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プロローグ
-プロローグ-
これは本当にやばいかもしれない。
目線からして俺は倒れているのだろうか?
その微かな視界には刃物のようなものを持った男がいた。
逃げなければと足を動かそうとするが動かない。
どうなってるなぜ動かない、意味がわからない、ここはどこだ!
血が出ているのを思い出した。
「そうだった..俺は..あの通り魔に襲われて....」
傷がいたみ泣きそうになる
そうしているうちにその男は徐々に近づいて来る
動け動け動け!!
男の足がすぐ目の前で止まった
あーこれは死んだ
そう思ったその瞬間!
「せっかくきてもらったのに死んでもらっては困ります!」
その声が聞こえた瞬間目の前ですごい爆発が起きた
「ドカーン!!」
花火の音が間近でなったようなすごい爆音だった。
その爆風のせいか俺は数十メートル先に飛ばされた。
そこで意外な光景を目にした、さっきまで俺が転がっていた場所が吹き飛んでいた!
その異様な光景に声が出なかった。
「やり過ぎたー!!」
不意に飛んできたその可愛らしい声に驚く暇もなく最初に声が出た。
「本当に..な」
これは彩都 遊助と1人の美少女から始まる物語だ




