表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

part2 抵抗者と、グサイアーと

 どこの宇宙か誰も知らない。居住環境指定の空域だとは、いつの間にか知らされていて、そこの生活が当たり前になっていった。


 精安に楯突くレジスタンス運動が耐えなかったが、まるで効果なかった。


 武装した、金属兵士のスカウト隊が巡回してないからか、精安の見回りは、この第1遊平野のコロニーには必要なかったらしい。


 スカウト隊。枯渇現象から発生の反社会的分子の妙な動きがあれば、巡回しつつ、これを制する部隊をいう。


 そういう隊がないのは、抵抗力が弱小化しているからだ。


 人々は、第1遊平野の生活に貧しくも、補給を待つしか生きられなかった。


 とある日、そこいらの初老婦女は、こんなことを言い出した。



「抵抗すれば、内通者が精安に漏洩し、スカウトしに廻ってくる。もう……逃げ場はないのだ!!」



 精安からの回し者が、潜伏してる可能性を匂わせる発言なので、初老婦女は、地下牢に幽閉されてしまったらしい。


 婦女は、肉親以上に面倒見の良い少年と暮らしていて、もう8年も経つ。


 幽閉の事実は不明のまま、婦女は出獄されずに死去した。


 後日、身内なしの女の遺体は、面倒見の良い少年が引き取り、遺骨を納めた。


 遊平野潜伏者、ゼアナーノという20代後半女性が、悲しげな少年の背中を見送った。



「その女性……なんで地下牢に?」



 ゼアナーノが聞きだした。


 少年は、涙を拭い取り、答えた。



「第1遊平野に潜伏者がいるって、脅かしたペナルティーだったんだ…」

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ