第三夜:トワイライトゼリー
いやぁ、昨日の4人の慌てようは見ていて面白かったよ。
そして、そんなものを見たばかりに、僕たちも午前3時のおやつが食べたくなってしまった。ちょっと凝ってるやつ。
「なら食べればいいじゃない」
「急に出てこないでよ、マリー。びっくりするじゃんか」
あかねとマリー・アントワネットと一緒にキッチンへ降りる。
「ゼラチンが確かこの辺りに…あった」
「バタフライピーとレモン汁も足りるね」
作るのは至って普通のグラデーションゼリー。強いて言うなら下層以外には金平糖を仕込むつもり…あれ、減ってる?誰か使ったのかな。
上層は青色と多めの金平糖、中層は少し紫がからせて金平糖は少なめに。下層は赤色にする…赤と言うよりはピンクになるかな?
「完成、トワイライトゼリー」
「おおー」
「お洒落ね」
下層の色がちょっと怪しいけど、まぁ真面目に作ったものでもないし、いいでしょ。と言うわけで、実食。
「ん、やわらかい?手作りだと大抵固い気がするのに」
「水を多めに入れると市販のゼリーみたいに柔らかくなるよ」
ちみちみと食べていく。
「「「………」」」
ついつい、無言になってしまう。
「パンが無ければ?」
「隣人の血肉を喰らうのよ」
「わーお、ブラッディ」




