イルマとミレーヌの訓練3
7月29日。イルマとミレーヌはアヤセ公国でマルゴたちと訓練を行った。私たちはラミアの事務所の更衣室で白の半袖の体操服と紺のブルマーに着替えた。通訳は白のワンピース姿だがライトグリーンの下着が彼女をより幼く魅せた。アヤセ公国に着くと訓練場所は廃採石場。私たちはマリアとの雑談に花を咲かせた。マルゴは私。ルチアはミレーヌと柔軟対戦を始めた。マルゴはブルー。ルチアは白を基調にしたチア。雑談タイムでも私たちは冗舌。前半はマジカルキックから。だが立ち上がりからマリアに押し込まれ、土壁へと押しやられた。キス責めは控えてもらえたが上半身をまさぐられた。もちろんラミアも巻き込まれたが、左手1本で彼女を連れて行くマルゴからは余裕が感じられた。わ、私は右手1本で充分なんだ。妙に納得させられた。甘あい余韻にすら浸らせてもらえず私たちは放牧された。も、もはや女の子扱いじゃないわね。でも自己肯定感の低い私たちからすれば頼もしく感じた。マリアは育ての母親であり魔王さまは偉大なる父親。私、マルゴと同い年なのに。でも同い年の女の子に牝牛扱いされるのはイヤじゃないわ。私よりも強いし。私はハイキック。妹はミドルキックを増やしてみたがマリアに押し込まれる流れから抜け出せない。土壁に追いやられた私の両脇には必ずミレーヌとラミアがいた。マルゴは両手両足や舌を使い、時には鼻先まで動員し、私たちの上半身を重点的に責め立てた。や、やっぱり私は右手1本で充分なのね。私たちはからだを火照らせられたが、余韻にすら浸らせてもらえない。放牧された私たちは尻を叩かれ戦列に復帰させられた。「いったあい」「いたあっ」でもクセになりそう♥もちろん通訳までもが尻をひっぱたかれたが、彼女はしょげるどころかふだん以上にイキイキしてる。私たちは[放牧ゲーム]にどんどんのめり込んでいった。私とラミアはマルゴと同い年だから。なおさら同い年の子に牝牛扱いされるのがたまらないの。妹はふだん甘やかされてるから厳しく扱われるのが新鮮なのね。もちろんマリアはスパルタではなく、ふだんは甘い。ミレーヌが転がされてもルチアは激しくいかないが、私が転がされればマルゴはきっちり詰めてくる。戦況が落ち着けばホッとするが、マリアの人肌が恋しくなる。マルゴたちに押しやられるとついつい期待しちゃう。だって牝牛だもの♥マリアの[牝牛扱い]は見事に私たちのココロを掴んだ。ハーフタイムは後半への策などなく[放牧ゲームのさらなる飛躍]しか有り得なかった。いつしか[先生方に一矢報いる]が[牝牛としての完成]へとすり替えられた。私たちはカカト落としを繰り出したが、単なるおさらいでしかない。私はマルゴを通り過ぎ、ミレーヌはルチアに届かず。次にコンドルキックを繰り出したが、こちらはまずまず。最後にフライングニードロップを繰り出したが、私たちはチョコンとひざを当てただけ。だって育ての母親のお顔を蹴り上げるわけにはいかないじゃない。私はラリアートを繰り出したが、次までいかせてもらえなかった。でもミレーヌはアッパーまでいかせてもらえた。だがこうした差別化は私の被虐心をますます満足させた。そして土壁での甘あい時間が来た。牝牛たちは下半身をまさぐられ、さらなる期待に目を輝かせた。だが母親たちに余韻にすら浸らせてもらえず私たちはさんざんゴネた。すると母親たちは私たちに両手をついて尻を突き出すよう命じた。私とラミアは観念しジッと前を見据えた。だが妹だけは不安そうに眉毛を寄せ、ルチアをチラ見。ブルマー越しに私たちはしこたま打たれた。パアンと小気味よい音が響き渡り、私たちは悦びに打ち震えた。ますます尻を高々と突き上げ、私たちは完全なる牝牛と化した。帰宅した私たちはブルマーとショーツを脱ぎ姿見に尻を突き出したがダメージはなし。先生方との次の対戦に影響はなさそう。私たちは特集号をめくった。ソコにはまさに私たちの最終形態が赤裸々に描かれていた。ヒルダたちは84から78までバストダウンさせられた。そのためバストサイズが均等だが、みんなふくらみのカタチが綺麗。精神年齢はヒルダが18歳。インゲが16歳。カヒーナが14歳。ミランダが12歳。いずれも均質化された。女王は母親から姉に格下げされたが、より美しい頃に戻れてまんざらでもなさそうだ。娘たちも年相応のカラダに戻れて満足げ。ヒルダのみ露出度高めの旧型の虜囚服だったが晴れて新型に格上げされた。ここに女王たちの虜囚化が完成し、ヒルダたちは新型の虜囚服に身を包んで誇らしげ。まるでザクロのようにギザギザした柔らかい革でふくらみをそっと包み込まれている。だが女王たちの金色に輝く胸のつぼみはツンと上向いていない。しかも満開にはほど遠く、せいぜい3分咲きから5分咲きにとどまった。このあたりのアンバランスさが虜囚生活の複雑さを如実に表していた。