ホテルの回答と守秘義務
個別案件については守秘義務があるので、答えられないというのはもっともだ。これをもって、ホテルが口裏あわせをしたような印象操作をするべきではない。
しかし、総理は国会で個別のことを聞いてくれといった。これって、本来は公開していいというお墨付きなんではないか。
答えられないことを聞いてくれってのはだいたいおかしい話だ。ならば、答えてくれるはずだから聞いてくれって解釈が自然。もっとも日本語がおぼつかない総理のことだからこんなこと理解できて無いだろうが。
それに、国会のやりとりについて部外者に真偽をきくのもまちがいだ。このような、相手が答えられない質問をするメディアは、それを誘導している。
総理自らが、直接聞いていいといっているのだから、答えてもらってかまわないという意味か問いただす必要がある。NGなら、その発言自体が本当に意味のない答弁である。OKなら堂々と答えてもらえばいい。逆に守秘義務に触れない聞き方をすれば丁寧に答えてくれる。これは忖度ではない。質問者が恣意的に答えを誘導することは、メディアとして恥ずかしいと思わないのだろうか。
総理は、自分の案件だけ特別扱いしたっていってほしそうだけど、それでは寄付とかになってしまう。そっちの罪でいいのかい?一般論に乗っても、例外に乗ってもNGなんだぜ。だから白黒つけずに、あいまいのままにしておこうって魂胆なだろうが、ウィルス対策同様、すでにフェーズが変わってしまったことに気付いてないようだね。