あい
「えっと…みなさん、はじめまして。うつろ あい、ともうします」
落ち着いて話せるタイミングで、あいの自己紹介をさせることにした。
『ふわふわした子やね』
「いちおう、探索者やってます」
『あの武器すごいね』
「みんなのおもいで、っていうなまえです」
『ガラクタ=思い出か、深いな』
『好きなものとか、こととかある?』
「えっと、すきなのは…くろのすにあたまをなでられること、かな」
『ちょっと予想外』『気になる』『くろっち、撫でてみて』
「あー、はいはい」
なでなで…わしゃわしゃ…
「…(むふー♪」
目を細めて満足気な顔をする。この顔が可愛くてやめられないんだ…
「やっばい尊い鼻血止まんない」「ゎぁ、ぁ…」「―――――」
えっ
『なにこの百合尊い』『演者が尊死してますよ』『くろあいカプ誕生か』
えっえっえっ
「エリ:同人作家さん、喜べ。このカプで作っていいよ。ってか作れ」
…はい?
『同人作家:言われなくともォ!』『キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!』『全裸待機しております』
「待って待って待って」
『逆にさ、嫌いなものとかある?』
「おとうさんとおかあさん」
『おっと不穏な空気が』
「わたしのこと、ぜんぜんかわいがってくれない。べんきょうしかみてくれない」
『もしかして家出系?』『無いとは思うが程度によっては虐待として立件可』
「うったえなくていい。もう顔おぼえてないし、みたくもな」
「「あかりぃぃぃぃぃ!!!!!」」
『誰?????』『もしや両親?』『親フラ…ってコト!?』
「…ちっ。かおみたくないっていったそばから…」
「…あかりってのはあいの本当の名前ね。今頃そう呼ぶのはあいの両親くらいしか居ない」
『親フラだああああ!?!?』『親フラ…なのか?』『あいちゃんのキャラ崩壊がすごい』『くろっちの表情もすごい。今までこんなに怒ってたこと無いよね?』
「あかりっ!今まで何処に居たの!?早く帰ってきなさい!」「探索者なんて物騒で危険な仕事なんてやめなさい。もっと安全で儲かる仕事があるだろう?」
『一見、いい人に…見えてほしかった』『なんつーか、隠しきれてねぇな』
「あの2人、『子どもは親に恩を返すべき』ってやつを都合の良いように曲解している人たちだから」
『やっぱりか』『子どもを道具としてしか見てなさそう』『「産んでやった恩を返せ」とか言ってそう』
「…わたし、かえらないから」
「…え?ど、どうして?」「お前を産んでやった恩を忘れたのか!?」
『うわ、大当たり』「今日はテンプレ的存在しか出ないの?」
多分そうなんだと思う。
「うんでやったおんっていうけど。わたし、べつにあのよでふたりをえらんだわけじゃない」
『これはこれで親を怒らせる言葉』
「ッ…もういい!お前を産んだのが間違いだった!お前のような出来損ないは要らない!とっととしn」
「今更だけどさ。今までずーっとネグレクトし続けたような奴が親気取り?冗談も大概にしてよ」
「貴様…!」「あんたがあかりを狂わせた奴ね?やっぱり、怪異と居ると碌なことにならないのね」
『『『あっ、両親死んだな』』』
「いだいいだいいだい!?!?」「ぎゃあああああああ!?!?」
「ころさないしけがもさせないから、あんしんしてね♡」
…数時間後。あいの両親は警察に引き取られた。
「…くろのす」
「ん、どした?」
「…つかれた。ぎゅってして」
「いいよ。よしよし、頑張ったね」
「『エリ&同人作家:…くろのすママ?』」
『あっ』『くろっち逃げてー!ww』『エリちゃんと同人作家さん初対面仲良しかよ』
「っと…そろそろ来るかな」
『何が?』
「元総理の私兵」
『すっかり忘れてた』
『カコ:科学兵器が矢鱈と多い。久々にイマ呼んでいい?』
「いいよ〜」
『誰?』『名前からすれば時刻ファミリー』『三女辺りに居そう』『イマ:←大当たり。初めまして、訳あって精神体のみの三女です』『これまた奇妙なキャラが…』『猫じゃらし:←あ?文句あるのか?』『作者は引っ込んでもろて』『すみませんでした』
禍ヰ者がまた1人ふえるよ
やったねくろっち
===
「…アカシャが動いた?それだけヤバいってこと?」




