ドロシーとルーラの訓練3
7月27日。ドロシーとルーラはアヤセ公国でヘルガたちと訓練を行った。私たちはラミアの事務所の更衣室で紺のスク水に着替えた。通訳は白のワンピースだが、ライトグリーンの下着が彼女をより幼く魅せた。アヤセ公国に着くと訓練場所は森の中の広場。私たちはマリアとの雑談に花を咲かせた。ラミアは私たちが教護院に入れば釈放されるまで臨時スタッフとして私たちに付き添う。ヘルガは私。リミアはルーラと組んで柔軟体操を始めた。雑談タイムでも私たちは冗舌。前半はマジカルキックから始めた。今日から3つの新技が加わり、私たちは先生方に一矢報いたい。私はミドルキックとローキック。妹はハイキックとローキックのコンビネーションで攻めた。だが序盤からマリアに押し込まれ、私たちは大木へと押しやられた。通訳までもが巻き込まれ、わずか開始1分で劣勢に。上半身をまさぐられ、私たちはラミアと一緒に甘い声を上げた。だがこのまま終わるわけにはいかない。あっさり開放された私たちは気を取り直し、マジカルキックを繰り出した。だが虫が湧き、しばしば中断。再開しても地上戦でヘルガたちを圧倒できない。たまらずルーラはカカト落としを繰り出した。だが縦に1回転するため威力はあるがタイミングを合わせにくい。妹はリミアの手前でキック。私もカカト落としを繰り出したが、ヘルガを通過した。マジカルキックは安定したが、しばしば中断を余儀なくされた。そのため地上戦で乗り切れずマリアに圧倒された。大木を背にして上半身をネットリ責め立てられ、通訳までもがよがり声を上げる有り様。私はハイキック。ルーラはミドルキックを増やすも散発的。私はラリアートを繰り出したが、両腕を目いっぱい広げられて鼻先で生地越しに乳輪を刺激された。妹もラリアートを繰り出したが、両腕を目いっぱい広げられて鼻先で生地越しに乳輪を刺激された。ぐ、グリグリしないでえっ。私たちはあまりにもマニアックな責めに当惑しながらも自慢の胸のつぼみをコリコリにされまくった。ようやく両腕を開放された頃には乳頭が鋭く尖り、よだれで水着がベトベトにされた。マジカルキックで反撃しようにもまたもや中断。私たちは地上戦でも大苦戦を強いられた。回転キックに切り替えた頃には時間が残り少なく、またもや大木に押しやられたが、前半終了のチャイムに救われた。ヘルガたちに上半身を責め立てられた私たちはひざから崩れ落ちた。後半は回転キックから始めたが、立ち上がりからマリアに押し込まれた。ルーラはコンドルキックを繰り出したが、アームカバーを股のスキマに押し込まれてスリットラインをこすり上げられた。私もコンドルキックを繰り出したが、アームカバーを股のスキマに押しやられてスリットラインをこすり上げられた。「んくっ・・・ふ・・・く・・・んはあっ♥」「あんっ・・・く・・・ん・・・ふわあっ♥」マリアの考案した急造シーソーの前に私たちは開始わずか12分で完全に崩壊させられた。アームカバーは腕に合わせて自在に曲がる。ヘルガたちの細腕1本で私たちは完全に沈黙させられた。空中に浮いたままの状態でスク水を脱がされた。白のブーツも脱ぎ捨てられ、下半身はくるぶしまでのソックスのみ。マリアは私たちのアソコにむしゃぶりつき、鼻先でクリトリスをチョンチョンと刺激した。私たちはマリアの頭を抱き締めながらよがり狂った。私たちはフワフワと空中を漂いながら何度も何度も小爆発を繰り返した。帰宅してもなお私たちはボーッとしていた。「もう私たちお嫁に行けないわ」「でも最後くらい先生方に勝たないと見捨てられちゃう」私たちはふて寝してておヘソ丸出し。いやソックス以外何にも身にまとわず部屋でゴロゴロしてた。訓練ノートすらつけず、起き上がる気力さえ湧いてこない。女の子であることすら忘れ、ひたすらお菓子とジュースに溺れた。シャワーを浴びてないから汗臭いが、行くのが面倒。だが魔王さまはこんな私たちを見捨てなかった。ラミアからの電話で彼らはこんな話をした。かつてある漫画家がいた。その人は近年ヒット作に恵まれずアニメ会社はあえなく倒産。ようやく掴んだ新連載は3話で終わると編集部で囁かれた。だがその漫画家は不死鳥のごとく復活を遂げた。ソレがあの[ブラック・ジャック]。たまたま同時期に医療系の企画が2本あったが、選ばれたのが手塚治虫。[ブラック・ジャック]が日本初の医療系漫画であることを知る人はあまりいない。シャフトはゴミカスだが手塚治虫をリスペクトする人は異世界に少なくない。「メルティーナイツは必ず復活する」と魔王さまは言った。彼らは目先の勝ち負けにこだわらない。むしろ大切なのは負けた後であり、ソレを次に生かせばいい。最近メルティーナイツに否定的な声が出始めたが、魔王さまは一笑に付した。「私たちはあの子たちを信じている」私たちはシャワールームに向かった。