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猫耳少女、或いは、ばけものたちの、日常と非日常。  作者: 猫じゃらし/大鋸屑
22時、産業廃棄物。

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闇市場

 歩き慣れてはいけない道を、一切迷わず歩いていく。2つ目を右、すぐまた右、3つ目を左…開けっ放しのマンホールに飛び込む。

「おひさ〜」

「応、久々だな、くろのす!」


 生存都市郊外、完全放棄地区。名前の通り、政府や探索者協会が復興を完全に諦めた地区…という建前の上に成り立つ、公共機関公認のアンダーグラウンド地区。そこにはスラムが形成されていたり、此処みたいに闇市場があったり。

 闇市場と言っても、治安はそこまで悪くない。精々、酒に酔った奴が馬鹿する程度だ。


「ねぇ、ジジイ」

「ん、どうした?」

「エクトプラズム抜き“最終手段”って売れると思う?」

「…売れはするだろ。購入者がそれを正しく使うかは分からんが」

「やっぱりそっか…」


 最近は中々来れなかったけど、よく此処で珍しい素材を売り買いしてた。勿論、今日も色々と買ったり売ったり。


「デカい水晶、此処にあるよ〜。オークション形式ね〜」

 こうしとけば勝手に金が入ってくる。今回は久々なのもあって、落札額がかなり跳ね上がっていた。

 大漁大漁。


「…なぁ、くろのす」

「ん?」

「最近、年齢関係なく女が何人も行方不明になっている。気ぃ付けろよ」

「へぇ…それを聞いて私が“気を付ける”程度で済ますとでも?」

「それが分かってるから言ってるんだけどな。だが、まだ情報が少ない」

「私の身内は全員知ってるでしょ?」

「そうだったな。頼む」

「あいよ」

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