同調・共鳴
バックステップで攻撃を回避する。
地面を蹴った時、引っ張られた気がした。
「…?」
疑問を抱きつつ、目の前のネクロマンサーに斬りかかる。
一歩踏み込むと、身体を押してくれた気がした。
「…」
そういう事か。
涙が出そうになるのを堪えながら、戦闘スタイルを即興で変える。薙ぎ払い、刺突、振り下ろし、大声での威嚇。いつも見ていたように。
身体が軽い。6人がサポートしてくれている。
…けど。
「タゲから逃れ続けてるのはズルいぞー…現象干渉、空間同調解除!」
「「「「ちょっ!?」」」」「「わっ!?」」
『『『!?!?!?』』』
「あーもう、台無しだよ!こうなりゃヤケだぁぁぁ!」
「ちょっと待ってくださいよ!って、くろっち何処行きました!?」
「知らん!泣き顔でも隠しに行ったんじゃねーの!」
「………」
よく考えれば、6人が全く同じタイミングで一斉に寿命を迎えるなんて、おかしな話だ。
当時は運命だのなんだのが関わっていたのかと思っていたけれど。
「ほんっと…ぐすっ…馬鹿な子たちだよ」
ぐしゃぐしゃの泣き顔は流石に見せたくないから。
路地裏の隅で、わんわん泣いた。
CheckPoint#15:また皆で。




