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並行異世界ストレイド  作者: 機刈二暮
[第一一章]Migrant
282/441

その合間で②




「シオン居るー?」


「こ、こんにちは……」


 炊き出し拠点として補修工事が終わったレストランに、セミロングの茶髪に吊り気味の双眸を持つ女性と編み込んだアッシュブロンドで垂れ目の女性がやってきた。


 前者はノースリーブの白いシャツにデニム生地のホットパンツ姿。


 後者は白のワンピースに麦わら帽子を被っていた。


 私は二人が誰か―――後ろにいる半袖にタクティカルベストを着込んだ、癖のある赤髪の少年も当然知っている。


 少年はともかく、女性二人―――特にアッシュブロンドの女性の事は、この国の人達が最も知っているお方でしょう。


「ツバメ殿下!?」


「おいお前ら! 殿下だ! 殿下が居るぞ!」


「無事保護されたと聞いていたけど……。本当だったのね!」


「よくぞご無事で……!」


 彼女の姿を認めた彼らは片付けを放り投げてすぐに彼女を囲い思い思いの言葉を掛ける。


 彼らも気分を沈めていた程に相応の事があったはずだけども、彼女の無事という事実は余程嬉しいものらしい。


 そんな光景を眺めながら、


「ここまで来てどうしたのかしら」


 ツバメが来たことで子供たちの包囲から解放された私は珍客にそう尋ねつつカウンターに立つ。


 先に用意しないといけないものはあるのだけれど、流石に相手が相手で何も声を掛けないのは失礼でしょう。


「―――それもツバメ殿下を連れて。敵の密偵も紛れてるかもしれないのに。ちょっと無防備過ぎない?」


 つかつかとサンダルの乾いた足音を立ててカウンターにやってきた人物に向けてそう注意する。


 いくら敵部隊の侵攻を阻止したとはいえ帝国の工作員が紛れ込んでいないとは限らないし、隙を見て行動を起こさないとも限らない。


 無警戒過ぎないと指摘すると、


「息抜きよ、息抜き。―――それに、護衛も付けてるじゃない」


 茶色の髪をセミロングに整えた女性―――サイカは何とでもなさそうに答えて後ろへ視線を向ける。


 その方向には癖のある赤髪の少年が居心地悪そうに立っていた。


「イサーク一人だけ―――ではなさそうね」


 彼の姿と、一瞬だけ見えた黒い影を指して言う。


 その指摘にサイカが「そうよ」と肯定して、カチャンという小さくて硬質な音と共にカウンターにふさふさな黒い体毛を持つ小型犬が着地した。


 その小型犬つぶらな瞳で私を見て、


「キャンッ」


 と咆えてどこか誇らしそうな表情で『待て』の姿勢を取った。


「二人の護衛お疲れ様、テルミドール」


 そう労って、テルミドールと呼んだ子犬―――正確にはそうではないのだけれど、その小さな頭を左の義手で撫でて、


「でもカウンターに登ってはダメよ。そこは人が食事する場所だからね」


「くぅーん……」


 そう窘めると少しだけしょげて床に降りる。


「イサークもお疲れ様。―――いきなりの人選だったかしら?」


「まあ、はい。そんな所です」


 私の労いと問いの言葉にイサークと呼ばれた少年は肯定する。


「知らない人間よりも顔を知っている人間がいいと、サイカ殿下が」


 その人選の理由と、任命した人間の名前を続けていった。


「それは当然でしょ? あなたの機体に乗せてきたんだし」


 その補足に当然と言わんばかりにサイカは頷く。


 確かに、その通りでもある。


 交戦は無かったとはいえ、戦闘になればいくら慣性を軽減していたとしてもコクピットの中は相応に揺れる。


 私とデイビットの戦闘機動と比べて、イサークの方が相対的に激しくないでしょうからとツバメを彼がが乗る《ジラソーレ》に乗せたのだから。


 かと言って、イサークがある程度の訓練を受けていたとしても護衛として経験も無ければ生身の人間としてもそこまで強くない。


 ―――だからこそ、テルミドールを護衛に付けたのでしょうけど。


 いえ、HALの事だからドローンで上空から常時監視しているかもしれない。


 それはそうね、と頷きつつ二人に冷えた水が入ったグラスを差し出して、気になる事を尋ねる事にした。


「それで、よく()()()()()()()ツバメ殿下を連れ出せたわね?」


 人々に囲まれどぎまぎしながら何かと話されているアッシュブロンドの女性を見つつ聞く。


 そう。


 ツバメは救出されてから今日までの数日、ほとんど部屋から出ていなかった。


 どうしてかなんて私の知る由ではないけれど、元気があまりないようだというのは耳には入っていて逃避行の疲労では無さそうとは思っていた程度には気にしていたけど。


 こうして人前に―――それも民衆の前に出てきたのは驚きだ。


「……辛気臭く引き籠ってるのにちょっと怒れただけよ」


 意外という意味を込めた私の言葉にサイカが答える。


「あの穏やかなトオル陛下が殺されたのは、思う事はあるけどさ。―――だからってずっと立ち止まってる訳にはいかないでしょ。特に、民を纏める王族がさ」


 ツバメの無事を喜ぶ声に隠すかのように小さな声で彼女は言って、グラスを手に取って口に運ぶ。


 私もそれに習って声のトーンを落として、


「彼女の立場がそうだとしても一人の人間よ。人によって受け入れる時間や実感を得る時間は異なるわ。無理に立たせようというのは、悪手にならないかしら?」


 少しは人の心境を察しなさいと窘める。


 彼女の言い分もわかるにはわかる。


 でも―――急かす事で良い結果が得られる、という保証はどこにあるのかしら。


「それはそうだけど。不安がる民を勇気付けさせるのだって王族の役目よ。王族の責務……って言ったってあなたにはわからないか」


 私の指摘に、サイカは嫌味を交えて不承不承と答えた。


 彼女の言わんとする事はわからない、とは言えないけど。


「ええ。私は何かを崇めたり縋ったりするより自分の手で掲げた火を灯りに歩み続けるのが人生だと説くわよ。―――私は、そういう人生だったらしいしね」


「誰でもそれが出来るなら王なんていらないわよ」


 呆れられた。


「―――誰も彼もそう在れないからこそ心の拠り所を求める。そんな旗手役を彼女が担わなきゃいけないのにあんな覇気のない姿でずっと居られたら、ここまで戦った彼らに失礼よ」


 彼ら―――彼女の護衛や、この街で戦っていた人達のように帝国の侵略に抵抗し続けていた人々の事を指してサイカは言う。


 それはそう、だけれど―――これを言うのはこの場合は野暮か。


「―――急かすのは頂けないけど、気分転換でここに連れて来たのは大正解」


 思った事を飲み込み、代わりにいいタイミングで来た、と私は言って水を注いだ適当に底の浅い皿を持って足元でくるくると回っているテルミドールを連れてカウンターから出る。


 「待て」の指示を出してテルミドールの前に皿を置いて、「よし」と許可の合図を言う。


 余程外が暑かったのでしょう。テルミドールは一目散に水を飲み始めた。


 さり気ない優先事項を終わらせて、ツバメが中心になって出来た人の輪に向けて声を掛ける。


「ツバメ殿下。それにイサークも。ちょっと手伝いなさい」


 そう言って、カウンターの下に置いていた機器を持ち上げて台の上に乗せる。


「それは……。なんですか?」


 私に呼ばれたツバメは怪訝そうな表情を私に向けて疑問を口にした。


 指差すその目の前には卵を立てたようなシルエットを有する、下半分は空洞で上には手回しのハンドルを生やした機器だった。


 大きさとしては五〇センチぐらいで、それを三つ並べて、


「HALの私物―――コレクションの一つよ。同じ用途のものが複数あっても仕方ないし、避難民のメンタルケアになるならと寄贈するって」


「いや、経緯ではなくてですね」


 冷凍庫の中から正方形の容器を取り出しつつの説明にイサークが口を挟む。


 確かに、これでは物品の説明ではなく入手、提供に至った経緯の説明だ。


「氷を薄ーく削る調理器具よ」


 これ以上ないぐらい簡潔な説明と共に、上部側正面のカバーを開く。


 ここも空洞だけど、上からはねじが伸びていてその先端には爪の付いた円盤が取り付けられていて、底には刃がその鋭さを示すかのように輝いていた。


 容器を逆さまにして―――容器の形そのままの氷を取り出し、器具の上側に置く。


 ハンドルを回して円盤の爪を氷に食い込ませてカバーを閉じて、下の空間に発砲スチロール製のお椀を置いて、ハンドルを回し始める。


 シャッ、シャッとリズミカルな擦過音を立てて、白いそれが落ち始める。


「「「「わーーー!」」」」


 子供たちが歓声を上げるその目の前で、薄く削られた氷が均等に、かつ山を形作るように右手で円を描くように回して積もらせていく。


 お椀の縁よりも上に氷を積もらせたところでハンドルと回すのを止めて、隣に置いていたイチゴ味と書かれた赤いシロップを掛けて―――完成。


「HAL曰く『かき氷』と言うそうよ。暑い今の時期にピッタリね」


 そう言って近くに居た二桁にも満たなそうな少女に木製のスプーンと共に手渡す。


 少女はしばらく不思議そうにかき氷を眺めて、一匙掬って口に運んだ。


 そして表情はぱあと明るくなる。


「冷たくて美味しい! なにこれ?」


 これ以上ないぐらい嬉しそうに言って二口目、三口目と口に運び出す。


「ちょっと! わたしにも分けてよ!」


「一人占めするなー!」


 その様が羨ましいのか、その子に群がり始める。


「順番よ。少し待ちなさい。子供たちの分は間違いなく作れるから」


 そんな彼らの行動を窘めつつ冷凍庫から先ほどと同じ氷が入った容器を取り出して、かき氷製造機にセットする。


「そういう訳で、イサーク。ツバメ殿下も。―――今私がやったみたいにハンドルを回して下さらない? 子供はせっかちだから、私一人だと奪い合いになり兼ねないから」


 そんな私の手伝いの要求に、子供たちはそんな事ないと抗議の音を上げる。


 たった今かき氷を食べたくて取り合いを始めようとした人の台詞にどこまでの説得力があるのかしら。


 ともかく、速く作るにも一人では限度はあるけど。


「見ての通りだし、お二人が作ってくれるならそれほど待たせなくていいからね」






 子供達とレストランの調理場を復旧してくれた技師達へのお礼も兼ねたかき氷を渡しきり、自分達もとかき氷を食べようとして。


「シオンねぇーー!」


 あとは私の分のかき氷を、なんてかき氷製造機のハンドルを回そうとしたところで私を呼ぶ女の子の声がした。


 その声は当然入口からで、そちらへ振り向くと十歳ぐらいの少女がどこかで集めて来たのでしょう―――小さな、されど色取り取りでどこか鮮やかな花束を手にしていた。


 私は彼女の事を知らない訳では無い。


「ヒナミ。花束なんて、どうしたのかしら?」


 十歳ぐらいの少女の名前を言ってカウンターから出て、彼女の視線に極力合わせるべく少し屈んで応対する。


 花自体は近くの空き地や水路の土手で自生していたりするので集める事は意外にも容易。


 でも、集めて持ってくる動機は彼女にあるけれど―――花束(それ)は昨日、既に貰っている。


 経緯としては、彼女や親の負傷に対しての応急処置―――ヒナミには出血箇所の洗浄と消毒と、彼女の母親には骨折の固定。


 それと痛覚を誤魔化す為の鎮痛剤の投与等を施した、だけ。


 医薬品でさえも数が限られる状況で、彼女達のような命が危険な負傷ではない人は治療を後回しにされる。


 それでも治療まで僅かに紛らわせる程度―――せめて応急的なものぐらいはとなけなしの医薬品を使って応急処置を施したことは彼女達にとっては確かに感謝するに値することで、受け取っているけど―――二日連続は何か変ではある。


 そういう文化なら仕方ないけど。


 どこか不思議そうに尋ねる私に向けて、ヒナミと呼ばれた少女は裏表なく答える。


「シオンねぇには昨日渡したけど……。王女さまの元気がないって、昨日言ってたでしょ? だから少しでも元気が出ればいいって思って集めたの!」


 そう言われて、そんな話もしたわねと昨日の話した事を思い出す。


 ―――既に、この国の王女であるツバメが救助されてこの街に来ている事は報じられている。


 事実ではあるのだけれど、士気向上の狙った報道は確かに三連合王国国民を元気づけるには十分な話だったが―――姿を見せないという点は、一部の人間には不安要素たり得た。


 それは子供たちも同様で、彼ら彼女らに懐かれた傭兵部隊の一員である私にお姫様は元気なのかと聞いてきていたのである。


 ある程度は秘密にすべきなのでしょうけど―――流石に黙り続けている訳にもいかず、「元気がない」とだけ伝えたのだけれど。


 なるほど、なら二日続けて花束を持って来てもおかしくはないわね。


 でも、


「それで、私に持って行ってほしい、というのがあなたの考えなのでしょうけど―――今日は運がいいわね。丁度、その王女様はここに来ているのよ」


 そう言って、彼女の隣に移動して左手でこちらの様子を伺っていたツバメを指し示す。


 さらっと紹介されたツバメは「どうも……」とどこか遠慮がちに小声でお辞儀をする。


「えっ? うそ? うそっ?!」


 そんな想像だにしない人物を見てヒナミは驚愕の反応を見せた。


 引き籠っている―――とは言っていないものの、救出されて姿を見せていない人物が出掛けた先にいるなど誰が想像できるのかしら。


 ともかく、混乱状態の彼女の背中を押してツバメに近づかせる。


「え、っと、はじめましてひ、ヒナミといいます! ツバメでんかご無事でなによりです!」


 完全に赤面で、台詞を噛みながらヒナミは自己紹介とあいさつを述べた。


 ツバメが意図していなかったとはいえ、花を集めてきた理由を聞かれていたのが恥ずかしいのかもしれない。


 よほど居た堪れないのか、


「こ、これどうぞ!」


 とだけ言って花束を押し付けるように渡して、


「はい、少し待ちなさいな」


 今まさに逃げ出しかけた彼女を後ろから肩を掴んで止める。


 完全にてんぱっている所悪いけど―――せっかくなのだから何か一言ぐらい聞いていくべきでもあるし、ね。


 肝心のツバメも突然の事に目を白黒しているけど。


「え、えっと……」


 なんとか言おうと声を漏らすツバメ。


 視線は一度、手渡された色取り取りの花の束に向けられて―――再び少女へ戻される。


「この暑い中、これだけ集めたのですね」


 そう言って彼女は小さな鞄からハンカチを取り出してヒナミの顔に浮かんでいる汗を拭う。


 種類も数もあるそれらは、この暑い中では集めるのは大変だっただろうことは用意に想像出来た。


「―――沢山のお花、ありがとうございます」


 端的で、確かな感謝の言葉。


 その飾らない感謝の言葉に、ヒナミは嬉しさの余りか涙ぐんで「……はい」と頷いた。


 ツバメがちょっと困った顔をしながらもその涙も拭って慰めに入った。


 そんなどこか温かな光景を見つつ、私は手早くかき氷製造機のハンドルを回して一人分のかき氷を作り、赤いシロップを掛ける。


「ヒナミ。せっかくだし、これを食べてから帰りなさい」


 私はそう言って二人の隣にしゃがんで、自分で食べる分になるはずだったかき氷をヒナミに差し出す。


「これは……?」


「かき氷といって、氷を薄ーく削ったものに甘いシロップを掛けたものよ。美味しいから食べていきなさい」


「え、いいんですか?」


 そう、遠慮の姿勢を見せるヒナミに私は言う。


「いいのよ。―――子供には、少しでも美味しいものを頂いてほしいもの」






 ヒナミがかき氷を食べて帰って、しばらく。


「……皆さん……」


 かき氷を食べ終えたツバメが唐突に口を開いた。


 視線の先は外に向けられていて、そこでは子供たちが遊んでいた。


 私はこの国の生活や文化等をほとんど知らないけれど、子供たちの遊戯はなんとなくわかる。


 二人の子供が二本の紐の両端を持って、地面に這わせたり斜めに張ったりと様々な位置で張って、潜るか飛び越えるか。


 それとも二本の間を抜けるのかを宣言してから宣言通りに張られた紐を攻略していくという遊戯だ。


 潜れなければ紐持ち役の子と交代するという、単純な遊び。


 時折、大人が混じっては子供が叩き出す無理難題なそれを軽々と乗り越えたり、突破できず苦悶したりしてるけれど。


 その表情は戦闘に巻き込まれたとは思えないほどに楽しそうでもある。


「前を、向いているんですね」


 そんな光景を目にしてそう感じたのでしょう。


 ツバメはどこか暗い表情で呟く。


「彼らは自分が出来る事をやっているのに、わたしは」


 引き籠っていて、引っ張り出された自分と比べているようだった。


 前を向いているか、と問われれば。


「そうでもないわよ」


 彼女の呟きなど聞こえない彼らの代わりに、私が口を開いた。


 私が代弁するなど身勝手甚だしいかもしれないけれど、ここ数日で見て来たものを思い返しながら答える。


「彼らも、相応に思う事がある。人前で―――或いは人知れず泣いていたりするわよ」


 夜、或いはどこか唐突に。


 彼らがどこかで涙を流しているのを私は見ている。


 どうしたのかと話を伺うと、


「祖父母をこの前の戦闘で亡くした。親族を失い天涯孤独になった。砲撃で自分の子を殺された。結婚式を挙げるつもりだったパートナーを失った。彼らはそういう境遇の人達よ」


 大まかに区分するとそういう話。


 皇国でも耳にし、経験した話だ。


 その話を聞いてツバメは目を丸くした。


 今、楽し気にしている人たちの背景が自分と似通った過去がある事を知らされたからでしょう。


 そして、疑問にも思えたのでしょう。


 どうして、今を笑顔でいられるのか。


 その答えは―――私は知っている。


「それでも彼らにはまだ両親や妹がいたり、友人がいたり、同じ境遇の誰かがいたり―――。そして、居なくなってしまった誰かが残した日常の中にあるものとか、そういう繋がりが彼ら自身を支えている。自分達にはまだ残っているものがあるとね」


 そう言って私は冷水の入ったコップを置いてツバメへと視線を向ける。


 数日前よりも―――今朝よりも幾分マシになったその表情を見て、私は続けた。


「―――あなたは、まだ残っているものがあるとたった今知れたんじゃないかしら?」






 

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