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ドロシーとルーラの訓練2

7月13日。ドロシーとルーラはアヤセ公国でヘルガたちと訓練を行った。私たちはラミアの事務所の更衣室で紺のスク水に着替えた。通訳はグリーンの妖精服。「ドロシーは慣れた?」「そうね」「ルーラは?」「私も慣れたわ」今日が終われば半分が終わる。すでに折り返し点にいた。私たちはアヤセ公国に着いた。訓練場所は無人島のビーチ。海が近いから虫が少なそう。この時期は虫が本気を出してくるからどんな場所でも安心できない。マリアは上機嫌。給料は安いが私たちの活躍次第で国から特別ボーナスが支給される。マスコミに節度があるからこそ私たちは安心して訓練や対戦に専念できるし、安心して暮らせるのだ。ヘルガは私。リミアは妹と組んで柔軟体操を始めた。マリアが合わせてくれるので体操はスムーズ。雑談タイムでも私たちは冗舌。私たちはマジカルキックから始めた。私はヘルガにかわされて転がされたが、虫がいなくてホッとした。ルーラはリミアにヒットし、フワリと着地。私はミドルキックとローキック。妹はハイキックとローキックのコンビネーションを磨いた。左右両足のバランスを意識したが、前回よりスムーズ。ルーラはラリアートを繰り出したが、意表を突いた。アームカバーで受けられ、もう片方を繰り出したのだ。リミアにヒットし、幸先のいいスタート。私もラリアートを繰り出したが、マリアに腕を合わせられてフォークダンスを踊る羽目に。さ、冴えないわね。妹はリミアに押し込まれても落ち着いて対応した。私はヘルガに押し込まれて動揺したが、何とか押し返した。世代の違いかしら。慣れてくるとお触りが増えてきたが、なぜかラミアまでもがお触りされてるのが不思議。通訳は先生方にも愛されてるみたいだし。だがソレは私たちの感覚をマヒさせた。[あの子もされてるから]という安心感がヘルガたちのお触りを許したのだ。かと言って激しくはされず、私たちを安心させた。私がされてもルーラは嫉妬せず、妹がされても私は嫉妬を覚えなかった。ラミアの甘い吐息を聞かされるたびに私たちは安堵した。私はハイキック。ルーラはミドルキックを増やしたが、さほど戦況は変わらない。ま、まだアクセントになり得てない?密かに焦った。なぜかマリアに押し込まれ、私たちはモヤモヤした。「ヘルガたちに効いてないのかな?」「そのうち効くよお姉ちゃん」ハーフタイムに通訳を交えて話し合いを重ねたが、もちろん策などない。私たちは回転キックから始めたが、まだマリアに動きはない。だが戦況はこう着した。ルーラはフローラルを繰り出したが、リミアを通り過ぎた。私はバイシクルを繰り出したが、着地に失敗しヘルガに襲われた。かろうじて逃げたが、間一髪。せ、先生方にも狙われそう。妹はラリアートを繰り出したが、おなかにひざを当てられた。本気ではないが、ルーラはヒヤリとさせられた。私もラリアートを繰り出したが、おなかにひざを当てられた。グッとおなかにめり込んだが本気じゃなかった。妹はバイシクルを繰り出したが、回転できず。あら?ルーラはリミアに足首を片手で掴まれて吊るされた。私はフローラルを繰り出したがヘルガを通り越した。妹はマリアに下着姿を丸出しにされたまま話し込んでるし、手が空いたヘルガはラミアにまで手を出した。すると私は面白くない。いやのけ者にしないでよ。かと言って私までマリアに吊るされちゃったら訓練にならないわ。でもルーラはまだリミアとイチャイチャしてる。私はモヤモヤしたままラリアートを繰り出した。するとかわされ、私は四つんばいに倒れた。そのまま両足をつかまれ、私はひたすら歩かされた。ようやく開放された頃には私は肩で激しく呼吸していた。隣には妹がいたが、すでに戦う顔をしていなかった。そして脇には通訳。ラミアはすっかり上気していた。帰宅した私は何だかモヤモヤした。まるで先生方との次の対戦を見させられたかのような後味の悪さ。だが私たちはメルティーナイツの中軸をなしており、もはや後戻りは許されなかった。最新号をめくるとインゲとミランダの幼児化の兆候が見える。姉は自身のふくらみに違和感を覚え妹までもが違和感を訴えた。ヒルダとインゲはバストダウンを考え始める。バストダウンは搾乳機にかけられてふくらみの形を保ちつつ、徐々にサイズダウンしていく。だが各々の立場や品位を損なう恐れがあり踏み出せない。カヒーナとミランダにはプチバストダウンがあり、バストサイズをわずか数センチ下げるだけ。女王たちは搾乳機の視察を特別に赦され、廃牧場を視察。ソコには搾乳機タイプAと搾乳機タイプBが2台ずつ並んでいた。黒光りした搾乳機はタイプAがバストダウン。タイプBがプチバストダウン。ヒルダとインゲはタイプAに慄然としたが、カヒーナとミランダはタイプBに惹かれた。サイズ感がお手頃。搾乳機は娘たちのふくらみに吸い付くかのようにフィットした。

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