目次 次へ 1/13 プロローグ 別れるんだから! 律子はOL。 珍しくお付き合いできた彼と、どうしてもやって行けなくなった。 「今日こそちゃんと言おう」 相手を会社の屋上に呼び出した。 イケメンの藤崎君、年下。 彼は二股をかけている。 いや、三つ股? だって、香でしょ、真弓でしょ……。 みんな同僚じゃん! 酷いわ。酷過ぎる。 来た。 「何、こんなところに呼び出して?」 藤崎君は爽やかな笑顔で言った。 もう、その笑顔には騙されない。 律子は意を決して言った。 「結婚して下さい」