百四十五話 ロボットでも女性の姿
「ドッ!!」
ハマチは光を放った瞬間、凪が放った闇が消えた。
「ほらね。闇は光に照らされるだけで消える。」
ハマチはそう言った。
「相性が悪すぎるってやつか…」
凪はそう言った。
「凪…俺は大丈夫だ…」
爽はそう言うとゆっくり立ち上がった。
「まだ立てるのか…」
ハマチはそう言うと爽は足に毒の魔法をチャージした。
「行くぞ…!」
爽はそう言うと、足にチャージした魔法を解放してハマチに向かって跳んだ。
「ドッ!!」
爽は毒の拳でハマチの腹をパンチした。
「くがぁ…!!」
ハマチはそう悲鳴を上げた。
「このやろう!!」
ハマチはそう言うと、腹から爽に向かってたくさんのビームを放った。
「また行くぞ…!!」
爽はそう言うと再び足に毒の魔法チャージした魔法を解放してハマチに向かって跳んでハマチの腹をパンチした。
「ぐはっ…!!は…速い…!瞬発力が凄く上昇した…!僕が光をまとって移動する前にパンチされた…!!」
ハマチはそう思った。
「もう1回行くぞ!」
爽はそう叫んだ。
「ロボット助けろ!!」
ハマチはそう叫んだ瞬間、女性のロボットがたくさん部屋に入って来た。
「えぇ!?」
爽は驚いてそう言った。
「みんな僕を守れ!!」
ハマチはそう言うと女性のロボット達はハマチの周りを囲んだ。
「くそっ…!!女性を盾に使うとは…!!」
爽はそう言った。
「いやロボットなんだけど…」
凪はそう言った。
「俺は…!!ロボットでも女性の姿してても攻撃したくない…!!」
爽はそう言った。
「えぇーー!?」
凪は驚いてそう言った。
「いや〜ごめん…」
爽はそう言った。
「ものすごく困った…ロボットだったら…僕の不自然魔法の催眠術が効かないよね…」
凪はそう思った。
「ここにくる途中で…武器を城から借りようとしたけど大鎌なかったし…」
凪はそう思った。
「じゃあ毒で僕の武器作ってくれない?頑張って掴むから…」
凪は爽にそう言った。
「いや〜それでも俺が攻撃したことになるから…」
爽はそう言った。
「僕の不自然魔法は目を出す。」
ハマチはそう言うと部屋の壁と天井と床いっぱいにたくさん目の模様が出現した。
「め…目がたくさん…」
凪は驚いてそう言った。
「これ全部僕の目と繋がってるから。」
ハマチはそう言うと、出現した全ての目の模様に光とビームの魔法をチャージし始めた。
「ヤバい…このままじゃあ…!!そうだ!!模様の目に催眠の魔法をかけたら本人に効くかな…!!」
凪はそう言うと、目の模様1つに催眠術の魔法をかけようとした。
「うぅ…催眠術か…」
ハマチはそう言うと凪が見てる目の模様を消した。
「危ないな…」
ハマチは安心してそう言った。
「だめだ…模様1つ消しただけだ…」
凪はそう言った。
「凪…俺ロボットの女性を攻撃する。」
爽は凪にそう言った。
「いや!!やりたくない!!」
爽はそう叫んだ。