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猫耳少女、或いは、ばけものたちの、日常と非日常。  作者: 猫じゃらし/大鋸屑
15時、配信者の痛み。

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号哭

「あああああああああああああ!!!!!!!」


 くろ姉が叫ぶ。自分の髪を掴んで、涙をぼろぼろ零して。苦しさと辛さと痛みを、全部吐き出そうとしているみたいに。


 アタシ達は…何も出来ない。いや、出来ないわけではない。敢えて何もしないんだ。今くろ姉を止めたら、抱えていたものの逃げ口がなくなる。


 …くろのすは、独りで色々抱え込みすぎたんだよ。


 怪異と言われるたびに、心に傷がついていく。くろのすはただでさえ耳の良いあたし達よりも地獄耳だったから、苦しかったに違いない。これは気づけなかったあたし達の落ち度でもある。


 おまけに、くろのすは割と周囲の…なんて言ったら良いんだろう。流れ?のようなものに敏感で、それと自分との違い、差にいつも苦しんでいた。気にしなくていい、と言ったが、彼女は変われなかった。


 くろっちは、いつも何かを隠していた。あの時は涙だと思っていたけど、そうではなかった。


 隠していたのはきっと、傷だ。


 途端に、気付けなかった自分達を責めたくなった。どうしてもっと早くに気付けなかったんだ。どうしてケアしてあげなかったんだ。…そんなことしても意味がないのは、自分達が一番よく分かっているはずなのに。


 …


 泣き叫んでから数分後。私は気を失ったらしい。

いじめダメ、ゼッタイ。

そのコメント、演者が見たらどう思うと思う?無視することは絶対に無いよ。


くろのすとハナタバの話は、お休み。

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