼夜行の準備完了』
『こちら“ももか”、主要部隊の拘束成功』
『こちら“そら”、気象変動の計算完了、共有する』
『こちら結夢、夢想現界顕現準備完了…後で名前変えよ…』
『こちら死神、宣告エリアを共有。このエリアには近付かないでください。“のるん”さん中心付近に居ますね?1秒で離脱…を確認。ありがとうございます』
「了解、引き続き頼むね」
『くろのすに追加連絡。こちら“のるん”、デカブツは流石に大きすぎて処理に困る。ブラックホール弾の準備をしてほしい』
「オッケー。周辺の片付けは頼むね」
『ありがと。面倒な事させちゃってごめん』
「いいっていいって。実際あのデカブツは最初からブラックホール弾使うつもりだったし」




